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エステティシャンになるにはどうしたらいい?勉強法や必要な資格など解説

  • UPDATE:2024.02.29.Thu |
  • ENTRY:2022.07.25.Mon

エステティシャンは、業種で言えば、脱毛・フェイシャル・痩身サロンなどの、美容に関する業界で働く方のことを指します。

厚生労働省では、「手技または化粧品・機器などを用いて、人の皮膚を美化し、体型を整えるなどの指導または施術」に該当する職業と定義づけされています。

エステ業界でもさまざまな業種があるため、これからエステティシャンを目指している方は、どの分野を目指すのかをはっきりとする必要があるでしょう。

目指す分野が決まってしまえば、取得するべき資格なども決まります。

この記事では、これからエステティシャンを目指そうと思っている方に向けて、エステティシャンの概要や取得するべき資格などについて解説します。

CIN GROUPでは、これまで1,000店舗以上の美容サロンの集客・経営サポートを行なってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

参考:エステティック業

エステティシャンの仕事内容とは?

カウンセリングをする

エステサロンで最も大切な仕事内容とも言えるのがカウンセリングです。

エステサロンに通うお客様は、「今よりも美しくなりたい。」、「悩みを改善したい。」といった想いを持って来店します。

そのようなお客様に対して、しっかりと効果を出せる施術を提案したり、商材を紹介するためにしっかりとカウンセリングをする必要があるのです。

カウンセリングでは、お客様から全ての情報を引き出すために、お客様の発言はもちろん、聞き出す能力も重要なポイントでしょう。

そのため、施術スキルや知識だけでなく、お客様の想いを理解するコミュニケーション能力や、寄り添える性格であることもエステティシャンが求められる要素です。

施術をする

カウンセリングを行い、お客様に適切な施術方法や商品を提供することになります。

エステの施術の種類としては、フェイシャル・ボディのトリートメントや痩身、フェイシャルケア、脱毛、ネイル・フットケアなどが挙げられるでしょう。
手を使った施術することもあれば、機器を利用しての施術が中心となることもありますので、自分が目指す業種とのミスマッチをしないように目指す段階で明確にすることも大切です。

リラクゼーションとの違い

冒頭でも説明したように、エステティック業は「手技又は化粧品・機器等を用いて、人の皮膚を美化し、体型を整えるなどの指導又は施術を行う事業所」と定義されています。

一方で、リラクゼーション業は「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う事業所」と定義されているため、表現に少し違いがあることがわかるでしょう。

基本的にリラクゼーションサロンは、手業が中心で、もみほぐしやアロママッサージなどが該当します。

特に最近では、基本的にエステ業は、機器を利用し手を使わないことも多いということも覚えておきましょう。

エステティシャンの年収は?

エステ業に従事している方の平均年収は、300〜400万円前後と言われています。

もちろん、これは経験年数や就職する店舗の規模、そして地方や都会などの地域差も大きいです。また、初任給は約18万円、3年ほど勤務することで20万円前後になるケースが多いと言われています。

さらに、店舗によっては基本給の他に、歩合制を採用しているところもあり、契約数や施術数によって給料が変動することもあるでしょう。

他の業種の30代の平均年収である437万円、40代は502万円ですので、全体で300〜400万円のエステ業は少ないと言えるかもしれません。

しかし、エステ業は経験を積んだ後に独立する方も多く、成功すれば平均年収も1,000万円を超える方も多いです。

将来的にエステ業で稼ぎたいと考えている方は、独立を意識しながら働くことも大切です。

参考:平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報【最新版】| doda

お給料や年収を上げるには?

