まつ毛が長いと人から魅力的に見られたり、清潔感のある印象を持たれることも少なくありません。
しかし、「まつ毛を伸ばしたい!」「まつ毛の毛量を増やしてふさふさにしたい!」と思ってもどうしたらいいかわからないことも多いのではないのでしょうか?
この記事ではそんなお悩みを解決すべくまつ毛育成のコツと評判まつ毛美容液を紹介していきます。
まつ毛を伸ばす方法
生活習慣を見直す
まつ毛を伸ばすために有力だといわれる方法はさまざまあります。まずはじめに試していただきたいことは、生活習慣を見直すことです。
中には「まつ毛を伸ばすのに関係あるの?」と思われる方がいるかもしれません。
しかし、栄養がまつ毛まで届く健康的な身体であることはかなり重要です。急にすべてを変えなくても良いので、下記のような生活習慣を見直してみましょう。
【食生活の改善】
まつ毛の育成には栄養が必要不可欠です。
暴飲暴食や偏った食事をしていた場合、食生活を変えてみましょう。
反対に過度なダイエットによる食事制限や健康的と言われる食材でも、同じものだけを食べていては身体の健康にもまつ毛の育成にもよくありません。
たんぱく質をとるために鶏肉やブロッコリーだけを食べるといったような栄養が偏った食事にならないように、バランスに気を付けた食事を心がけましょう。
また、仕事や学校で忙しいと朝ごはんを抜いてしまうこともあるかもしれません。
体温が低いままだと1日の活動だけでなく、まつ毛育成にもあまりよくないでしょう。
まつ毛育成の最初の一歩として、朝ごはんはしっかりと取ってみてください。
【睡眠の質の向上】
まつ毛の育成には睡眠をしっかりとることも重要です。
睡眠をとることでまつ毛育成にも重要なホルモンが出ると言われています。
眠ってから3時間出る成長ホルモンが、皮膚のダメージを補修したり育毛を促すため、熟睡できる環境を整えるようにしましょう。
寝る前にスマホやタブレット、テレビを見ることは強い光を浴びるため、あまりよくありません。
寝る前の照明を暗くしたり、寝る際は電気を消すことで効果的な睡眠を取りやすくなります。
効果的な睡眠にはアロマを使ってみることもいいかもしれません。
リラックス効果が期待でき、キャンドルやディフューザーなどさまざまなタイプがありますので自分に合った方法を試してみてください。
忙しいとシャワーだけで済ませてしまうこともあるかもしれませんが、湯舟につかることで身体を温めリラックスすることができます。
睡眠時、特に夏場は冷房で身体を冷やしてしまうこともあるので、ブランケットなどをかけて寝るのがいいでしょう。
室温を28℃前後にすることで快適な睡眠を期待できますので、ここで紹介した方法以外でも自分なりに見つけてみてください。
【血行不良の解消】
栄養がまつ毛を育成する毛母細胞に届くためには血行不良を解消させることが必要です。
特に女性は筋肉量が少ないこともあり血行不良に悩まさることもたびたびあります。
血行不良の大きな原因の1つは運動不足です。
生活をする中でなるべく歩く距離を増やしたり、エレベーターやエスカレーターを使うのではなく階段を使うなどして運動量を少しでも増やしましょう。
血行不良の改善には寝る前のストレッチも良いといわれています。
適度なストレッチは質の良い睡眠にもつながりますので習慣化してみてください。
参考:まつげ(まつ毛)が伸びるには?伸ばす方法や長くする治療薬をご紹介します
治療薬を使用する
まつ毛が極端に短かったり、本数が少ない場合は『まつ毛貧毛症』の可能性もあります。
その場合、医師に相談し目薬などの治療薬を処方してもらってください。
費用は2か月で1~2万円ぐらいとされており、健康保険が適用されないので割高です。
治療薬といっても使用した全員に効果があるわけではなく、7~8割の方にしか効き目がないとされています。
効果が出れば1か月ほどで太さに実感が出ることでしょう。その後も使用続けることで個人差はありますが、3か月ほどでまつ毛量も増えるとされています。
効果が出るかもしれないと思うと、すぐに使いたくなるかもしれませんが副作用の危険性もあるため注意が必要です。
例を挙げると…
- 炎症をおこす
- 目が充血する
- まぶたに色素沈着がおこる
- 妊娠している場合は流産の危険性
しかし、「病院に行くのはめんどくさい」、「個人輸入なら安く海外の効果の強い薬が手に入る」などの理由から医師の処方とは別の方法で治療薬を入手しようとする方もいるでしょう。
医師の診察を受けずに治療薬を手に入れることは、目にトラブルがあった場合に失明などの重大な疾患に繋がる可能性もあります。
医師の処方以外の方法は大きなリスクになりますので、正しい方法で手に入れるようにしましょう。
