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リラクゼーションのフランチャイズ経営は儲かる?【特徴や費用について解説】

  • UPDATE:2023.06.27.Tue |
  • ENTRY:2023.04.27.Thu

リラクゼーションサロンの開業や独立を検討している方の中には、フランチャイズで経営していくのはどうなのか?と疑問に思っている方も多いでしょう。

フランチャイズでの経営は、一般的に個人で開業するイメージとは異なる部分や、向き不向きなどもあります。

本部から集客や経営ノウハウを得られるため、全くの異業種からの挑戦や副業としてフランチャイズ経営をされる方も多いです。

この記事では、リラクゼーションサロンのフランチャイズ経営の特徴やメリット、デメリット、リラクのフランチャイズ展開をしている店舗の一覧を紹介します。

これから独立や副業を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

リラクゼーションサロンのフランチャイズ経営の特徴

リラクゼーションサロンと一言でまとめてしまっていますが、実際はかなり細かく業態は分かれます。

  • ハンドマッサージ
  • フットマッサージ(リフレクソロジー)
  • アロママッサージ
  • リンパマッサージ
  • もみほぐし
  • ストレッチ系サロン
  • タイマッサージ
  • ヘッドマッサージ

上記のように施術方法は様々でサロンによって、特化した分野を持ちアピールしていることが多いです。

実際に、フランチャイズ経営をしているリラクサロンでも、タイ古式をウリにしていたり、もみほぐしとアピールしていたりなど様々。

本部を選ぶ時には、自分の経験やスキルを活かしやすい業態を選ぶと良いでしょう。

ただ実際は、オーナー自らが必ずしも施術を行う必要はなく、経営面に専念することも可能です。

フランチャイズ経営の大きな特徴の一つは、本部からノウハウを共有されるため、開業時に高い経営スキルを持っている必要はありません。

施術よりも経営者という立場で活躍したい、副業で経営者になりたいという方にとって非常に魅力的な経営方法と言えるでしょう。

フランチャイズのメリット/デメリット

この項目では、フランチャイズ経営のメリットやデメリットについて解説します。

メリット

美容サロンのフランチャイズ経営のメリットをまとめると下記の通りです。

  • 未経験/他業種から独立できる
  • 集客サポートを受けることができる
  • 知名度が高い状態からスタートできる

経営や集客サポートが厚い本部の場合、既存オーナーの84%がマッサージ/リラクゼーション業界未経験の方というデータがあるように、どのような方でも挑戦しやすいことが特徴です。

もちろん、どのくらい本部のサポートが手厚いかも大きな要素ではあるものの、一般的に未経験からいきなり独立しても上手くいくほど甘い業界ではありません。

理由として挙げられるのは、リラクゼーション業界は施術に必要な資格がなく、誰でも簡単にセラピストと名乗ることが可能だからです。

つまり、資格を持っていなくても施術者になれますし、開業することもできます。

その分非常に競合が多く、集客の知識や出店エリアの情報がなければ、想定集客数を上回ることは難しいでしょう。

フランチャイズの場合は、基本的にすでに展開されている店舗名を使うため、すでに知名度が高く非常に集客が有利になります

※参考:Goo-it(グイット)の公式ホームページ

デメリット

メリットだけでなくデメリットについても抑えておきましょう。

  • 自由度が高くない
  • 加盟店ロイヤルティが発生する
  • 本部や他店の風評被害を受ける可能性がある

まずデメリットとして挙げられるのは自由度が高くないことです。店舗の内装の雰囲気、メニュー、価格設定などは決められていると思っておきましょう。

すでにブランドイメージが定着してしまっている分、オーナー独自の色を出すことは難しいかもしれません。

自分好みの店舗作り、実現したかった理想的なサロン空間のイメージがある人は、フランチャイズへの加盟はあまり向いていないでしょう。

また、加盟時に支払う『加盟金』、売上の数%を支払う『ロイヤルティー』など、本部に支払わなければいけないコストが発生してしまうことです。

店名の商標の使用権、集客や経営ノウハウを提供してもらっていることに対してのコストだと割り切ることができない方には大きな負担だと感じてしまうかもしれません。

最後に、本部や関係のない他店で問題が発生してしまった場合において、自店の集客に大きなリスクを被る可能性があります。

自店のせいではなくても、風評被害によって集客数に影響を受けることがあることも覚えておきましょう。

フランチャイズでリラクゼーションサロンの開業にかかる費用

それでは、リラクゼーションサロンのフランチャイズの開業にかかる費用は、いくらくらいになるのでしょうか?

