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アイリストが面貸しやシェアサロンを利用するメリット/デメリットを紹介!

  • UPDATE:2024.11.14.Thu |
  • ENTRY:2023.10.06.Fri

アイリストもフリーランスなどの新しい働き方が広まっていますが、面貸しやシェアサロンの活用する方法も浸透しつつあります。

マツエク施術は美容師免許が必要なことから、ネイリストとして働くよりも働く場所の条件や各申請で違いがあることなどから、面貸しサービスの活用を検討されている方が増加しているのです。

この記事では、面貸やシェアサロンサービスの概要について、どのような方が利用するべきなのかやメリット/デメリットについて解説します。

CIN GROUPでは、これまで約3,000店舗の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

 

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面貸しやシェアサロンはどのようなサービス?

目元画像

面貸しとは、貸しスペースや座席を貸し出すことを指します。

空席やスペースの有効活用をしたい美容室のオーナーが、アイリストやネイリストに貸し出すケースが多いです。

貸し出す側は美容室が多く、借りる側がアイリストの場合、親和性が高いため徐々に利用を検討されている方が増えています。

面貸しとシェアサロンの違い

面貸しの他にもシェアサロンがあり、あまり大きな違いはありませんが、下記のような違いがあります。

  • 面貸し:すでにあるサロンが空席やスペースを貸出す
  • シェアサロン:全体が貸出しスペース

より具体的に説明すると、面貸しは○○サロンが一部分を貸しだすため、店舗の所有はそのサロンです。

一方でシェアサロンは、管理会社がスペースを管理していて、複数のフリーランスの方が利用しているイメージでしょうか。

どちらを選ぶかは導入されている設備や条件を考慮して選ぶと良いでしょう。

面貸しのシステム

面貸しの場合は、数か月ごとなど一定の期間に応じて契約を行うことが多いです。

設備の利用や営業時間などの条件の詳細は、オーナーと話し合って決める場合が多く、厳密には決められていません。

店舗の空室や席を利用することになりますが、オーナーとの雇用関係ではないため、フリーランスの方や独立を志望している方から支持されています。

アイリストの面貸し相場

面貸しの料金体系は大きく分けると、下記のように分けられます。

  • 時間制:◯◯分/◯◯時間〜
  • 日にち制/月額制
  • 歩合制:毎月の売上の〇〇%

時間貸しの場合、1時間から選択するケースが多く、30分単位や1分単位で貸出を行っている店舗もあります。相場観としては1,000〜5,000円と幅広いことが特徴です。

1日単位や月額制で借りる場合には、1日1万円〜、月額5万円〜が多いでしょう。

売上から引かれる場合は、10~30%分など条件によって変動するケースが多いです。

参考:【東京都】1時間から面貸し | スペースマーケット

アイリストが面貸しを利用するメリットは?

メリット/デメリット

アイリストの方が面貸しを利用する際には、メリットを知っておくことが大切です。

  • 初期費用や固定費を抑えることができる
  • 営業開始まで時間がかからない
  • リスクを抑えて独立できる
  • 手続きが楽な場合がある
  • サロンとの連携が上手くいけば集客に繋がる
  • 人間関係に悩むことなく自由に働くことができる

各項目でそれぞれについて解説します。

初期費用や固定費を抑えることができる

面貸しサロンを利用する大きなメリットとしては、物件の契約にかかる初期費用や、運営に必要な固定費を削減できることです。

一般的に店舗用の物件を契約するには、家賃の半年〜1年間分の初期費用が発生します。固定費も家賃や光熱費などがかかるので、エリアにもよりますが最低でも10〜15万円はかかるでしょう。

面貸しサロンでは、定額で支払うケースもありますが、売上によって定率で払うだけで済むことが大きな魅力ポイントです。

営業開始まで時間がかからない

店舗を開業するとなると、準備期間に3〜6ヶ月は最低でもかかりますが、面貸しでの開業は1〜3ヶ月程度で開業することが可能です。

特にアイラッシュサロンを開業するためには、保健所に美容所登録が必要になるため、条件に合う内装工事を行わなければいけないケースもあります。

しかし、美容室や既存のアイラッシュサロンが面貸しをしていれば、新たに保健所への美容所登録は不要となるため、大幅に開業までの期間を短縮することが可能となるのです。

リスクを抑えて独立できる

初期費用や固定費を抑えられる点にも関係しますが、開業には300万円程度の自己資金が必要と言われており、多くの方は融資を受けていることも珍しくありません。

もちろん、開業後に返済しながら完済を目指すことになりますが、途中で閉店してしまった場合には借金となってしまうため、その後のライフスタイルに大きな影響を及ぼすでしょう。

実際に開業してから1年以内での閉店確率は30%、3年では90%と生き残るだけでも非常に難しい世界です。

開業費用を抑えられるだけでなく、閉店時にも資金を抑えられるため、リスクを最小限に抑えられながら開業を目指すことができます。

手続きが楽な場合がある

保健所への美容所登録に加えて、物件の契約、光熱費関連の手続きが圧倒的に楽になるケースが一般的です。

基本的に、ネット通信料や光熱費は毎月の利用料金に含められているため、新たに請求されることはないですし、契約についても貸主と借主が合意すれば当日中に完了することも珍しくありません。

サロンとの連携が上手くいけば集客に繋がる

マツエクサロンは美容所登録が必要であることから、アイリスト向けに面貸しをしているサロンは美容室であることが多いです。

まつ毛メニューを取り入れたて集客に繋げたいというヘアサロンオーナーも多いため、オーナーとの関係性が良ければ、既存顧客を紹介してくれることもあるでしょう。

将来的にはヘアサロン側と協力しながら、セットメニューを売り出すなどして安定した集客を実現できるかもしれません。

人間関係に悩むことなく自由に働くことができる

面貸しを利用する方の多くはフリーランス、あるいは業務委託のような働き方となり、スタッフを抱えることはありません。

サロンワークでの悩みの種となる人間関係の問題を極力避けることができるのも魅力ポイントの一つと言えるでしょう。

アイリストが面貸しを利用するデメリットは?

