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集客ノウハウ

エステのチケットを作成!集客するために作り方や種類ごとの特徴を知ろう

  • UPDATE:2024.03.13.Wed |
  • ENTRY:2021.10.26.Tue

エステサロンを経営されている方で、何か新しい集客方法がないかと模索している方に向けて、この記事では、

  • 集客に有効なエステチケットの種類
  • チケットの作成方法
  • 作成する際のコツや注意すること
  • チケットがあることでのメリット、デメリット

について紹介していきます。

CINグループでは、約1,000を超えるエステサロンの集客サポートを行なってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

エステのチケットの種類の例

回数券

まず、集客のために検討されるチケットは回数券でしょうか。

あと回数券は、一括で複数回分の施術が受けられるチケットを購入していただくことになります。ある意味、コース契約という考えにも似ていますね。

本来の受ける値段よりも少しお得になる、あるいはわかりやすく一回分の施術が無料になるといった特典をつけての販売されることが多いです。

回数券のメリットとしては、まとまった回数の施術分の料金を一度で取れることです。まとまった金額を一度で計上できるので、売上が厳しい時に販促すると良いでしょう。

また、半年〜1年間で有効期限を設定することで、お客様の来店間隔をある程度調整することにも繋がります。

ただし、お客様にとってはいくらお得でも最初にまとまった金額を支払うことには躊躇するはずです。

回数券を販売する際のコツとしては、価格面でのお得感だけではなく、継続して施術を受けることで「どのように変化していくのか」というお客様の利益についても説明するようにしましょう。

割引券

キャンペーン、期間限定で割引券を作ることも有効です。

  • 〇〇周年キャンペーン
  • 期間限定で次回の来店で使える〇〇円引きの割引券を贈呈

といった方法が考えられます。

何かの記念の際に、次回に使える割引券を用意しておくことで、新規の顧客の獲得にも期待でできます。

引換券

引換券の例としては、10回施術を受けた際に使える限定メニューの引換券であったり、何かエステの商材との引換などでしょうか。

継続してお店に楽しく通ってもらうことで、リピート率をあげることができます。何回目のかの引換によって、特典を変えていくことでもよりエンターテインメント性を高めることができます。

最近では、新規限定でお得なメニューを出すところも多い中、こうしたやり方はよりリピート率を高め、既存顧客の満足度を高める方法としても活用することができます。

ギフト券

エステチケットは、ギフト券として非常に人気があります。

  • 結婚前の友人や家族のためにブライダルエステ
  • 奥さんや彼女さんへのプレゼント
  • 仲の良い友達への誕生日プレゼント

普段エステに通わない方にとってエステサロンは非日常を味わえる空間です。

自分では、なかなか通わないけどもらったらエステサロンやスパに行ってみたい!と思っている方は結構多いのが事実。

また、最近では結婚式の前に、ブライダルエステに通う方も増えています。人気のフェイシャルに加えデコルテまでケアできるメニューや、二の腕を美しく見せるメニューが人気です。

ギフト券狙いの場合は、ブライダルエステのメニューや人に送って嬉しいメニューを用意しておくと良いでしょう。

特に、自由度が高い、数店舗の中から好きなサロンやスパを選べるギフト券が人気なので、複数店舗経営されている方や提携店舗が多い方はぜひ導入を検討してみてください。

参考記事:エステ件のプレゼントなら個室スパ&エステ

エステのチケットを作成するには?

テンプレートを使う

エステのチケットを作る際には、わざわざ外注してデザイン性の高いものを作る必要はありません。

インターネットでチケット作成のテンプレートを無料で利用できるサイトもありますので、そこで好みのデザインを探してみるのも良いでしょう。

あるいは、無料で利用できないとしても、自作する際のデザインの参考にもなりますので一度見てみてはいかがでしょうか。

参考記事
スパやエステサロンのギフト券のテンプレート | Canva
Pinterest サロン割引券チケットやクーポンのデザイン例

手作りのものにする

手書きでイラストやデザインに自信があったり、パソコンのソフトを利用してデザイン編集ができる方がスタッフでいる場合は、自作することもできます。

自作の方が、デザイン性の幅が広がりますし、思い通りにアレンジできるため、お客様にウケやすいチケットを作ることができるかもしれません。

チケットの種類に分けてデザインを分けることもできますし、パソコンソフトでの編集なら何か文言の変更や割引率の変更があった時にもすぐに修正することができることもポイントです。

