エステサロンの集客は、ホットペッパービューティーやSNSといったネットを通しての集客が中心となっています。
手書きのチラシは目にする機会が減ったように感じますが、開業時やリニューアルオープン時に、周辺地域の方への認知度を広げる目的として非常に有効な方法です。
この記事では、サロンオーナー向けに、手書きチラシを作る時のポイントや、作り方について解説します。
CIN GROUPでは、2,000店舗以上の美容サロンの集客・経営アドバイスを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
「手書きのチラシは難易度が高い…。」と感じる方は、チラシの作成業者の紹介も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
目次
エステサロンのチラシを書く前に決めておくべきこと
ターゲット
チラシの作成に取り掛かる前に、最も重要なポイントはターゲットを絞り込むことです。
チラシの読者は2秒で読むかどうかを決めています。その一瞬の間でターゲットに内容を認識させる必要があります。
ターゲットを考える時には「どのような人にあなたのサロンに来て欲しいのか。」をイメージしてみると良いでしょう。
エステサロンは今や数えきれないほど存在しています。
その中で、どのような悩みを抱えている人に対して、サロンのウリや魅力がアピールできるでしょうか。
「誰でも歓迎!」というメッセージは、集客できそうでできない文章です。
「あなたが抱えるお悩みは、このサロンが解決できますよ!」とアピールすることが大切です。
おすすめのメニュー
人気のメニューやおすすめのメニューをわかりやすく3つほど提示しましょう。
メニュー名には、「脱毛」「痩身」「フェイシャル」などのわかりやすい単語を入れ、どのような施術なのかがぱっとみてわかることが大切です。
一番売り出したいメニューには、「当店人気メニューNo.1」「初めての方におすすめのメニューNo.1」*というようなキャッチコピーを使用すると良いでしょう。
こだわりを出したくても、あまりにもわかりづらい施術名であったり、専門用語を多用してしまうと読者はイメージすることができずに、興味を失ってしまうので注意してください。
※証拠となるデータを提示する必要があります。
お店のテーマ
手書きのチラシでも店舗のテーマやコンセプトを反映したデザインを意識しましょう。
例を挙げると、店舗の内装やホームページのデザインのメインカラーを反映させることでしょう。
色使いや字体を店舗のイメージと合わせることで、ターゲットのミスマッチを防ぐことができます。
手書きでエステサロンのチラシを作る方法
自分で直接書く
チラシ作りの方法で人気なのは、全て手書きで作成する方法です。
レイアウトや絵なども全て手書きで書くため、字の丁寧さや絵の上手さ、全体のレイアウトのバランス調整が重要となります。
従業員の方で絵が上手な方がいれば、コストを抑えてチラシの作成ができるので、積極的に挑戦してみましょう。
まずは、白い紙を一枚用意して、どのような情報をどこに盛り込むのかをイメージし、下書きをすることでスムーズに作成できます。
本番で1枚のチラシを作成することができたら、あとは印刷するだけで完了するので、最もシンプルな方法です。
パソコンを使って手書き風にする
パソコンでも手書き風のフォントを使用することで、チラシの作成は可能です。
例えば、写真や絵などはパソコンで印刷をして、文章は手書きにするなどして組み合わせることで、より見栄えを良くすることができるでしょう。
簡単なパソコン作業ができる方がいて、なおかつ手書きが上手な方がスタッフにいるならば、比較的簡単におしゃれなデザインのチラシを作成することができます。
お店に依頼する
コストはかかりますが、最も簡単でおしゃれなデザインのチラシを作成できる方法が、外注してしまうことです。
コスト面についてですが、A4サイズで100部印刷する場合の費用は4〜12万円となります。枚数に応じて価格は安くなるので、まとめて作成してしまっても良いでしょう。
外注はコストがかかるものの、時間と手間をかけずに作成することができますし、プロが作成するので注目されやすいデザインに仕上げてくれます。
もし、自作でのチラシ作りが難しいと感じる場合は、エステサロンのチラシ作成に強い業者を紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
エステサロンのチラシを手書きで書くメリット・効果
温かみを感じる・親しみやすい
チラシを手書きで書くメリットは、温かみのあるデザインで親しみやすい印象を与えることができることでしょう。
手書きで書いた字や絵は、書く人によって特徴や個性があり、真似をしても同じものを作ることはできません。
そのため、スタッフの個性や店舗の雰囲気というのをダイレクトに読者に伝えることができるのです。
特に地域の方を主なターゲットとする地方のエステサロンの場合は、手書きのチラシの方が読まれやすい傾向があります。
目立つ
最近では、手書きでのチラシはあまり多く見かけなくなりました。
その分、しっかりとレイアウトやデザインがしっかりと考えられたチラシを作成することができれば、他のチラシよりも注目されやすいでしょう。
