エステティシャンは、綺麗になりたいと思って来店するお客様の見本となるために、清潔感が求められます。
良い第一印象を与えるために重要なポイントは髪型です。
・エステティシャンの髪型規定について
・エステティシャンの髪型の特徴
・長さ別や清潔に見える髪型
この記事では、上記のことについて解説します。
髪型ひとつでお客様に与える印象だったり、店舗のイメージに大きな影響を与えますので、ぜひ参考にしてください。
目次
エステティシャンの髪型規定について
髪型を規定するメリット
スタッフの髪型を規定は必ずしも必要ではありませんが、髪型を統一することでお客様に店舗のしっかりとした印象を与えることができます。
エステティシャン全員が、清潔感を与える髪型に統一することで、お客様からの信頼度も上がるでしょう。
髪型の規定を定ることで、美意識が高いお客様はもちろん、幅広い年代のお客様に気持ちの良いサービスを提供することに繋がります。
髪型を規定するデメリット
髪型を規定するデメリットとしては、スタッフが規定に関して不自由だと感じてしまうことです。
髪型の規定としては、カラーや長さ、結び方などを決めることが多いです。髪を明るくしたいだとか、おしゃれな髪型にしたいといったスタッフの希望に背くことになってしまいます。
あまりに厳しい規定があると「ここで働くのはちょっとな…。」と敬遠されてしまう場合も考えられるでしょう。
髪型規定の作り方
髪型の規定を決める時には、以下の2つのことを意識して考えてみましょう。
- 店舗のコンセプトに合わせる
- お客様(スタッフ)に身だしなみに関するアンケートを取る
エステティシャンで働く以上接客業務が中心です。そのため、カジュアルな店舗だとしても
金髪などの派手な髪型もOKといった店舗はあまり多くはないはずです。
高級店といった敷居の高いサロンイメージの店舗の場合は、髪色や結び方、長さまで厳しめの規定した方が良いかもしれません。
ただし、カジュアルな店舗の場合はそこまで厳しくはせず、清潔感を保てる髪型、お客様を不快にさせる髪型でなければ大丈夫でしょう。
実際に、お客様からスタッフの身だしなみに関するアンケートを取ると、お客様がどう感じているのかを把握することができます。
スタッフに身だしなみの規定に対しての意見や要望も聞いてみることも重要です。
髪型と同様に、身だしなみに関してはサロンのユニフォームがあると、統一感がでて、より高級感・一体感のあるサロンとなります。サロンのユニフォームに関しては下記の記事を参考にしてください。
エステティシャンがすべき髪型の特徴
清潔感・上品さのある髪型
詳細な規定を設定されていないとしても、エステティシャンとして清潔感がある髪型にしておくことは忘れてはいけません。
清潔感のある髪型の基本としては、施術中に髪型が邪魔になってしまい、頻繁にかきあげたり、前髪に髪がかからないことです。
髪を触った手で施術を続けたり、お客様に髪が当たってしまうと衛生的にも問題がありますし、お客様は不快に感じてしまいかねません。
施術中に邪魔にならない髪型
エステティシャンは動きの多い職業です。特に、リラクゼーション系の場合は、頻繁に体や顔の位置を変える場面も多いです。
顔を動かすたびに、髪型の乱れを気にしていると施術に集中できません。髪が長い方は髪を結んだり、ピンやゴムでとめるようにしましょう。
髪の長さ別|エステティシャンの髪型を紹介
エステティシャンの髪型は清潔感があることが一番重要ですが、「美の手本」としておしゃれさもポイントとなります。
そこで、髪の長さごとにおしゃれで清潔感のある、エステティシャン向きのおしゃれな髪型を紹介します。
ロングヘア
ロングヘアでおしゃれな髪型の例としては、下記のようなヘアースタイルが人気です。
- 夜会巻き
- お団子
- ポニーテール
夜会巻きは、清潔さだけではなくエレガントな印象を与える髪型で、おしゃれさも追求したいエステティシャンにおすすめな髪型です。
ある高級店では、髪型の規定に夜会巻きを指定するところもあり、エステティシャンの規定の髪型というイメージも定着してきました。
【夜会巻きで使用する道具】
・ヘアピン
・ヘアゴム(ビニール製よりもリングゴムがおすすめ!)