【例】23坪、ベッド数7台、居抜き物件の場合

項目 詳細項目 金額
加盟契約 出店権利/ノウハウ提供/商標利用料など 250万円
研修費 店長/セラピスト研修費 30万円
物件取得費 敷金/礼金/手数料/保証料 250万円
設計/施工費 内外装設計施工 250万円
備品/消耗品など ベッド・タオル・ユニフォーム 120万円
求人/採用費用 求人媒体広告宣伝費 100万円

上の表はあくまで参考値であり、エリアや条件によって大きく変動する可能性があります。上記の例の場合、必要とされる初期費用は1,000万円付近になる場合が多いです。

全額自己資金で用意しなければいけないわけでなく、足りない場合は公庫や銀行からの融資、内装工事に利用できるローンを上手く活用すると良いでしょう。

最近では、公庫や銀行からの融資は美容系だと難しいと言われているため、他のローンと上手く組み合わせて審査を受けることをおすすめします。

最短当日で、金利もあまり高くない内装工事向けローンもありますので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

最短当日審査完了!審査通過後にキャンセルありの内装工事ローンの申請はこちら

フランチャイズ経営で失敗しないために

フランチャイズ経営で失敗しないための3つのポイントは、下記の通りです。

  • メリット/デメリットを理解しておく
  • 加盟金やロイヤルティーを確認する
  • 研修/集客/経営面でのサポート体制を確認する

まず、前の項目でも解説したようにフランチャイズのメリット、デメリットを理解し、自分のスタイルに合うかどうかを判断することが大切です。

フランチャイズでの開業を前向きに検討するならば、加盟金やロイヤルティーがいくらかかるのかを確認しましょう。

ロイヤルティは売上の3〜10%程度であることが多いです。もちろん、他に必要になるコストはないのかなど不安な部分は、契約前に解決しておくことが大切です。

特に業態にこだわらないのならば、店舗の知名度/研修制度/サポート体制などから総合的に判断します。

店舗の知名度が高いと開業してからすぐに集客できますし、初期費用の回収期間も短くなる可能性が高まるでしょう。

事前にホームページで掲載されている情報を確認し、本部の雰囲気を掴んでおくことも大切です。

リラクゼーションサロンを展開するフランチャイズ一覧

この項目では、フランチャイズ展開している大手のリラクゼーションサロンの店舗を紹介します。

簡単に公開されているデータをまとめていますが、気になる方は各公式ページも確認すると良いでしょう。

ご紹介可能な場合がございますので、気になるフランチャイズの店舗がありましたらお気軽にご連絡ください。

Goo-it!(グイット)

Goo-it(グイット)は、株式会社LHSによって運営されている店舗で、基本60分3,980円という低価格のもみほぐしメニューを提供していることが特徴です。

展開エリアは、関東を中心に関西エリアや東北にも店舗があります。

オーナーの84%がリラクゼーション業界未経験のため、新しいビジネスに挑戦したい方でも安心です。

理由としては、研修制度が充実していること、そして経営/集客サポートが丁寧ということでしょうか。

また、加盟金は250万円、ロイヤルティは売上の6%と設定されています。あくまで参考値ではありますが、収支モデルは下記の画像のようなイメージとなります。

【収支モデル】

【収支シミュレーション】

固定費を抑えた運営と短期間でのサービスの確立により平均投資回収期間は24〜36ヶ月となっています。

WEB集客によって顧客獲得のノウハウを持っており、リピート率も74%と非常に高いことが特徴です。

もみほぐしは流行や時代に大きく左右されず、リラクゼーション業態の中でも非常に人気のため、これからフランチャイズ経営に挑戦しようと思っている方にとっては非常におすすめでしょう。

ご興味ある方はお気軽に弊社までご相談ください。

もみの匠

もみの匠は、株式会社興和サービスアシストによって運営されており、60分2,980円という低価格でもみほぐしメニューを提供している店舗です。

加盟することで発生する料金例としては下記の通りのようになります。

  • 加盟金:150万円
  • オープン前店舗準備指導料:60万円
  • オープン後1ヶ月サポート:60万円
  • 3ヶ月後からのロイヤルティ:5%*

まとめると、オープン後1ヶ月後までにかかる費用の合計は270万円となり、ロイヤルティは5%支払う形となります。

しかし、ロイヤルティに関しては最大98,000円と設定されているので、196万円以上売り上げた場合は、手残りが多くなることが特徴です。

低価格のため集客数やリピート率が非常に重要になってくるので、契約前には集客対策の方針などを本部とよく話し合った上で契約しましょう。

しかし、ロイヤルティの上限が決められていることは、収益を残すために魅力的ですので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