まつ毛美容液を使用する
まつ毛を伸ばすための方法は治療薬だけではありません。
まつ毛美容液を使用することで効果を期待することも可能です。
まつ毛美容液は処方箋がなくても、ドラッグストアや美容系サイトなど、まつ毛サロンなどで購入することができるため、病院に行かずに手軽にまつ毛育成をすることができます。
まつ毛を減らさないために重要なポイント
まつ毛育成にはまつ毛を傷つけない、減らさないということも大切です。
大切なまつ毛を減らさないための重要なポイントを解説します。
ビューラーなどの外的刺激を減らす
目をこすることやアイメイクでビューラーを使うことがまつ毛へのダメージや抜けへの原因になることがあります。
ビューラーを使う際にまつ毛がよく抜けるという方がいますが、もしかすると正しく使用できていないかもしれません。
一気にまつ毛を上げようとはせず、段階を分けてまつ毛を上げることでまつ毛への負担を少なく抑えられ、綺麗に仕上げられますのでビューラーは正しく使用するようにしましょう。
メイクをしっかり落とす
仕事や学校から帰宅してからメイクを落とさずにそのまま寝てしまったり、洗顔をしてもメイクが落とし切れていなかっということはありがちですが、まつ毛の育成にはNGです。
マスカラやアイシャドウ、アイラインなどが残ったまま時間が経過すると、汚れが酸化し、まつ毛にダメージを与えます。
不衛生な環境は抜け毛の原因になるだけではなく、まつ毛の太さにも悪影響なので、メイクはしっかりと丁寧に落とすようにしましょう。
マツエクをしすぎない
定期的にマツエク(まつ毛エクステ)をしている方にはまつ毛が抜けやすくなっていることがあります。
マツエクを行うことでまつ毛の量を一時的に増やすことはできますが、マツエクの重さや落とす際に少なからずダメージになっています。
まつ毛が絡んで抜けてしまうこともありますので、コンディションを見ながら頻度を減らしたり、本数を減らすということを行ってみてください。
参考:【医師監修】まつ毛を伸ばすには?まつ毛美容液・育毛剤やクリニックも紹介
まつ毛は自力で伸ばすことができる?疑問と回答
ワセリンはまつ毛を伸ばす効果はある?
まつ毛を伸ばす方法を調べる中で、ワセリンを使うとまつ毛が伸びるいう話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
残念ながら、ワセリン自体にまつ毛を伸ばす効果があるという医療的根拠はありません。
ですが、健康的なまつ毛育成には保湿ケアも重要なので、ワセリンを使用することで保湿効果が期待でき、良い影響があるかもしれません。
まつ毛の毛穴を詰まらせダニ繁殖の原因になったり、目の網膜などに入ってしまうことで炎症を起こしてしまう可能性があるので注意してください。
正しくまつ毛育成をするには情報をよく調べ、場合によってはまつ毛育毛に特化したクリニックなどに相談することも視野に入れてみてください。
まつ毛を伸ばす食べ物はある?
主な成分 | 期待できる効果 | 多く含まれる食材 |
---|---|---|
メチオニン | 育毛効果 | 肉、魚、乳製品、ナッツ類など |
ビオチン | 育毛に必要なタンパク質生成 | 牛レバー、魚介類、ヨーグルト、大豆、卵など |
L-シスチン | 育毛や肌の健康維持 | 牛肉、羊肉、牛乳、鮭、オートミール、小麦粉など |
亜鉛 | 毛や肌の入れ変え促進 | 生牡蠣、カニ、豚レバー、牛乳、納豆など |
ポリアミン | 新陳代謝の向上 | 大豆発酵食品、チーズ、きのこ類、鶏肉など |
まつ毛の育成や健康を保つために有効な成分が含まれるものがあります。
特にまつ毛の生成にはたんぱく質を生成することが大切です。
【メチオニン】
たんぱく質を生成するために重要な必須アミノ酸の1つです。
まつ毛育成以外にも肝機能向上、アレルギー症状の緩和、うつ症状の改善、老化防止などに効果があると言われています。
多く含まれる食材:肉、魚、乳製品、ナッツ類など
【ビオチン】
アミノ酸からたんぱく質を作るために必要な成分です。
まつ毛の育成のほかに、皮膚や粘膜の健康維持に効果があると言われています。
多く含まれる食材:牛レバー、魚介類、ヨーグルト、大豆、卵など
【L-シスチン】
たんぱく質を作るために重要な成分である、硫黄を含んでいます。
まつ毛の育成のほかに、爪の生え変わり促進、美肌・美白にも効果があると言われています。
多く含まれる食材:牛肉、羊肉、牛乳、鮭、オートミール、小麦粉など
【亜鉛】
血液や皮膚、骨、腎臓、肝臓、毛などの細胞に存在しているミネラル成分です。
たんぱく質の働きを助け、健康的なまつ毛が抜けるのを予防することが期待できます。