・ヘアクリップ
・ヘアワックスやヘアクリーム
・ヘアスプレー
・ブラシ(夜会巻きコーム)
【夜会巻きのやり方】
① 髪の毛全体をよくとかし、アイロンで毛先を巻く
② たるまないようにねじりあげる
③ ピンで固定
④ 毛先を入れ込み、髪の毛の流れを整える
⑤ 高さを整えてヘアスプレーでしっかりと固定する
お団子やポニーテールは、爽やかで清潔感がある印象を与えるだけでなく、簡単にできるため人気がある髪型です。美容エステ業界よりは、リラクゼーション系のエステティシャンから人気があります。
お団子やポニーテールにする場合は、後れ毛がないようにしっかりまとめること、そして形が崩れないように仕上げにはスプレーで固めることもポイントです。
ミディアム・ボブヘア
肩に髪の毛がつかないくらいの長さだったら、アップにしなくても大丈夫ですが、ハーフアップがおすすめです。
ミディアムヘアは、長さが足りず髪をまとめにくいですが、サイドをピンで留めてフェイスラインを出すことで髪が垂れないため清潔感もUPします。
ミディアム・ボブヘアはフェイスラインを出す髪型にすることがポイントです。
ショートヘア
肩に髪がかからず、下を向いた時でも邪魔にならないほどのショートヘアーでも、セットの仕方でおしゃれで爽やかな髪型を意識しましょう。
フェイスラインを出すために、サイドの髪と前髪を一緒に編み込み、横に流すと華やかさと上品さを出すことができます。
耳周りを捻ってピンで留めるというシンプルなヘアースタイルでも、簡単に上品さを出すことができるのがショートヘアの特徴です。
アレンジが苦手|髪型が老けて見える場合の対処法
ピンを使用せずサイドの髪をスプレーで固める
ミディアムの長さで、サイドの髪をまとめる時にピンを使っている方も多いでしょう。
複数のピンを使うことで簡単に綺麗にサイドの髪をまとめることはできるのですが、どうしても堅苦しく、ちょっと老けたように見えてしまいます。
そんな時には、ワックスとヘアスプレーを使用して、ピンを使わずにまとめてみましょう。
結べないサイドの髪をまとめる時に、軽くワックスを馴染ませてまとめてから、手ぐしを通すようにしてまとめて、ハードスプレーをかけましょう。
どうしても落ちてきてしまう髪をまとめるために、最後にピンを使用しても大丈夫ですが、髪の毛の流れに沿った向きに直すことで目立ちづらく、爽やかな印象になります。
サイドの毛束をねじったアレンジヘアをする
ハーフアップをする際も、ピンを使わずにサイドの毛束を捻ってアレンジすることができます。
まずは、サイドの髪を残し、耳後ろの髪をハーフアップにした後に、サイドの髪を根元から捻ります。その捻った毛束をゴムの上に巻きつけ、スプレーを吹きかけて固めます。
ピンを使用して固定する場合は、なるべく小さなものを使用し、毛束の内側にさすことで目立たせないようにすることがポイントです。
清潔感のあるエステティシャンに見える髪色とは
清潔感のある髪色としては、やはり黒やブラウンなどナチュラルな髪色でしょう。
髪色の規定があるサロンは、8〜9トーンとしているところが多く、明るい色は禁止している店舗が多い印象です。
少し明るめの茶色の場合は、ナチュラルさをそこまで失わず、毛量が多く重みがでてしまう方に効果的ですし、おしゃれさを出すこともできるのでおすすめ。
ただ、エステティシャンは清潔感や美しさが重要ですし、派手な髪色や不自然の色はお客様に違和感をもたせてしまいます。
黒やブラウンは日本人の女性の美しさを引き立てる色なので、自然な色が一番似合うでしょう。
まとめ
この記事では、エステティシャンが気をつけるべき髪型のポイントについて紹介しました。
髪型の規定を定める、定めないに関わらず、基本となるのは清潔感や上品さがある髪型にすることです。
お客様に不快感を与えないことはもちろん、美の見本となるような髪型を意識することで信用度も上がります。
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