デメリット

メリットを理解したところで、デメリットについても見てみましょう。

  • 確定申告などが必要
  • 社会保険や福利厚生がない
  • サロンの条件に合わせる必要がある
  • 風評被害やブランディングリスク
  • 集客対策を自分で行う必要がある

それぞれの項目について解説します。

確定申告は自分で行う必要

基本的には業務委託契約を結んだり、オーナーとの雇用関係が生まれるわけではないため、確定申告は自分で行う必要があります。

確定申告は慣れれば難しいことではありませんが、税金を抑えるための青色申告、経費の計算なども必要になってくるため事前に勉強しておくことが大切です。

社会保険や福利厚生がない

個人事業主として働くことになるため、社会保険や福利厚生はありません

  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 国民健康保険料/国民年金保険料など

会社に属している場合は、給料の振り込みの際に控除されるためあまり意識しないかもしれませんが、上記のような税金の支払いを個人で行う必要があります。

そのため、毎月の売上額がそのまま手取りとなるわけではないので、税金の支払いを計算に入れながら経営しなければいけません。

サロンの条件に合わせる必要がある

貸し出すオーナーによっても条件は異なるため、営業時間や使用できる機材などにも制限があることも考えられます

さらには、自身の経営が順調でも貸主側の経営問題から閉店となってしまえば、また新しい開業場所を決めなければいけないこともあるでしょう。

風評被害やブランディングリスク

面貸しは既存の美容サロンの空席を利用することになるので、既存店舗が問題を起こした時には、風評被害を受ける可能性もあります。

また、なかなか店舗として認知されないこともあり、ブランディングも難しいかもしれません。

中には空席ではなく、しっかりと個室を用意してもらえるケースもあるため、なるべく店舗感を強く出せる場所を選ぶと良いでしょう。

集客対策を自分で行う必要がある

広告運用やチラシの配布など、全ての集客対策を自分で行う必要があります。

本来はチラシ配りやインスタグラム、ホットペッパービューティーなど幅広い集客を組み合わせて集客するべきですが、個人事業主は時間が限られているため最も効率の良い集客に絞ることも大切です。

例えば、ホットペッパービューティーならば有料プランに掲載することで、予約/顧客管理システム、新規集客の獲得、専門の担当者からサポート体制など充実したサービスを受けられます。

弊社は、ホットペッパービューティーの代理店として、サロン集客や経営面で幅広いサポートを行っておりますので、下記のバナーからお気軽にお問い合わせください。

 

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アイリストが面貸しで働くと給料はどうなる?

給料

個人事業主で働くとなると、努力した分だけ収入を増やすことができます。

【シミュレーション】

客数 単価 売上
毎月40名 10,000円 400,000円
毎月70名 6,000円 420,000円
毎月100名 5,000円 500,000円

上記の表の場合は、大体40〜50万円を売り上げるために必要となる単価と来店数を表しています。

この場合、経費を20万円だとすると30万円の手取りとなり、税金を考慮すると実質手取りは25万円程度と言えるでしょう。

面貸しを利用するべきアイリストは?

ポイント

それでは、面貸しを利用するべき方はどのような方なのでしょうか?

コストやリスクを抑えて独立したい人

先にも述べているように、面貸しは店舗型の開業よりも圧倒的に初期費用を抑えることができます。

水道光熱費などの固定費に関しても、支払い料金に含められていることが多いです。

事前に貯金をしたり、融資を受けたりなどして開業をしても、初期投資の回収までには早くても1年はかかります。

美容サロンは1年以内の廃業率が6割とも言われているため、コストをかけすぎると借金の返済に追われてしまうでしょう。

リスクを最小限に抑えた上で独立を検討している方にとって、初期費用を抑えることができるのは大きな魅力と言えるでしょう。

フリーランスになろうか迷っている人

フリーランスとして活躍するためには、スタッフ時代のお客様との繋がりや、友人関係などの人との繋がりが重要視されています。

つまり、多くの人にとってフリーランスとして収益を伸ばすことは難しいのです。

そのため、フリーランスになる前段階として、面貸しをしているサロンを利用して、自由な働き方を体験してみることをおすすめします。

東京や大阪などの都市部で働きたい人

面貸しの多くは東京や大阪などの都市部でのみ提供されていることが多いです。

都市部での開業の場合、立地が良いところや人通りが多く注目されやすいところで開業するとなると、高額の家賃を支払わなければいけません。

面貸しをしているサロンの中には、表参道や新宿など集客に強いエリアにおいても、コストを抑えて運営できることも魅力です。

まとめ

まとめ

この記事では、独立を検討しているアイリスト向けに、面貸しの概要やメリット/デメリットについて解説しました。

都市部の立地が良いところでリスクを抑えて開業したい方や、フリーランスや店舗経営までの経験を積む場としての活用がおすすめです。

 

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