最近ではフィットネスブームであったり、健康意識の高まりからパーソナルトレーナーになるという夢を持たれる方も多いです。
この記事では、パーソナルトレーナーを目指す方向けに、パーソナルトレーナーの将来性や年収について解説します。
CINGROUPでは、ネイルや脱毛サロンといった美容サロン全般の広告だけでなく、パーソナルジムの広告運用や経営サポートを行っております。
1,000店舗を超える店舗のサポートを行った実績があり、パーソナルトレーナーとしての活躍するためのポイントや、独立、フリーとしての活動に関しても知見があります。ぜひ参考にしてください。
目次
パーソナルトレーナーの将来性は?
パーソナルトレーナーの需要
パーソナルトレーナーと聞くと、モデルやスポーツ選手といった方向けの特別な職業というイメージがありましたが、段々とトレーニングをする方やダイエットを目的とする一般の方も利用するようになっています。
もちろん、スポーツのプロ選手や実業団選手、ボディビルといった職業の方向けのパーソナルトレーナーの方もいらっしゃいますが、最近では一般向けのパーソナルジムも増加傾向です。
特にリモートワークの普及によって、運動不足や体重の増加に悩んでいる方が増え、「正しい方法で痩せたい。」、「運動の効率を上げたい。」といった要望を持つ方は増えています。
プロ向けのトレーナーではなく、ニーズが多い一般層の方の需要が広がっていると言えるでしょう。
パーソナルトレーナーを必要とする人
パーソナルトレーナーを必要とする方を大きく分けると、下記の3つに分けることができます。
- アスリート選手
- ボディメイク目的の方
- ダイエット目的の方
アスリート選手の方で、パフォーマンスを高めるための練習を教えることが基本となります。プロ選手の方向けの場合は、運動パフォーマンスを上げる練習方法だけでなく、体調のコンディショニングや栄養学など幅広い知識が必要となります。
さらに、プロ選手のパーソナルトレーナーとなる場合は、自分自身も大会で結果を残していたり、指導した方が業界で結果を残すといった実績が必要となるでしょう。
一方で、一般の方向けのパーソナルトレーナーの場合ならば、筋肉をつけたいといったボディメイク向け、体重を落としたいといったダイエット目的の方に大きく別れます。
ただし、顧客の要望は単純ではなく「〇〇部分筋肉を大きくしたい。」「〇〇日までに〇〇kg痩せたい。」というように顧客によって目的はさまざまです。
顧客に応じてトレーニングメニューを考案したり、食事メニューを考える必要があるため、体に関わる総合的な知識が必要になるでしょう。
パーソナルトレーナーの年収
正社員
フィットネスジムで、正社員として働く方の平均年収は400〜500万円程度と言われており、月収で計算すると約33〜40万円(ボーナス含む)となります。
こちらは平均年収ですので、2,30代の若い世代は250〜350万円と言われているため、普通の会社員よりは低めと言えるでしょう。
パーソナルトレーナーのフィットネスジムで働いている方は、予約が入った分がインセンティブとなって給料に反映されることが多いです。
場合によっては、パーソナルトレーナーの数が多いとスタッフ同士で競争が激しくなってしまうこともあります。
指名が取れないと給料に結びつかないこともありますので、質の高いトレーニングメニューの提案や接客が収入を上げるための方法として挙げられます。
参考:民間給与実態統計調査結果 令和2年12月31日時点データ | 国税庁
フリーランス
パーソナルトレーナーはフリーで活躍される方も多いですが、収入に関しては人によってばらばらです。
集客ができれば1,000万円を超えることは珍しくありませんが、開業したばかりだと集客方法がわからない方も多く貯金を切り崩す赤字経営をしている方も中にはいらっしゃいます。
特に個人のパーソナルトレーナーは、見た瞬間にすごいと思わせる体であることやコンテストに入賞した経験があるといったわかりやすい実績が重要です。
実績がある方は、1人あたりの単価を高く設定することができるため、顧客数が少なくても大きな利益を生み出すことができます。
独立開業
店舗を持って開業することも一つの選択肢です。独立もフリーランスと同様に軌道に乗るまでが大変ではあるものの、集客が上手くいけば1,000万円を稼ぐことも決して夢ではありません。
個人で目まぐるしい実績を持っていなくとも、店舗としてクライアントの実績を蓄積することで、十分にアピールすることができます。
パーソナルトレーニングの相場としては、1時間のトレーニングだと安くても5,000円程度です。クライアントが週に2回通い、1週間で25名の方に対応するとしたら…
5,000円×8(毎月)×25=1,000,000円
単価を安く設定しているので、この数字を超えることは決して難しくはありません。
しかし、利益を出すには集客ノウハウを学ぶ必要があり、継続して経営に向き合うことができるかが独立の難しさと言えるでしょう。
パーソナルジムの開業を検討している方で、集客や経営面で不安を抱えている方はお気軽に弊社までご連絡ください。
パーソナルトレーナーの休みはどれくらい取れるのか
正社員の休み
フィットネスジムで働く正社員の場合は、ジムに定休日が設定されている場合は定休日が休みとなることが多く、合わせて週に2日程度休みをもらえることが多いです。
