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整体師として開業するために必要な資格は?注意事項も含めて解説!

  • UPDATE:2023.04.14.Fri |
  • ENTRY:2021.06.18.Fri

整体師として開業するために、「何か特別な資格はあるの?」「開業する際に何か注意すべきことはあるの?」といった疑問を持っている方は多いでしょう。

この記事では、整体師を目指している方や、独立して開業を目指す方に向けて、

  • 整体師は資格が必要なのか?
  • 国家資格を持っていないとできないこと
  • 持っておくべき民間資格と取得方法

などについて詳しく解説していきます。整体師として独立を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

整体師が資格がなくてもできること

整体師はゆがんでいる関節や骨格を、手や足を使って矯正する技術を持ち合わせている方を指します。

整体には、国家資格を持っていないとできない施術と、国家資格を持っていなくてもできる施術の2つに分類することができます。

まずは、国家資格を持っていなくても大丈夫な施術を簡単に紹介していきます。

もみほぐし

もみほぐしとは、言葉の通り筋肉を揉むことで疲労回復やリラックス効果を目的に行う施術のことを指しています。

後で詳しく説明しますが、「マッサージ」は治療目的(医療行為)に当たるため、国家資格を持っていなければいけません。

一方のもみほぐしは治療目的ではなく、あくまで筋肉をほぐし血行の改善(癒し効果)が目的です。

「仕事や運動で疲れを感じている…」という方が通う店舗は、もみほぐしのお店を選んでいるということになります。

リラクゼーション

リラクゼーションサロンは、癒しを目的とする幅広い業種が当てはまります。

すでに説明したもみほぐしもリラクゼーションサロンの一部ですが、他には下記のような店舗があります。

  • リフレクソロジー(足つぼ)
  • カイロプラクティック
  • アロマセラピー
  • ヨガスタジオや温浴施設

こういった業種は施術する際に、国家資格を保有していなくても施術をすることは可能です。

国家資格を持っていないとできないこと

整体師の資格は、国家資格は必要なく全て民間の資格で取得することができます

ただ、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師といった国家資格と混同しやすいため注意が必要です。

開業するだけならば問題はないものの、国家資格を持っていないのにも関わらず医療行為を行なってお客様を怪我させてしまうと罪に問われる可能性があります

こちらの項目では、国家資格を持っていなければできないことや、注意しなければいけない事について解説しています。

柔道整復

柔道整復は、主に骨折、脱臼、捻挫などの怪我の治療を目的としています。

柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師を保有している方は、主に整骨院や接骨院を開業する方が多いです。

これらの資格を持っていることで、屋号に「整骨」「接骨」ならびに「マッサージ」といった文言を掲げることができますが、整体師は使用することができません

あん摩マッサージ指圧

あん摩マッサージ指圧は、肩こりや腰痛を押す・揉む・叩くといった手法を使って体の不調を改善することが目的です。

もみほぐしとの違いが曖昧だと感じるかもしれませんが、医療行為ですので保険が適応されます。

整体師は、あん摩マッサージ指圧師を連想させるような「あん摩」「マッサージ」「指圧」などの言葉を使用することは禁じられています

鍼灸

上記2つの他に、混同されやすい国家資格では鍼灸師があります。

鍼灸は、「はり」や「きゅう」を使って、体のツボを刺激することで自然治癒力を高める方法です。

鍼灸も医療行為に分類されるため整体師は施術をすることはできません。

整体師が持っていると良い民間資格


資格を持っていなくても整体師になることはできますが、知識を持っているアピールをする上で民間の資格を持っておくとお客様から信頼を得やすいです。

そこで整体師として活躍していく上で、代表的な民間資格を3つ紹介します。

整体師

民間の整体師の資格は、MTC療術師協会認定する専門学校に入学し、コース修了後に試験に合格する事で取得することができます。

体の矯正に関する知識やストレッチ法といった実技の他にも、基礎解剖学や生理学の知識を学びます。

コースの費用は35〜70万円ほどで、取得にかかる時間は36〜108時間程度で資格取得が可能です。

参考:東京MTC学院

療術師

療術師は、背骨や骨盤などの骨格や筋肉の矯正や電気療法によって、自然治癒力を高める施術をするための知識が必要になります。

目的や期間によって費用は幅広く設定されておりますが、手に職をつけるレベルだと半年間で4,50万円〜程度でしょう。

参考サイト:東京療術学院

整体セラピスト

整体セラピストの資格は、日本整体セラピスト協会が認定するスクールで、コースを修了後に取得することができます。

推薦状が送られてきますので、それと同時に会員になることができ、療術師として開業することが可能となります。

参考サイト:日本整体セラピスト認定協会

資格の取り方

通信講座

メリット デメリット
・時間を有効活用できる
・費用が安価
・就職サポートに不安がある
・実技に弱い

民間資格の場合、通信講座での資格取得を目指したコースが用意されています。

通信講座のメリットは、空き時間を有効に活用できるため、他に仕事をしている方でも通うことができることでしょう。

また、費用面から見ても通学よりも安く抑えられる傾向があります。

一方で、就職を目指している方なら就職・転職サポートの手厚さや実技の面で不安が残ります。

通学

メリット デメリット
・就職のサポートをしてくれるところも多い
・実際に見て学べる
・時間に縛られる

目指す資格の認定学校に直接通うメリットは、実際に見て学べることでしょう。

整体師は知識だけでなく、実際に自分の体や機械を使って施術する必要があります。実技面でのスキルは通学での方が実力をつけることができます。

また、就職・転職サポートが充実しているため、コース修了後に就職先を紹介してくれることも魅力的です。

ただ、授業・通学時間が決まっているため、仕事をしながら学校に通うのは難しいかもしれません。

資格があることによって変わること

信頼感を得られる

整体師は資格が必要ないとは言っても、資格を持っている人とそうでない人ではお客様からの信頼感が明らかに異なります

独立・開業を目指している人ならば、スタッフを募集する際にも、店長が資格を保有しているかをチェックしている方が多いです。

開業しやすくなる

整体に関する資格のコースでは、開業する際の知識や整体院を運営していく知識も学ぶことができます。

さらに、資格を保有していることでプロフィールに書けるため集客がしやすいです。

店舗に勤めてから開業する時には固定客もついているはずですし、十分な知識もあるためスムーズに開業ができるでしょう。

年収が上がる

今すぐに独立をしたいと思っていない方でも、有資格者だと勤め先での給料が他の方よりも高い可能性があります。

また、資格を持っていることでお客さんから指名されることが増えれば、歩合制でも有利になるでしょう。

まとめ

もみほぐしやリラクゼーションサロンのような「癒し目的」の施術は、国家資格は必要はなく、「治療目的」では、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師のような国家資格を持っている必要があります。

整体師は民間の資格のみで目指すことができますが、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師と混同しやすいため、両者の違いもしっかりと押さえておきましょう。

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