業者が作成するものは確かに綺麗ですが、可愛い絵や綺麗な字は、機械では作成できない非常に魅力溢れるものです。
低コストでできる
なんと言っても手書きのチラシを作成するメリットは、コストを安く抑えることができる点でしょう。
手書きでチラシを作成したあとは、コピー機・印刷用紙・インクがあれば大量に作成することができます。
枚数が増えてもあまりコストは変わらないので、配布量が多いサロンや、コストを抑えたいサロンに向いているでしょう。
おしゃれなエステサロンのチラシを手書きで書く際のポイント
書く前にラフ案を準備する
何もレイアウトを考えずに書いてしまっては必ず失敗してしまいます。
- サロン名
- キャッチコピー
- メニュー
- 住所やアクセス方法
- 写真や挿絵
上記の項目をどこに配置するのかを考えましょう。
全体のバランスを考慮して、最も伝えたい項目を大きくしたり、注目されやすい位置に配置するなどラフ案を準備しておきましょう。
ラフ案が完成した後は、項目ごとに作成を始めることがおすすめです。
手書きのチラシは一度失敗してしまえば、一から書き直しとなってしまいます。そのため、項目に分けて作成し、パズルのように最後に一枚の紙に貼り付けると、書き直す頻度が少なくなります。
オリジナリティのあるキャッチコピー・メインタイトルを考える
冒頭でも解説したように、チラシはターゲットを決めることが大切です。
ターゲットが決まったら、具体的に一人の人物像をイメージし、その人が「この店舗に行きたい!と思うようなキャッチコピーやタイトルを考えてみましょう。
・肌質改善をしたいあなたにおすすめの◯◯!
・夏までに脱毛を終わらせたい方必見!
・3ヶ月で〇〇kgも減量!?その効果絶大な痩身は何!?
などのように悩みや目的がはっきりとしている方に向けて、ささるようなアピール文章を考えましょう。
数字や期限を入れることで、イメージがつきやすくなったり、興味を持ってもらうことができるので試してみてください。
お店のウリとなるポイントを書く
お店のウリや魅力となるポイントを忘れずに記載しましょう。
- あなたのサロンに通う人はどんな人?
- これまでの実績や評判
- クーポンやキャンペーン情報
上記のような、予約したいと思えるようなポイントを忘れずに記載しましょう。
アンケートを実施して「〇〇%のお客様が効果を実感した!」というデータを出したり、資格を持っていたり、得意な施術がある場合も積極的にアピールしましょう。
もちろん、限定のキャンペーンやクーポンを添付している場合は、予約に直結するので、わかりやすく目立つように記載することが大切です。
分かりやすい字で書く
当たり前のことではありますが、手書きによって読みづらいチラシを作成しても全く意味はありません。
いくらコストが安くなるとしても、字が汚いと誰もチラシに目を通さないので、手書きに自信がない方は外注してしまった方が良いでしょう。
自分では読みやすく感じるかもしれませんが、他の人は読みにくいと感じることも多いです。
配布前に、他のスタッフや知り合いに一度確認してもらい、客観的な意見をもらうと良いでしょう。
見やすいようにイラストや写真を入れる
色をうまく使っても、字だけで構成されたチラシは読みにくいと感じてしまうものです。
ところどころに写真・絵・イラストを挿入することで、読者がサロンに通うイメージを持ってもらうことができます。
また、余白を意識することも大切です。紙一面に字と写真が埋まってしまうと、窮屈な印象を与えてしまいかねません。
文字・写真・余白のバランスを意識して作成することがポイントです。
メニューや価格、住所などの詳しい情報を記載する
おすすめのメニューを提示するのならば、価格もはっきりと明記しておきましょう。
読者が興味を持ちやすいことは、チラシの時点で提示していなければ、その次のアクションが取られません。
サロンの場所やアクセスの方法も書いておくと親切です。
行動を促す
チラシの一番の目的は、サロンに興味を持ってもらい来店に繋げることです。
もしチラシで、あなたのサロンに興味を持つ読者がいた場合、予約がしやすい流れを作り出すことが大きなポイントです。
割引クーポンを添付することは常識ではありますが、QRコードを添付することをおすすめします。
例えば、ホットペッパービューティーで予約を受け付けているのならば「予約はこちらら!」と予約ページのQRコードに流すと良いでしょう。
まとめ
この記事では、手書きでチラシを作成する際のポイントや方法について解説しました。
作ったチラシは、人通りが多い場所で手渡しで配布、ポスティング、エステサロン周辺の店舗に設置してもらうといった方法で配ると良いでしょう。
手書きチラシ作成は、スタッフで字や絵を綺麗にかける方がいる場合は、コストを抑えることができる集客方法です。
手間はかかってしまいますが、その分個性溢れるチラシを作れるので、積極的に手書きのチラシを作成してみても良いかもしれません。
CIN GROUPでは、美容サロンのチラシ作成に強い業者の紹介も行っておりますので、自作に自信がない方は外注するのも効果的な方法です。
ご興味ある方はお気軽に弊社までご連絡ください。
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