従業員として働きながら給料や年収を上げたいと考えているならば、専門的な知識が得られる資格を取得したり、出来高で給料が変わるサロンを探すことも検討すると良いでしょう。

未経験だとしても資格保有者を優遇して採用しているサロンも多く、有名なサロンに週力できた場合、初任給でも他の店舗より多く給料をもらえることもあります。

歩合制のサロンだと、専門的な知識でお客様を獲得することにもつながりますので、給料UPの可能性も広がるでしょう。

全くの未経験からエステティシャンを目指す場合は、資格取得が最も給料UPするために現実的です。

また、エステティシャンの給料はすぐに頭打ちになり、スタッフの場合は高年収を目指すことは難しいでしょう。

そのため、経験を積んだ後に稼ぐために、独立して年収UPを目指すことが必要です。

エステティシャンのキャリアパス

エステティシャンのキャリアの流れとしては、下記のような流れになることが多いです。

  • エステティシャンになるための勉強(資格・専門学校)
  • スタッフとして勤務(3〜5年)
  • 店長やエリアマネージャーになる
  • 独立する(講師やインストラクター含む)

エステティシャンのキャリアでは、店舗型の場合は店長になったりエリアマネージャーになることが多いです。

その先は、自分の店舗を持って独立をしたり、美容講師やインストラクターになったりなどフリーランスのような働き方をする方もいらっしゃいます。

エステ業界は、開業や独立をするために特別な資格は必要ではないので、経験を積んだ後は稼ぐために新しい挑戦をされる方も多いです。

エステティシャンとして長く生きていくならば、最終的なキャリアを具体的にイメージすることも大切でしょう。

エステティシャンに資格は必要?

 

資格取得を目指す方は、美容師免許のような国家資格はなく、民間資格を取得することになります。

国家資格の取得は必要ないため、実際は民間資格を1つも持っていなくても、エステティシャンになることは可能です。

しかし、資格を持っていなくても大丈夫ですが、資格を持っている方が美容に関する専門的な知識を得られますし、就職にも有利となることが多いです。

また、資格の中には独立を見据えて、経営面の知識を学ぶこともできますし、講師になれるチャンスを与えられることもあります。

そのため、信用問題や、自分の将来のキャリアのために資格は持っておいた方が良いでしょう。

高卒・主婦でも大丈夫?エステティシャンになるには

エステティシャンを目指す方の中には、「最終学歴が高卒だけど大丈夫?」、「主婦だけどエステティシャンになれる?」と疑問に思われる方もいるでしょう。

結論から言ってしまうと、エステティシャンは誰でも目指すことができます

エステに限らず美容業界は、最終学歴はほとんど関係がないですし、志があれば高卒でも主婦でも誰でもエステティシャンになることができるのです。

この項目では、実際にどのような手順でエステティシャンになるのかを紹介します。

美容専門学校へ行く

高校生の方でエステティシャンを目指す方は、卒業後の進路として美容系の専門学校に進学することがおすすめです。

専門学校によってトータルビューティーコースやエステティックコースといった美容系のコースが用意されており、2年間で約200万ほどの授業料がかかります。

2年間しっかりと美容系の知識をつけることができるだけでなく、実技の授業もあります。

美容師免許の国家資格を取りながら、他の資格も取ることができ、将来的に明確な業種が決まっていなくてもどの業種でも必要な知識を身に着けることができるでしょう。

また、専門学校は高校生だけでなく、一般の人でも入学することができます。

もし、2年の学習期間を取ることできるのならば、社会人でも専門学校に入学し、専門的な知識を学習することも選択肢の1つです。

スクールで学ぶ

最近では、通信制のオンラインスクールや、週末や仕事後に通うことができる美容系スクールも充実しています。

社会人の方で、これからエステティック業界に転職をしようと思っている方は、費用も抑えられますし、時間を効率よく活用することができるのでおすすめです。

コースも充実しているので、本当に自分が興味があるものを選ぶことができます。

まずは、自分が興味がある分野を明確にしてから、その業種を専門的に学べるスクールを選ぶと良いでしょう。

サロンで働きながら学ぶ

美容系の専門学校やスクールに通ったことがなくても、美容サロンに就職することは可能です。

実際に働き始めてから資格取得を目指す方も決して少なく、実務経験を積みながら勉強をしている方も多いです。

美容サロンの中には、金銭的に資格取得を支援していたり、自社で資格を提供している店舗もあります

完全に未経験だとしても、営業時間前後や営業中に練習することができることもありますし、実際に働きながらの方が効率的にスキルアップができることもメリットです。

未経験だけど、エステ業界で働きたいと強く思っている方は、美容サロンで働きながら知識や経験を得ることも検討すると良いでしょう。

独学でエステティシャンになれる?

