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エステサロンのフランチャイズで開業は現実的か?

  • ENTRY:2021.01.15.Fri
  • | UPDATE:2021.02.15.月

エステサロンの開業を検討されている方向けに、特に「フランチャイズ開業」について解説していきます。

近年では、女性の美意識だけでなく、男性の美容に対する認識も変化してきており、美容業界で新たな風が吹いていますよね。また、「エステは高い」という一般的なイメージが強かったのですが、若い世代の利用も高まったことで、リーズナブルな価格で施術を受けられるところも多くなってきました。

その流れからか、脱毛や痩身といった分野でも開業をしてみたい!といった方が増えています。ただ、エステサロンを開業してみたいけど美容業界は未経験だし、知識も浅いから開業なんて無理だよね。。。と感じてしまう方も多いでしょう。

フランチャイズでの開業は、そのような方に適していますので、この記事を参考に開業までのイメージを掴んでみてください。

ただ、フランチャイズでの開業は通常の開業と特徴が異なる点、注意しなければいけない点があるので、事前にメリット・デメリットを理解しておきましょう。

エステサロンをフランチャイズで開業する意味は?

まずは、エステサロンのフランチャイズでの開業を簡単におさらいしておきましょう。

フランチャイズはコンビニやレストランなどの飲食店でもよく行われている経営方法です。エステサロンのような美容サロンでも、フランチャイズの店舗のところは多いため、開業経験だったり知識がなくても独立開業したい方でも挑戦することは可能なんです!

最初からある程度システムが確立しているブランドの会社と契約を結ぶことになります。

つまり、店舗が複数があるため、開業に向けてのサポートだけでなく経営や運営も本部のマニュアルから提供されるということですね。

もちろん、店舗の賃料や、従業員の人件費、施術にかかる経費は加盟店の負担になってしまいますが、資金と意欲があれば開業できます。

エステサロンをフランチャイズで開業するメリット・デメリット

それではまず、気になるフランチャイズで開業するメリット・デメリットについて解説していきます。

フランチャイズで開業する場合と、自分で店舗を持つ場合としっかりと比較し、目標に適した方を選べるように理解しましょう。

フランチャイズの3つのメリット

まずは、エステサロンをフランチャイズで開業するメリットは大きく分けると、以下の3点。

・本部のサポートが得られる (経営知識がなくても難易度が低い)
・名前が知られているため初期の集客費用が抑えられる
・開業コストが抑えられる

それぞれ簡単に紹介しますね。

【メリット1】本部のサポートが得られる

やはり、フランチャイズに加盟することでの最大のメリットは、本部からのサポートです。特に開業経験であったり、美容サロンでの経験が浅い人は、経営知識も乏しいのでわからないことばかりなはず。

開業前から開業後の経営指導を本部から研修を受けることもできます。本部はこれまで培ってきた経営知識がありますし、システム化されているため効率的に集客できる方法を教えてくれるので、経験不足な人でも比較的安心して開業できますね。

極端な例を出すと、全くの未経験の方でも新しい分野に挑戦したい!という意思があれば、エステサロンのオーナーになることも可能です。

【メリット2】費用や手間がかからない

フランチャイズでは、事業に必要な商品や原材料は店舗全体で仕入れられるため、コストと手間が抑えられる場合があります。

本部にもよりますが、物件の費用を負担してくれたり、一部経費を負担してくれる場合もありますので、開業資金を豊富に持ち合わせていない方にとって負担が小さくなりますね。

また名前がある程度知られているので、開業してから補助金や助成金の申請が通りやすい傾向があることも特徴です。

【メリット3】初期の集客コストが抑えられる

個人で開業する場合、開業後の集客が大きな課題となります。

その点、フランチャイズに加盟するとすでにブランド力がありますので、開店初日からまったくお客さんが来ない…ということもほとんどあり得ません。

普通なら、開業前から集客の対策をする必要があります。チラシ配り・集客媒体の利用・SNSでの発信・ホームページの作成は、費用と手間がかかってしまうのが普通なんです。

もちろん、フランチャイズだからと言って集客対策をしないのではあり得ませんが、開業初期の集客難易度は個人での開業よりも難易度が全く異なります。

フランチャイズのデメリット

フランチャイズに加盟することで本部からのサポートや、開業費用が抑えられることはお分かりいただけたと思います。それでは、次はフランチャイズならではのデメリットも紹介しておきます。

・自由度が低い
・悪いイメージを持たれると経営が困難になる
・閉店のタイミングに注意

【デメリット1】自由度が低い

フランチャイズに加盟すると、基本的に本部のシステムや経営方針に従わなければいけません。

自分が理想とする店舗像があったとしても、100%実現はほぼできないと言っていいでしょう。メニューやサービスに制限がある場合が多く、自分の意見を反映することが難しいです。

経営をより良くしたい!と思っている人でも、施術やサービスの変更を希望しても通らないとなると、オーナーとしてのモチベーションを保つのはできません。

自分好みのエステサロンを作りたい方はフランチャイズに加盟することは向いていないと言えますね。

【デメリット2】悪いイメージを持たれた時に経営に影響が出やすい

メリットでも説明しましたが、フランチャイズは開業当初から名前が知られているため、集客がしやすいです。

ここだけ聞くとメリットなのですが、デメリットにもなり得ることに注意しましょう。

フランチャイズに加盟するということは、同じ名前の他の店舗で不祥事や問題が起こった時にダイレクトに影響を受けてしまいます。個人での開業は、問題を起こした時は「自己責任だから仕方ないか」と納得できても、自分の店舗で問題を起こしたわけでもないのに、経営に影響が出てしまうと納得できませんよね。