しかし、サービス業ですので2日連続で休みを取れないことも多かったり、専属で担当している場合は、クライアントの都合に合わせなければいけないことも多々あります。
特にパーソナルトレーニングを受ける層は、仕事終わりや休日しか来店できないことも多く、休日や勤務時間も規則的に設定することは難しいでしょう。
営業時間によって早朝や深夜の勤務をしなければいけないかもしれません。
結局のところ、会社や勤務形態によって休日の数は前後しますので、入社する前に事前に休暇や勤務形態について確認することが大切です。
フリーランスの休み
フリーランスや個人事業主として活動する場合の休暇は自分で設定することができます。
稼ぐために毎日働いている方もいれば、週に3日しか活動していないといった働き方をしている方もいるほどです。
自由な働き方ができる分、顧客の要望に応えやすいため信頼を得ることも難しくないでしょう。
ただし、仕事を休むことで失客してしまうのではないか…といった不安から上手く休めずに体を壊してしまっては本末転倒ですので、休日はしっかりと設定することを心がけることが大切です。
独立開業の休み
パーソナルジムを開業される場合は、定休日を設定することで休日を明確にすることができます。
しかし、サービス業であるため休日や2日連続の定休日にしてしまうと、なかなか集客しづらいのが事実。
スタッフを数名抱える場合ならば、1日定休日を設けたり、シフト制で上手く休暇を回す必要があるでしょう。
実際のところ、開業してオーナーになっても自分自身もトレーナーとして指導する立場の場合、週に2日しっかり休めている方は多くないとも言われています。
経営に乗り余裕ができるまでは、なかなか休むことができないことも独立直後のオーナーの本音です。
パーソナルトレーナーの仕事に関する本音
この項目では、すでにパーソナルトレーナーとして働く方の本音を紹介していきます。
自分がなりたい職業の方の悩みやリアルな状況を知ることは、本当に自分がその職業を選ぶべきかという判断材料になるので参考にしてください。
健康的な生活を送ることができる
パーソナルトレーナーとして活躍されている方は全員と言って良いほど、日頃から運動をしていたり、食事に気を使っている方が多いです。
というのも、トレーナー自身が魅力的な体でないとクライアントから信用されづらいという傾向があります。
さらに、栄養学の知識を持っていることもあり日々の食生活に活かせますし、時には顧客と一緒にメニューをこなす必要もあるでしょう。
普段からの生活で健康を意識して過ごすため、自然と健康的な生活を送ることにも繋がるでしょう。
お客さんとのやりとりが楽しい
パーソナルトレーナーは接客業ですし、他のサービス業と比べて顧客との距離が近いことが特徴です。
トレーニングを開始する前に、顧客の食生活、日常生活、目標といったヒアリングを行った上で長期的な付き合いとなることが前提となるでしょう。
体の変化はすぐに現れるわけではありませんし、思い通りの結果にならずに悩むお客様もいらっしゃるかと思います。
お客様の悩みを聞いたり一緒にトレーニングをしたりする中で、どちらか一方が頑張るのではなく、一緒に目標に向けて頑張るという信頼関係を築くことが大切です。
顧客が目標を達成することは、トレーナーとしてやりがいを感じる瞬間でしょう。
年収があまり高くない
パーソナルジムやフィットネスジムで勤務する場合、2,30代の若い世代だと年収は300万円程度が目安となります。
パーソナルトレーナーは、インセンティブが給料面で大きな影響があるため、多くの指名を得ることができれば平均以上の収入を目指すことができるかもしれません。
しかし、そもそもインセンティブで稼げるトレーナーはごくわずかとも言われ、収入面で厳しいといった意見もよく見かけます。
肉体的にきついときがある
トレーナーとして活躍していく以上、自らもトレーニングを重ねる必要がありますし、顧客と一緒にトレーニングをすることもあるでしょう。
引き締まった体を維持することは、若い世代だとしてもなかなか厳しいです。
また、年齢を重ねるごとにトレーニング後の疲れの抜けにくさも感じますし、顧客対応が重なった時は長時間勤務も珍しくはありません。
顧客が増えるごとに、トレーニングサポートの時間、メニューの考案、食事スケジュールの提案などパーソナルトレーナーがやらなければいけない仕事はたくさんあります。
クライアント依存のスケジュールになりやすく、長期休暇をとってリラックスする週間が少ないことからも肉体的にきつい職業とも言えるでしょう。
まとめ
この記事では、パーソナルトレーナーになることを検討されている方に向けて、需要や年収について、働く方の本音について紹介しました。
一般の方でも健康意識の高まりからパーソナルジムの需要は増していますが、肉体的にもかなり厳しい業界です。
しかし、開業や独立をして経営の軌道に乗れば、年収1,000万円も夢ではない魅力あふれる職業の1つと言えるでしょう。
CINGROUPでは、美容サロンのみならずパーソナルジムの効果的な広告運用サポートや、経営サポートに強みがあります。
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