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集客ノウハウ

美容室の客単価UP目的で導入するべきメニューは?儲かる仕組みについても解説

  • ENTRY:2024.06.21.Fri

美容室の客単価UPのために導入すると良いメニューには、何があるのでしょうか?

美容室の経営を成功させるためには、市場の変化や顧客のニーズに合わせて、儲かるメニューを考えていくことがポイントです。

この記事では、客単価をUPさせたいと悩んでいるオーナーに向けて、以下の内容について解説しています。

・客単価を上げる重要性
・覚えておくべき客単価UPのテクニック
・儲かるメニューの作り方

CIN GROUPでは、美容室を含めて約2,000店舗以上の美容サロンに、経営アドバイスやサポートを行っているので、ぜひ参考にしてください。

 

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客単価を上げる重要性

客単価を上げる重要性

そもそも、なぜ客単価を上げることが必要なのでしょうか?

売上の計算方法は『売上 = 客数 × 客単価』で求められ、売上を伸ばすためには来店人数もしくは客単価を増やさなければいけません。

来店人数を増やす方法として、集客を強化することはもちろん、営業時間を長くしたり、営業日を増やしたりする方法も考えられるでしょう。

しかし、スタッフの人数や美容室の規模によって、一日で対応できる客数に限度があるため、客数を増やすだけでは売上を伸ばしていくことは難しいです。

また、今後は少子高齢化の影響により、若年層の客数が減少していくことも考えられるため、客単価UPは多くの美容室にとって最も重視するべき課題の1つとなります。

そのため客数だけではなく、客単価も意識した施策を練っていくことが重要なのです。

客単価の計算方法

計算方法

客単価とは一般的に、1人の消費者が1回の買い物で消費する金額のことです。

客単価は以下のような計算式で求められます。

客単価=総売上額÷客数

例えば、総売上額が10万円で客数が10人とすると、客単価は1万円となります。

客単価を計算するメリットは下記の2点です。

  • 売上UPにつながる
  • 店舗の経営方針の指標となる

客単価は顧客1人当たりの支出を示すだけではなく、収益全体を増やす大きな要因となります。

客単価を上げることができれば、他店との競争力が高まり、市場で有利に立つことができるでしょう。

顧客が高品質の施術やサービスに対して満足を感じることができると、それに見合った金額を支払うようになり、客単価が高くなります。

その結果、リピート率が高くなり集客数が増えて、売上を上げることができるのです。

さらに利益が増えることで余裕が生まれ、新しい商品の導入やスキルアップによる新しいサービスの導入が可能です。

このように客単価を正確に把握し理解することは、店舗の方針や戦略決定の際に大きく役立ちます。また、利益率の向上にもつながりますので、経営者として計算式はしっかりと覚えておきましょう。

客単価を上げるために覚えておくべきポイント

ポイント

ターゲットを明確化する

年代によって髪に対する悩みも変わってくるため、何をターゲットにするかで用意するメニューも変わってきます

例えば、20代はカラーやパーマでおしゃれなヘアスタイルを楽しみたいと思う一方で、ダメージを受けた髪のケアをしたいと思う方もいるかもしれません。

30~40代になると白髪や髪のボリュームアップなど、加齢による髪の悩みが増えてくることが考えられます。

まずはターゲットを明確にして、自分の美容室に行ってみたいと思ってもらえるようなメニュー作りを行っていきましょう。

悩みへの解決策を提示する

ターゲットが明確になると、その年代が抱える髪の悩みも絞られ、お客様に寄り添ったメニューが作成可能です。

悩みへの解決策を提示するメニューの作成方法は、下記のようなものがあります。

  • 髪のダメージを集中ケアしたい→トリートメントができるメニュー
  • 薄毛に悩んでいる→育毛効果が期待できるメニュー
  • くせ毛に悩んでいる→髪質改善系のメニュー