基本的に、未経験から美容サロンで施術者として働くならば、最初に研修期間で必要な知識を叩き込まれます。

しっかりとした技術・知識を持ち合わせていない状態だと、お客様に効果を実感してもらえないだけでなく、怪我や皮膚の不調を引き起こしてしまうかもしれません

そのため、独学で勉強して、いきなりエステティシャンとして開業するといった方は珍しいです。

ある程度の期間の勤務経験を経ることで、技術・知識を得ることができ独立といったケースが一般的と言えるでしょう。

ちなみに、マツエクサロンでは美容師免許、医療脱毛では医師免許が必要となるので、資格を持っていなければ施術を行うことはできません。

おすすめの資格一覧

AEA認定エステティシャン

AEA認定エステティシャンは、日本エステティック業界が実施している資格です。

  • AEA認定エステティシャン(基礎資格)
  • AEA認定エステティシャン(上位資格)
  • AEA認定エステティシャン(最上位資格)

AEA認定エステティシャンは、上記のように3つのレベルに別れており、レベルに応じてステップアップを目指すことができます

それぞれのレベル感や受験資格については下記の表にまとめていますので、参考にしてください。

受験資格 受験料金 レベル
AEA認定エステティシャン(基礎資格) エステティックに関連する実務経験を1年以上 10,560円(筆記)
13,640円(技術力確認試験)
キャリアスタート
AEA認定エステティシャン(上位資格) エステティックに関連する実務経験を2年以上 14,300円(筆記)
17,600円(実技試験)
サロンの中核として実践的に活躍できるレベル
AEA認定エステティシャン(最上位資格) 上級資格の資格取得後、2年以上の実務経験。
上級資格の資格を保有し、通算3年以上の実務経験
17,600円(筆記試験)
27,500円(実技試験)
技術や理論な面でフォローし人材育成が出来るレベル

試験は年に2回、1・9月頃に筆記試験が行われ、3・12月頃に実技試験が行われます。

基礎レベルでも受験資格では、実務経験が1年以上求められるので、全くの未経験の方ではなく、すでに美容業界で働いている方が取得を目指すことになるでしょう。

AEA認定エステティシャンの資格は、美容業界では非常に信用性の高い資格ですので、就職したらすぐに勉強に取りかかり、上位資格の取得を取得することをおすすめします。

将来的に独立や講師を目指す方は、最上位資格の取得を目指すことも検討しましょう。

参考:エステティシャンになる

AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー

AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザーは、一般社団法人日本エステティック協会が実施している資格です。

基本的な美容の知識・技術を持ち、基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有することを証明する資格となっています。

費用は、資格取得講座及び受験料が税込で33,000円、資格認定登録料が11,000円です。*

2021年は、11月15・16日の2日間で講座が開かれ、12月12日に資格取得試験が実施されました。

2022年はまだ試験の詳細が公表されていないものの、同じような日程で講座と試験が設定される可能性は高いです。

受験資格は、当協会が認定した学校でのコースの受講、あるいは実務経験がある方が受験することができます。

※1年ごとに自動更新

参考:資格・検定 | 一般社団法人日本エステティック業界

まとめ

この記事では、エステティシャンを目指そうかと思っている方に向けて、エステ業界の動向やおすすめの資格について紹介しました。

エステ業は「お客様の綺麗になりたい」という要望を叶える人気の職業です。

平均年収は、他の業種と比べると少ないものの、独立や開業をすることで大きな収入増を期待できることも魅力的でしょう。

まずは、実務経験を積むために美容サロンに就職をしたり、スクールに通って専門的な知識を得られるように行動することが大切です。

 

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