最近では、サロンの情報掲載や予約は、SNSや集客サイトを利用することが一般的となっています。
しかし、サロンのホームページを持っておくことでお客様からの信頼感が高まったり、新しい集客の導線としても運用することが可能です。
この記事では、サロンの公式ホームページを作成しようと検討されているサロンオーナーの方向けに、
- エステサロンがホームページを作成するときのポイント
- おしゃれなホームページを作成するときのコツ
- 自分で作成すること可能?依頼するときの価格は?などの疑問
などについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
エステサロンがホームページを作成するポイント
まずは、ホームページ制作の前の段階の考えておくべきことや、載せておくべきサロンの情報についてご紹介していきます。
狙いのターゲット層を絞る
まず、ターゲット層の狙いを絞っておくことが重要です。
すでにサロン経営を始めているのならば、すでにターゲットが決まっているはずですが、開業前の段階でホームページを作成するのならば、一度深くターゲットについて考えておきましょう。
ターゲットの決める際には、ペルソナ設定をしてみるとよいでしょう。
ペルソナ設定とは、どのようなお客様に来店してもらい一人のお客様を自分の中でイメージしてみることです。
- 年齢、性別
- 職業、収入
- 趣味、ライフスタイル
- 悩み
例えば上記のように、年齢や性別といった基本的な情報から、趣味やライフスタイル、悩みなどを想定してみると良いでしょう。
ここで注意すべきことは、自分の理想とするお客様像をイメージするのではく、顧客の現実をしっかりと考察することです。
ターゲットを絞り込むことは、マーケティング戦略の中で重要な部分ですが、ホームページにおいても同じことが言えます。
デザインをターゲット層に合わせる
ターゲットを決めた上で、どのようなデザインにするかを決めていきましょう。
- 高級感のあるデザインにするのか、親しみやすい雰囲気を出すのか
- 派手なデザインにするのか、落ち着いたデザインにするのか
エステサロンなどは、女性顧客で美意識が高い方が多いこともあり、上品でナチュラルなデザインを採用しているところも多い傾向です。
また、タイマッサージなどはタイの雰囲気が伝わるデザインにしたり、ブライダルエステは結婚式をイメージしているところなども多く見かけます。
ホームページを見てすぐに、業態やサロンイメージを連想できるようなデザインにすることで、お客様がホームページから離れてしまうことを防ぐことにもつながります。
店内写真を豊富にする
ホームページには店内写真をいくつか用意しておきましょう。
店内の雰囲気を伝えることで、お客様が来店したときのことをイメージしやすくなります。
この店内写真もサロンのコンセプトや、雰囲気に合った写真を使うようにすることが重要です。
さらに、店内写真だけではなく外観の写真も掲載しておくと、初めて来店されるお客様も安心でしょう。
施術の様子を載せる
店内写真同様、施術の様子の写真を掲載することで、お客様が施術中のイメージをしやすくなるため来店数UPにつながります。
可能であれば、モデルさんを起用して施術者とお客様の両方が写っている写真が理想です。
ネイルサロンなら指が綺麗な方だったり、フェイシャルマッサージサロンならば、肌が綺麗なモデルさんに依頼しましょう。
施術後の画像を載せる
施術後の画像を載せることで、ビフォーアフターの差をアピールすることができます。
ネイルサロンならば施術後の指の写真だったり、小顔矯正ならば変化がわかりやすい写真を掲載することで得られる変化を伝えることが可能です。
プロフィールを載せる
スタッフのプロフィールを掲載することで、実績や人柄を事前に伝えておくことでお客様も安心しますし、指名を受けられる可能性が高まります。
実績を伝える部分では、施術歴や持っている資格に加えて得意な施術、人柄がわかる部分では趣味や性格を記載しておくと良いでしょう。
おしゃれなホームページを作成するコツ
おしゃれなホームページを参考にする
全体のサイトデザインをイメージするために、いろんなサロンのホームページを参考にしてみましょう。
同じ業種で、かつターゲット層が似ていそうなサロンをピックアップするとイメージしやすいはずです。
ホットペッパービューティーやインスタグラムなどのSNSを活用しているサロンでは、概要リンクをホームページと紐づけていることが多いので参考にすると良いでしょう。
おしゃれなデザインを使う
美容サロンならば、構造的にはシンプルなホームページだとしても、おしゃれなデザインが求められます。