古くなり弱くなったまつ毛や肌の入れ替えを促進するほか、代謝向上、二日酔い防止、味覚を正常に保つも効果もあると言われています。
多く含まれる食材:生牡蠣、カニ、豚レバー、牛乳、納豆など
【ポリアミン】
新陳代謝を正常に行うために重要な細胞分裂の働きを促進します。
不足すると細胞の老化にも繋がると言われています。
多く含まれる食材:大豆発酵食品、チーズ、きのこ類、鶏肉など
食事の際にこれらの上記の成分が含まれる食材をバランスよく摂るようにできるといいですね。
食事だけでは難しい場合はサプリメントで補うという方法もありますが、その際は成分の摂取量上限に十分に注意するようにしてください。
まつげ美容液の選び方
「対策方法はわかったけど、もっと効果的にまつ毛を伸ばしたい」「どのまつ毛美容液を使えばいいかわからない」と思う方もいらっしゃると思います。
そのような方におすすめの方法はまつ毛美容液です。
上記で解説したまつ毛の健康維持の方法を実施しながら使用してみるとより効果を実感しやすくなるかもしれません。
下記ではサロン専売のまつ毛美容液と美容液市販のまつ毛美容液の特徴とおすすめの商品を紹介します。
サロン専売
サロン専売のまつ毛美容液は市販のまつ毛美容液と比べ、まつ毛の伸びを実感しやすいというメリットがあります。
まつ毛サロンなど限られた方法でしか手に入れることができないデメリットはありますが、試してみる価値は十分にあるでしょう。
ラッシュアディクト
容量:5ml
金額:11,000円(税込)
化粧品の科学者チームが研究した独自のノンニードルメソ技術で、まつ毛の根元に成長を働きかけ、本格的なまつ毛育成を目指せます。
厳選された5つの美容成分でまつ毛のダメージ補修・保護、保湿を行い健康的なまつ毛の成長をサポートするだけでなく、肌荒れ防止成分も配合されているので安心して使用できるでしょう。
プロがリピート使用するぐらい効果を実感しやすく、夜に1回塗るだけで本格的なまつ毛育成をすることが期待できるところもポイントです。
ボリュームのある濃密なまつ毛を目指すことができ、まつパやマツエクをしている方も使用できます。
フェニックスアイ
メーカー:ODETTE EYELASH COSMETICS 容量:8g 金額:3,850円(税込)
保湿効果やトリートメント効果により健康的なまつ毛を目指すことができます。
また、まつ毛ダニを防ぐ殺菌・抗菌成分を含んでいるところもポイントです。
そのほかにまつ毛育成だけでなく、まつパやマツエクのキープにも使用可能で綺麗なまつ毛を長く保つためにも使用できます。
エグータム
容量:2ml
金額:7,920円(税込)
まつ毛に蓄積したダメージや痛みを補修・保護することで、ハリやコシにのあるまつ毛を目指すことが期待できます。
保湿成分やまつ毛や皮膚のダメージを保護するまつ毛にやさしい成分を多く配合するほか、人体構成する20種類のアミノ酸のうち18種類を含むシルクアミノ酸やまつ毛の育成を促進してくれるそうです。
市販のまつ毛美容液
市販のまつ毛美容液は価格も比較的安価であることから手軽に試しやすいところが特徴です。
下記ではドラッグストアやドン・キホーテといった一般的な販売店で手に入れることが可能なまつ毛美容液を紹介します。
マジョリカ マジョルカ ラッシュジェリードロップEX
容量:5.3g
金額:1,045円(税込)
5種の美容成分を配合し、まつ毛を長く、産毛までくっきり育成することが期待できます。
ハリを出し、カールしやすいまつ毛を目指せることも特徴です。
湘南美容まつ毛美容液
メーカー:シーオーメディカル 容量:4ml 金額:1,980円(税込)
ミネラル豊富な海洋深層水に、医師が監修した12種類のこだわりの成分を配合しています。
保湿効果も期待でき、まつ毛だけでなく眉毛にも使用可能です。
ヒロインメイクアイラッシュセラムEX
容量:5.5g
金額:1,320円(税込)
美容成分を27種類配合し、まつ毛にうるおいとハリを与えます。
液が目にしみにくく、まつ毛だけでなく眉毛にも使用可能です。
まとめ
健康的で見栄えのいいまつ毛を育成するためには、生活習慣を整えながらまつ毛美容液を使ってみることが重要です。
個人差もありますので、焦らずに自分にとってどの方法が合うか見極めながら試してみるといいかもしれません。
この記事ではまつ毛を伸ばしたい方向けに育成方法を解説しました。
まつ毛美容液それぞれの特徴のほか、まつ毛育成をしていくうえで日常生活での気を付けるポイントも紹介しましたのでぜひ参考にしてみてください。
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