今や性別や年齢の枠を超えて、脱毛のニーズは増えており需要の高まりに伴って脱毛サロンの開業を検討している方も多いでしょう。
脱毛サロンの開業は、国家資格が必要ないこともあり、新しいビジネスとして挑戦するハードルが低いことから人気です。
しかし、競合店舗が急激に増えていることもあり、うまく集客できていない脱毛サロンが多いのも事実。
この記事では、これから脱毛サロンの開業を検討していたり、集客に悩んでいる方に向けて、脱毛サロン向けの集客方法について解説します。
CIN GROUPでは、2,000店舗以上の美容サロンの経営や集客サポートを行なってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
脱毛業界の将来性は?
脱毛業界の将来性についてですが、美容業界の中でも需要は増え続けることが想定されます。
若い女性の間では『脱毛は当たり前』という考えが浸透してきていることに加え、男性や高齢の方からのニーズも急増中です。
性別や年齢を問わずにターゲットを獲得できるため、美容業界の中で最も人気と言える分野と言えます。
最近ではキッズ脱毛や介護脱毛など、これまでとは異なる層をターゲットにした脱毛サロンも増えてきました。
身だしなみの一環として、広く浸透している脱毛の将来性は非常に明るいでしょう。
脱毛サロンの集客の重要性
はっきりと言ってしまうと、脱毛サロンで売上を伸ばすためには、集客対策やマーケティングが必要不可欠です。
この項目では、脱毛サロンに集客対策が必要な理由について解説します。
競合店舗が多い
先に述べたように、脱毛サロンのニーズは今後伸び続けていくことが想定されます。
しかし、ニーズの急増以上に新規出店の速度も早いため、競合店舗が非常に多い業界です。そのため、集客対策をしっかりとしなければ顧客の獲得は難しいのが現実。
実際に、大手の脱毛サロンでも閉店や倒産が相次ぐなど、ニュースに取り上げられるほど大きな問題となっています。
人気の業界ということもあり、大手サロンが強すぎるという点も問題の一つです。
脱毛のニーズは今後も伸び続ける可能性が高いものの、集客対策をしなければ赤字経営になってしまう未来はそう遠くはありません。
脱毛サロンは儲からない?厳しいと言われる理由は?
最近では、脱毛サロンを開業しても「売上を伸ばすのは厳しい。」、「儲からない。」と言われている理由の1つがリピート顧客の定着です。
基本的に脱毛は、毛量を減らすためには複数回の来店が前提となります。部位や毛の濃さにもよりますが5〜10回ほどで施術が完了するイメージでしょうか。
この施術完了まではリピートしてもらえるのですが、施術を完了した顧客は、新しい部位を追加で脱毛しない限り再来点しないという特徴があります。
これは自店の中だけでに限らず、他店との間でも同じことが言えるため、新規顧客の奪い合いが発生しているのです。
脱毛サロンはマーケティングが重要
脱毛業界において、新規集客の重要性が他の業界よりも大きいことが想像できたでしょうか。
売上を伸ばすために、どのように集客していくべきかなど、マーケティングの知識が非常に重要となります。
弊社では、ホットペッパービューティーを活用しながら、開業前に集客しやすいエリアの選定、競合店舗の調査、利益を伸ばすための運営アドバイスに強みがあります。
もし、脱毛サロンの開業を検討している方で、お悩みを抱えている方はお気軽にご相談ください。
広告費はどのくらいかかる?