自分でホームページを作成する場合、おしゃれさを追求するには知識が必要になりますが、有料のテンプレートを使用することで比較的簡単におしゃれなデザインにすることができます。
難しいことはわからない、めんどうなことをしたくないといった方は、web会社に依頼することも検討しましょう。
同じ方向にそろえる
文字や写真は、左揃えや中央揃えに統一しましょう。
統一感があることで見栄えも良くなり、文章や写真からの情報をより正確に読み取ることができます。
余白を使う
ページ全体を文字や写真で埋めるのではなく、余白も意識すると良いでしょう。
文字がいっぱいであまりにも情報量が多いと、伝えたい部分をうまく伝えることができません。
色を3色以内に収める
ホームページの配色は多くても3色程度にまとめると良いでしょう。
3色以上あると、統一感がなくなるだけでなく、見た目の美しさにも欠けてしまいます。
カラーの組み合わせを工夫する
色の配色の割合は、ベースカラーを70%、メインカラーを25%、サブカラーを5%程度が望ましいとされています。
メインカラーはサロンのイメージカラーを採用するとして、ベースカラーはメインカラーと相性の良い色を選択しましょう。
ベースカラーは主に背景色となるため白、黒、グレーといった文字が読みやすい色がよく使われます。
また、サブカラーはサイト全体を引き締める効果もあります。5%程度でも十分目立ちますので、予約フォームなどに使われることが多いです。
自分でホームページを作成する方法
それでは、実際にホームページを作る段階について解説します。
ホームページは自分で作ることができないと思っている方も多いのですが、自作することは可能です。
自分でホームページを作成する場合のメリット、デメリットを紹介していきます。
メリット
まず、ホームページを自作する場合の最大のメリットは費用を抑えられることです。
基本的に必要となるものは、ドメイン取得費とサーバー費用ですが、年間で1万円ほどで運用していくことが可能です。
サイト全体のデザインが始めから決まっている有料テーマを使用すれば、初期の段階からでもおしゃれなデザインのホームページを作ることもできます。
さらに、新着情報や画像の変更などを楽にできることも魅力的です。
デメリット
デメリットはやはり時間、知識や技術が必要になることです。
今はインターネットで、ホームページを自作するために必要な情報は調べられますが、素人だと解決するまでに時間がかかってしまうでしょう。
さらにおしゃれを追求すると、webデザインの知識が必要になります。
また、ホームページを多くの人に見られるためには、あなたのサロンに関連するキーワードが検索されたときに上位に表示させるためのSEO対策や、広告の運用も必要になるはずです。
自作しようと思っても、結果的に理想通りのホームページを作成できず、時間を無駄にしてしまうケースも決して珍しくはありません。
制作会社に依頼
メリット
制作会社に依頼することのメリットは、理想とするデザインのイメージに限りなく近く作ってもらえることでしょう。
要望やサロンのコンセプトを伝えるだけで、イメージ通りのホームページを作ることができるはずです。
美容サロンのホームページの作成実績がある制作会社だと、おしゃれなデザインにも強いですし、SEO対策も同時に行ってくれるところもあります。
時間をかけずに、なるべく手間をかけずにホームページを作成したいという方は制作会社に依頼してしまう方が良いでしょう。
デメリット
ホームページの制作会社に依頼するデメリットは価格面です。
ホームページの相場は30万円〜と設定している会社が多く、デザイン性を求めたり、作成ページ数が増えたりとなれば100万円を超えるケースもあります。
費用面で心配な方は、一度web制作会社に見積もりを出してもらいましょう。
まとめ
この記事では、サロンのホームページの作成する際に抑えておくべきポイントや、どのように制作していくかを紹介しました。
ホームページの制作は、お店の信頼度も高めたり、お客様に情報を発信する面でも優れています。ただ自作する場合は時間と知識が必要になったり、制作会社に依頼すると費用がかかるなど、導入には踏み込めない方もいらっしゃるでしょう。
また、美容サロンならば、大手集客サイトのホットペッパービューティーを利用することで、ホームページと似た役割だけでなく集客対策も簡単です。
CINグループでは、ホットペッパービューティーを用いた広告運用や集客対策、さらには経営コンサル業務も行っております。
また、webサイトの作成に関してのアドバイスも行なっております。サロン運営にお困りの方や、開業前で不安を抱えているといった方は、お気軽に下記フォームからご相談ください。
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