また、お客様がひと目で分かるようなメニュー名にすると、試しやすくなるでしょう。

例えば、小顔効果がある髪型にできるのであれば『小顔に見えるカット』、髪に潤いを与えてくれるのは『うるつやトリートメント』といったメニュー名が効果的です。

このように、メニュー作りだけではなく、メニューの名前にもひと工夫入れることで、お客様の興味を引いてメリットが伝わりやすくなります

客単価を上げるためのテクニック

テクニック

松竹梅の法則を利用する

松竹梅の法則とは、上中下のメニューがあった時、人は真ん中の選択肢を選びやすいという傾向を指すものです。

人間は一番上や一番下といった極端を避ける心理があり、松竹梅で構成されたメニューで1番売れやすいのは竹であると言われています。

この法則を活かすことで、料金を上げることなく客単価をアップさせることができたり、一番おすすめしたいメニューへお客様を導いたりすることができるのです。

もし、同じようなサロンメニューを複数作る場合は、活用してみると良いでしょう。

セットメニューを作る

カットやパーマ、カラーなどの単体メニューだけではなく、カット+カラー、カット+パーマなどのセットになっているメニューを用意しておくこともおすすめです。

セットメニューは、単体よりも値段を割引にすることが多い傾向にあります。

割引にすると儲けが少なくなると思われがちですが、単体のメニューを別々にするよりも時間が短縮され、結果的に儲けは大きくなるのです。

次の項目でも紹介しているようなオプションメニューを作る際は、セットにして提供するとお客様にお得感を感じてもらえるでしょう。

限定メニューを作る

人の心理として、いつでもできるものよりも、期間限定の方に魅力を感じやすいことがあります。

つまり、季節やイベントに合わせた限定メニューなど、特別感があると多少高くても選ばれる可能性があるということです。

また、新しいメニューとして追加したいものがあれば、期間限定にして試すことができるというメリットがあります。

期間限定のメニューとして、下記のような内容が挙げられるでしょう。

メイクアップサービス

春先のイベントで好印象が持てるメイクの方法や、お客様のイメージに合わせたメイクをご提案していくようなメニューです。

就職や入学のシーズンでは、メイクを初めてするという方も多いことでしょう。

カットやカラーと合わせてメイクまでトータルでアドバイスしてもらえると、お客様にとってもメリットは大きいです

トリートメントサービス

夏にたくさんの紫外線を浴びて傷んだ髪をケアするサービスです。

紫外線は5~8月が非常に多く、乾燥やパサつき、枝毛や切れ毛を引きおこす原因になります。

髪のダメージを気にされて来店するお客様も多く、秋口のトリートメントサービスは需要が高いと言えるでしょう

具体的な高単価/儲かるメニューの内容

儲かるメニュー
高単価にできるメニューは具体的にどのように作れば良いのでしょうか?

この項目では、下記のことに焦点を当てて解説していきます。

  • 物販販売
  • ヘッドスパ
  • マツエク/マツパ

どれも儲かるメニューとして効果的なものばかりなので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

物販販売を強化する

物販販売とは、お店で商品を販売することを意味しています。

お客様がお気に入りの商品を購入できるだけでなく、売り上げアップにもつながるため、美容室を経営する上でチャレンジしたい施策です。

物販販売のメリットとデメリットは下記の通りです。

【メリット】
・時間単価が良い
・リピーターが増える

【デメリット】
・売れ残った時に在庫リスクがある
・営業トークスキルが必要

物販率が良いお店であるほど顧客数・リピーター数が多く、お客様とお店をつなぐ重要な施策です。

まだ物販販売ができていないお店は、この機会にぜひ導入してみてください。

CIN GROUPでは、ラッシュアディクトやV3ファンデーションの正規代理店であり、ECサイト:CIN Beauty Shelfを運営しておりますので、物販販売の取り扱いを検討されている方はぜひご活用ください。

ヘッドスパメニューを追加する

美容室では必ずシャンプーをしますが、それに合わせてヘッドスパメニューを導入している店舗も多いです。

美容室を訪れるお客様の中には、年末や誕生日が近い時に自分へのご褒美として追加するケースもあるでしょう。

疲労回復やリフレッシュを求めて来店されるお客様が多いため、ヘッドスパメニューを提供することで顧客満足度がアップし、リピーターとしての定着が期待できます

ヘッドスパメニューの導入には特別な届出は必要ありませんので、比較的取り入れやすいサービスです。

本格的にヘッドスパで売上を作るのであれば、民間資格の取得や講師によるスタッフへの教育などを通して、スキル習得に挑戦してみると良いでしょう。

まつ毛系の施術を追加する

まつ毛関連の施術は美容師免許を取得していれば行えることもあり、まつぱやマツエクなどを導入する美容室も増えてきました。

お客様の中には行き慣れた美容室で、ヘアもまつ毛もまとめて施術を受けたいと思う方も少なくありません。

また、カラー中にまつ毛の施術をすると時間短縮になり、時間単価を上げることが可能です。

お店側もお客様にとってもメリットが大きい取り組みですので、検討してみることをおすすめします。

もし本格的なサービスとして提供していきたい場合は、アイリスト関係の技術に強みを持っているスタッフを雇うのも1つの方法です。

そしてサービスを導入する際に、予約サイトでまつ毛関連のメニューを掲載したい方もいらっしゃるでしょう。

ホットペッパービューティーの場合、掲載領域は次の2種類に分けられます。

・美容部門(ヘアサロン)
・キレイ部門(ネイル、まつ毛、リラク、エステ、その他)

美容室がまつ毛関連のメニューを掲載したいのであれば、キレイ部門でなければいけません。

美容部門にまとめての掲載はできないので、注意しましょう。

2つの領域によって料金体系は異なり、プランにも違いがありますので、気になる方は下記の記事も合わせて読んでみてください。

まとめ

まとめ

この記事では、客単価UPのためのテクニックや、儲かるメニューの作り方について解説してきました。

客単価UPは美容室の重要な課題であり、既存サービスの見直しや新たなサービスの提供、お客様のニーズを満たす新メニューの考案などが課題解決への糸口となるでしょう。

特に物販販売は、苦手意識を持っている美容室も多く、競合店と差をつけられる施策です。

弊社では人気の美容商品を取り扱うECサイト:CIN Beauty Shelfを運営しております。オーナーの方で物販販売を検討している方はぜひご活用ください。

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