具体的な集客対策の方法としては後述しますが、この項目ではどの程度集客にコストをかけるべきなのかについて解説します。
美容業界では、店舗の売上の20〜30%程度を広告費の相場と言われています。
集客が上手なサロンなどは、10〜20%程度でも十分に集客できている店舗もありますが、多くのサロンは現実的ではありません。
売上100万円を目標とするならば、20〜30万円程度が宣伝広告費としての予算となります。
もちろん、宣伝広告費を削りたいと考える方も多いですが、コストを削減して集客できずに売上が落ちてしまったら意味がありません。
しっかりと売上を立てるためにも、宣伝広告費の予算は削りすぎないことが重要です。
脱毛サロンの開業する際に失敗しない集客方法
この項目では、具体的に脱毛サロンの集客対策の方法について解説します。
おすすめ度や費用などについてもわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ホットペッパービューティーに掲載
【おすすめ度】★★★★★
【広告費】プランによる(約5万円程度〜)
【集客に強いエリア】都市圏
【特徴】専属の担当者が1名。アドバイスやサポートが充実。
まず、有力な候補の1つとして挙げられるのが、美容集客サイト最大手のホットペッパービューティーです。
東京や大阪など首都圏では、様々な業態の美容サロンがあるエリアの場合は、ホットペッパービューティーに掲載しないと集客できないと言われています。
リクルートが運営しており、CMやフリーペーパーを発行しているため、非常に認知度が高いです。
また、専属の担当者が1名つくこともあり、サロン経営や集客について気軽に相談できる相手がいることも掲載をする上でメリットです。
開業時にエリアの特徴や競合の情報について、個人で集めることはなかなか大変でしょう。
開業の前の段階から集客の方向性まで相談できるので、これから開業される方はホットペッパービューティーの利用がおすすめです。
インスタグラムなどのSNSの活用
【おすすめ度】★★★★
【広告費】基本的に無料
【集客に強いエリア】全国
【特徴】10〜40代の女性の集客に強い
最近では、インスタグラムやtiktokによる集客も一般的となっています。
インスタグラムは日本国内で3,000万人を超えるユーザーを抱えており、男女問わず利用されています。
画像をメインに情報収集をする際には、Google検索よりもインスタグラムを利用しているというデータも。
特に、施術前後のビフォーアフターを掲載するなど、視覚的に変化がわかりやすい画像を多く投稿することで集客に直結します。
さらに、若年層をターゲットにする場合、tiktokの活用もおすすめです。インスタグラムでは画像による集客でしたが、tiktokはショート動画による集客がメインとなります。
自分で運営すれば、基本的に無料で運用できることも魅力で、美容との親和性が高いため、積極的に利用すると良いでしょう。
【SEO対策】ホームページやブログでの集客
【おすすめ度】★★★
【広告費】作成費 30〜50万円程度
【集客に強いエリア】全国
【特徴】予算を抑えることが可能。知識が必要
ホームページやブログは、サロンの情報を発信するために活用することができるため、より深い情報を探している方に対してアプローチ、ブランディング強化などに有効です。
本格的にホームページから集客するために、デザイン面や機能面を充実させようとすると費用が高額になってしまうことに注意してください。
さらには、初期費用や運営するための知識が必要となるため個人サロンの多くはホームページを使用せずに、インスタグラムやホットペッパービューティーのようなクーポンサイトを代用しているケースが多いです。
新規出店など店舗が増えてきた場合に、作成を検討すると良いでしょう。
リスティング広告
【おすすめ度】★★
【広告費】自由に設定可能
【集客に強いエリア】全国
【特徴】エリアやターゲットを限定できる
もし、ホームページやLPを作成している場合は、Googleリスティング広告も検討すると良いでしょう。
リスティング広告とは、関連するキーワードがGoogleで検索された際に、最上部に表示される広告です。
クリックに応じて費用はかかりますが、認知度を広めたり、情報量が多いページを見てもらえることで予約の増加にも直結します。
ホームページ作成と同様、費用がかかるので、資金に余裕がある方は検討してみると良いでしょう。
まとめ
この記事では、脱毛サロンを運営していく上で集客対策が重要であるということ、集客の方法について解説しました。
脱毛のニーズは今後も伸び続けていくことが想定されますが、大型チェーンや個人サロンも増えていくため集客対策は必須です。
開業前で集客ができるか不安な方、経営していてなかなか思うように売上が伸びないという方はお気軽にご相談ください。
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