エステのチケットに必要な項目

チケット名

まず必要なのは、どのチケットなのかぱっとみただけでわかるようにすることです。

チケットの真ん中に、「Special Coupon」や「40% OFF」と記載されていればすぐに割引券だなとわかります。

回数券だとしたら切り離しができるタイプにするのか、それともスタンプカードのようなデザインにするのかで、お客様がすぐに回数券だなと判断することができるでしょう。

店名

店舗名はそこまで目立たせる必要がありませんが、割引券をたくさん持っているお客様の場合は、どの店舗の割引券なのか忘れてしまっていることもあります。

すぐに思い出していただけるように、目立ちやすくしている有効期限の近くにでも記載しておくと良いでしょう。

もし、複数店舗ある場合は、使用できる店舗名を記載しておくことも重要です。

使える施術名

どのメニューが無料で利用できるのか、その施術はどのような内容なのかといったことも記載しておきましょう。

リピーター向きの引換券であったり、回数券の場合はそこまで重要ではありませんが、プレゼントで利用されるギフトカードの場合は必須事項です。

ギフトカードで利用できるメニューに制限があるのか、特別メニューの場合ならどのような施術なのかを簡単に紹介しておくようにしましょう。

料金

割引券の場合は、ディスカウントされる割合やいくら引かれるのか、回数券の場合は、追加オプションの場合の追加料金なども記載しておくことをおすすめします。

料金(数字)がお客様に与える印象はとても強く、行ってみようと思ってもらえるため、目立ちやすいフォントや色を使用して強調しましょう。

有効期限

新規向けの割引券やギフト券は、使われなくても店舗側の損失にはなりませんが、そのお客様が将来的にリピートしてくれる常連になる可能性もあります。

長期的に考えると、来店してもらった方が店舗側の利益になりますので、有効期限を目立つようにして「そろそろ切れちゃうから行かないと」と思わせることが大事です。

また、回数券や引換券の場合はトラブルに発展しないように、有効期限がある場合はわかりやすいように記載しておきましょう

注意事項

注意事項に関しての表記がないと、トラブルに発展する可能性があります。

  • 有効期限を目立つようにする
  • 使えるメニューを明確にする
  • 前払いのチケットの場合は、返金不可であることを規定として定める

チケットで一番問題になり得るのは返金対応です。たとえば10回分の回数券を購入したお客様が、引っ越しや病気などの事情で返金を希望することも考えられます。

回数券の場合は返金にはどんな状況でも返金は不可にするのか、それとも店舗側の責任(スタッフの対応が悪い)では返金の対応をするのかを定めておきましょう。

返金する場合は、回数券の価格 ー(施術回数 × 通常価格)など、返金額も決めておくことをお勧めします。

多少複雑になってしまいますが、悪質なケースでは割引価格で受け、満足したら返金を求めるお客様もいらっしゃいます。そのため、回数券やコースでの契約は注意事項に記載し、契約の時にお客様から承諾を受けることが重要です。

エステのチケットを作成するメリット・デメリット

エステのチケットを作成するメリット

回数券や割引券、ギフト券のようなチケットを用意しておくメリットを簡潔に紹介しましょう。

  • 新規顧客に対して来店するきっかけを与えることができる
  • お客様の意志で来店を促すことができる

割引券やギフト券は、特に新規顧客の獲得を目的としたチケットです。「初回はお得に利用できるから」、「せっかくプレゼントされたものだから」といったように、初回の来店のハードルを下げることができます。

また、前払いで有効期限があるものや次回に使える特典のチケットの場合は、サロン側からの働きがけよりかは、お客様自身の「損をしたくない」といった感情も相まって来店のきっかけを作り出すことができるでしょう。

人間の行動の性質で、得をすることよりも損をすることの方を嫌い、損をした時の方が記憶に残りやすいと言われています。

行動経済学的から考えても、エステサロンでもチケットを販売することは、このようなメリットがあることを覚えておくと良いでしょう。

エステのチケットを作成するデメリット

反対にエステのチケットを作成する時に考えられるデメリットとしては、割引額が大きい割引券やクーポンを使った新規のお客様に多いのですが、リピートに繋がりにくくなってしまうことが考えられます。

新規割引の方は2回目の料金、回数券が終わった後は通常料金との比較をしたりして、「次回はこの料金で施術を受けないといけないのか」と感じてしまい、定着しないケースは決して珍しくありません。

価格を重視するお客様の場合は、特にこの傾向が強いですので、サロン側は強みをアピールしつつ「施術の価値」を感じてもらうことでリピートしてもらうことを意識することが大切です。

まとめ

この記事では、エステサロンを経営されている方に向けて、チケットの効果や作成する時に気をつけるべきことなどを紹介しました。

チケットを上手く活用することで、経営的にも前払いで計上できる点であったり、新規顧客の獲得の方法としても非常に有効です。

経営が上手くいっているサロンは、様々な集客方法の中でサロンにあったものを上手く活用しています。

まだチケットを用意していないサロンで、新規顧客の獲得に苦戦しているサロンなどは、ぜひテンプレートなどを活用してメニューを設定してみてはいかがでしょうか。

エステサロンの経営に関して、何かご不安がある方はお気軽に、下記の無料相談フォームからお問い合わせください。

 

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