ブランド力が最初から保証されているのは、良いことだけでなく悪いことの影響も受けやすいことを覚えておきましょう。

【デメリット3】閉店のタイミングによっては違約金を支払うケースがある

デメリット1,2で紹介した自由度や、不祥事などでの売上の減少によって、「もうフランチャイズで経営していくのはしんどい…もう閉店したい…。」と思うこともあるはずです。

しかし、フランチャイズに加盟することは、本部との契約を結んでいることなので、契約期間内での閉店は違約金を支払う必要がある場合が多いです。

契約によっては大丈夫なケースもありますが、自己都合の場合だと支払わなければいけないなど契約内容によって異なりますので、本部との契約の時にしっかりと確認しておきましょう。

エステサロンのフランチャイズ開業でかかる費用

エステサロンでフランチャイズ開業する場合にかかる費用は、以下の項目です。

・加盟金
・初期費用(保証金、研修費用、物件費用など)
・人件費
・集客対策費用(広告費用)

などがかかります。これらの費用はあくまで目安であり、本部は負担してくれる場合や、店舗の規模によっても異なります。

フランチャイズ開業の費用① 加盟金(ロイヤリティ)

エステサロンをフランチャイズで開業する場合、本部に加盟金を支払う必要があります。

また、加盟金の他にロイヤリティとして、月の売上の数%(平均すると、5〜10%程度)が必要になったり、最低金額が設定されているケースがありますね。

初期費用

本部から初期費用を負担してもらえることもありますが、基本的に「自己負担」というケースもあります。

フランチャイズで開業を検討している人は、初期費用を抑えて開業したいと思っている方が多いので、どの程度初期費用がかかるのかを把握しておきましょう。

初期費用としては、代表例として以下の項目があります。
・保証金
・賃貸料金
・研修費用
・店舗の内装費用
・機材導入費

本部が全て用意してくれる場合は、初期費用のんほとんどを抑えることができると思いますが、そうでないことの方が多いと思います。やはり、開業を検討している方は、事前にまとまった金額を用意しておくとスムーズに開業準備に取りかかれますね。

特に、内装費や機材を揃えるのは非常に高額になってしまいます。エステサロンの場合、最新機材を揃える場合は、1台数百万円することも珍しくはありません。

機材と同じように、内装もこだわればこだわるほど必要な費用は大きくなりますので、最初にトータルで用意できる初期費用の目安を決めておくことも大事です。

人件費

スタッフを雇うことになった場合、人件費を支払うのは雇用者として必須です。

当たり前ですが、人件費はスタッフの人数が多ければ多いほど高くなります。さらに、採用募集の広告を支払う必要ことも考えると、人件費の他に採用広告費用も予算に組み込まなければいけません。

集客対策費

フランチャイズでいくら最初から名前が知られているとしても、集客対策を何もしなくて良いわけではありません。

多くのエステサロンで行われている集客対策としては、

・ホームページの作成
・SNSアカウントの作成/運用
・集客媒体での掲載
・チラシ制作

などが行われています。

開店当初は、周辺エリアに認知させるためにチラシの配布などが効果的です。また、長期的に新規客を獲得したい場合は、ホットペッパービューティーなどの集客媒体で広告を掲載することが一般的ですね。

ホームページやSNSアカウントを作成をすることで、お客さんに事前に店舗の必要な情報であったり、告知も簡単に効率的に行うことができます。

コストがかかってしまう部分ではありますが、お客さんに来てもらわないことには経営は成り立ちませんので、集客対策はしっかりとおこなうべきです。

エステサロンをフランチャイズで開業するための手順

ここまでフランチャイズでの開業のメリットやデメリットの特徴を解説してきました。それでは、実際にフランチャイズで開業するためには、どのような手順になるのでしょうか?

一般的な流れは以下のようになります。

① 本部に問い合わせ/説明会に出席
② 打ち合わせ
③ 合意と加盟
④ 物件の決定/取得
⑤ 外装や内装の話し合い
⑥ 必要な工事
⑦ 機材の搬入
⑧ スタッフの採用/研修
⑨ 施術メニューの設定、集客や経営の戦略の最終確認
⑩ 開業

①,②の段階で、フランチャイズに加盟することで必要なことを本部と話合うことになります。その内容に納得ができるのなら本部と契約を結び、開業までの準備を取り掛かることになるでしょう。

基本的にフランチャイズに加盟する場合、内装や外装、施術メニューの指示が出されることが多いので、自分だけで開業するよりもスムーズに開業できるはずです。

ただ、未経験/経験が浅いからといって本部の指示だけを鵜呑みするのではなく、疑問なことや不安なことがあったらその都度確認しましょう。本部を上の存在というよりも、経営パートナーとして考えることでより良い関係性を築けます。

エステサロンをフランチャイズでの開業を検討しているあなたに

これまでエステサロンをフランチャイズで開業する特徴やメリット・デメリットを紹介しました。

わかりやすくまとめると、未経験や知識が乏しい方でも本部の経営サポートや集客ノウハウが提供されるので、個人での開業よりも費用を抑えて開業できる点が大きなメリットです。

その反面、自分で独立して理想の店舗を作りたい!と思っている人にとっては、経営の自由度といった意味で向いてはいないのかな…。と思います。

エステサロンの開業を検討している方は、開業方法であったり、どのように集客すればいいの…?と不安がいっぱいですよね?

お気軽に、美容サロンの経営・集客の不安や疑問がありましたらコメントお待ちしております。

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