参考:公式ホームページ

MUU

MUUは、株式会社癒しの手によって運営されている店舗で、全部屋完全個室で顧客単価も高いことが特徴です。

もみほぐしメニューだけでなく、アロマやヘッドスパ、足ツボなど幅広く設定されています。

加盟するためにかかる費用としては、下記を参考にしてください。

(出典:公式ページ

加盟金だけでなく、契約・開業後に必要な資金の項目が多いため、資金が少ない方には少し厳しい条件かもしれません。

開業前の段階で410万円、契約後40万円、売上からの負担金合計9%+ 25,000円ですので、集客できなかった場合の手残りが少なくなってしまう可能性もあります。

しかし、最近では高級志向のニーズ、完全個室などのプライベート空間の人気が高まっているので、ご興味ある方は検討しても良いでしょう。

参考:公式ホームページ

Asian relaxation Villa

Asian relaxation Villaは、株式会社Villaによって運営されており、タイ古式やバリ式シンパマッサージなどのアジアのマッサージ方法を強みとしていることが特徴です。

フランチャイズ事業を開始してから3年間で90店舗以上も展開し、非常に勢いのある店舗です。

リラク業界は競合が多いですが、粗利益率の高さを活かした経営により、平均投資回収期間は12〜18ヶ月と比較的早い段階で実現しています。

加盟金は150万円、研修費はスタッフ1名ごとに40万円、ロイヤルティは売上の5%と設定されています。

費用イメージは下記の画像を参考にしてみてください。

参考:公式ホームページ

カラダリズム

カラダリズムは、全身のもみほぐし60分3,400円を人気としながらも、ヘッド/フェイス/リンパ/筋膜リリース/アロマなど非常に幅広いメニューを取り扱っていることが特徴です。

施術者のレベルの高さをウリにしていることから、条件として経験者が応募の条件となっています。

独立を検討している方の中には、経営者としての側面よりも施術者として活躍したいという方は1人サロンの方が良いと考えている方も多いでしょう。

カラダリズムは、ほぼ1人サロンプランなども用意しており、平均の開業費用が150万円で抑えられるといった特徴もあります。

1人サロンの場合加盟金が0円、保証金が30万円、ロイヤルティーが39,000円の固定という仕組みです。

加盟するためにかかる費用も最安値に近く開業できることが魅力ですので、個人でフランチャイズ店舗の経営をしたい方には向いているでしょう。

参考:公式ホームページ

もみかる

もみかるは株式会社ドラミカンパニーによって運営されている店舗で、全国的に展開されています。

60分3,600円とリーズナブルな価格で全身もみほぐしを提供しており、足ツボマッサージなども強みです。

9年間で100店舗以上を展開していることから、知名度も高くリピート率は80%以上を誇っています。

全国的に展開しているため、大きな都市ではないところでフランチャイズ経営を目指す方におすすめと言えるでしょう。

参考:。公式ホームページ

からだファクトリー

カラダファクトリーは、FC加盟店舗数「健康・美容」部門で第一位を誇り、海外にもアジア圏で45店舗展開しています。

もみほぐしだけでなく、整体や骨盤矯正の施術を中心のメニューを取り扱っていることが特徴です。

60分3,980円の価格設定は他店のもみほぐしの料金とあまり変わらず、質の高い整体を受けられることが評判で、顧客満足度も97%と非常に高い評価を受けています。

整体をメインとするフランチャイズ店舗を探している方に非常におすすめです。

参考:公式ホームページ

【まとめ】

この記事では、リラクゼーションのフランチャイズ業界の特徴やメリット、デメリットについて解説しました。

フランチャイズはこだわりが強く、自分の理想の店舗を運営したいという方には向かないものの、集客や経営知識に不安がある方や、未経験で経営者を目指す方には非常におすすめです。

最後にはリラク業界で有名なフランチャイズ店舗の一覧も紹介しています。

弊社でも紹介可能な店舗がありますので、フランチャイズ経営にご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

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