アイリストもフリーランスなどの新しい働き方が広まっていますが、面貸しやシェアサロンの活用する方法も浸透しつつあります。
マツエク施術は美容師免許が必要なことから、ネイリストとして働くよりも働く場所の条件や各申請で違いがあることなどから、面貸しサービスの活用を検討されている方が増加しているのです。
この記事では、面貸やシェアサロンサービスの概要について、どのような方が利用するべきなのかやメリット/デメリットについて解説します。
CIN GROUPでは、これまで2,000店舗以上の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
面貸しやシェアサロンはどのようなサービス?
面貸しとは、貸しスペースや座席を貸し出すことを指します。
空席やスペースの有効活用をしたい美容室のオーナーが、アイリストやネイリストに貸し出すケースが多いです。
貸し出す側は美容室が多く、借りる側がアイリストの場合、親和性が高いため徐々に利用を検討されている方が増えています。
面貸しとシェアサロンの違い
面貸しの他にもシェアサロンがあり、あまり大きな違いはありませんが、下記のような違いがあります。
- 面貸し:すでにあるサロンが空席やスペースを貸出す
- シェアサロン:全体が貸出しスペース
より具体的に説明すると、面貸しは○○サロンが一部分を貸しだすため、店舗の所有はそのサロンです。
一方でシェアサロンは、管理会社がスペースを管理していて、複数のフリーランスの方が利用しているイメージでしょうか。
どちらを選ぶかは導入されている設備や条件を考慮して選ぶと良いでしょう。
面貸しのシステム
面貸しの場合は、数か月ごとなど一定の期間に応じて契約を行うことが多いです。
設備の利用や営業時間などの条件の詳細は、オーナーと話し合って決める場合が多く、厳密には決められていません。
店舗の空室や席を利用することになりますが、オーナーとの雇用関係ではないため、フリーランスの方や独立を志望している方から支持されています。
アイリストの面貸し相場
面貸しの料金体系は大きく分けると、下記のように分けられます。
- 時間制:◯◯分/◯◯時間〜
- 日にち制/月額制
- 歩合制:毎月の売上の〇〇%
時間貸しの場合、1時間から選択するケースが多く、30分単位や1分単位で貸出を行っている店舗もあります。相場観としては1,000〜5,000円と幅広いことが特徴です。
1日単位や月額制で借りる場合には、1日1万円〜、月額5万円〜が多いでしょう。
売上から引かれる場合は、10~30%分など条件によって変動するケースが多いです。
アイリストが面貸しを利用するメリット/デメリット
アイリストの方が面貸しを利用する際には、メリットとデメリットを知っておくことが大切です。
メリット
- 初期費用や固定費を抑えることができる
- 営業開始まで時間がかからない
- リスクを抑えて独立できる
- 手続きが楽な場合がある
- サロンとの連携が上手くいけば集客に繋がる
アイリストとして開業を目指している方の中には、店舗での運営を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
店舗での開業の場合、開業までにかかる初期費用は300万円以上かかることも珍しくないですし、家賃や水道光熱費などの固定費も大きくなります。
さらには、内装工事や店舗の契約に時間がかかるため、数か月間の準備期間が必要です。
面貸しの場合は、費用を抑えることができますし、契約が完了すればすぐに営業を開始することができるため、リスクを最小限に抑えることができます。
さらに、アイリストは美容師免許を持っていないと施術できないことに加え、店舗を構える時に保健所に美容所登録を行う必要があるのです。
もし、スペースを提供している場所が美容室ならば、すでに美容所登録を行っているため、最小限の手続きのみで済むでしょう。
また、アイラッシュの施術を行っていない美容室ならば、競合にもならず、既存のお客様を紹介してもらえる可能性もあります。
環境が整っている店舗で運営できることから、比較的集客もしやすいことが魅力的です。
デメリット
メリットを理解したところで、デメリットについても見てみましょう。
- 確定申告などが必要
- 社会保険や福利厚生がない
- サロンの条件に合わせる必要がある
- 風評被害やブランディングリスク
- 集客対策を自分で行う必要がある
基本的には業務委託契約を結んだり、オーナーとの雇用関係が生まれるわけではないため、運営に関わることは自分で行わなければいけません。
例を挙げると、集客のための広告出稿や確定申告などでしょうか。もちろん、個人事業主として働くことになるため、社会保険や福利厚生はありません。
面貸しは貸し出すオーナーによっても条件は異なるため、営業時間や使用できる機材などにも制限があることも考えられます。
トラブル防止のため、気になる点はなるべく契約の段階で確認しておきましょう。
他には他のサロンの中にあることで、ブランディングが難しかったり、その店舗が何か重大な問題を起こした時には風評被害を受ける可能性もあります。
上記のようなデメリットがあることも考慮して、自分が理想とする働き方に合うかどうかを見極めることが重要です。
面貸しを利用するべき人は?
それでは、面貸しを利用するべき方はどのような方なのでしょうか?
コストやリスクを抑えて独立したい人
先にも述べているように、面貸しは店舗型の開業よりも圧倒的に初期費用を抑えることができます。
水道光熱費などの固定費に関しても、支払い料金に含められていることが多いです。
事前に貯金をしたり、融資を受けたりなどして開業をしても、初期投資の回収までには早くても1年はかかります。
美容サロンは1年以内の廃業率が6割とも言われているため、コストをかけすぎると借金の返済に追われてしまうでしょう。
リスクを最小限に抑えた上で独立を検討している方にとって、初期費用を抑えることができるのは大きな魅力と言えるでしょう。
フリーランスになろうか迷っている人
フリーランスとして活躍するためには、スタッフ時代のお客様との繋がりや、友人関係などの人との繋がりが重要視されています。
つまり、多くの人にとってフリーランスとして収益を伸ばすことは難しいのです。
そのため、フリーランスになる前段階として、面貸しをしているサロンを利用して、自由な働き方を体験してみることをおすすめします。
東京や大阪などの都市部で働きたい人
面貸しの多くは東京や大阪などの都市部でのみ提供されていることが多いです。
都市部での開業の場合、立地が良いところや人通りが多く注目されやすいところで開業するとなると、高額の家賃を支払わなければいけません。
面貸しをしているサロンの中には、表参道や新宿など集客に強いエリアにおいても、コストを抑えて運営できることも魅力です。
アイリスト独立ならば『saloco』
CIN GROUPでは、美容室の空席を貸し出すシェアサロン(面貸し)サービス『saloco』を開始いたします。
- 初期費用なし!
- 初月の利用料金実質無料!
- 売上から最大80%の高還元率
- 美容室利用のため保健所の審査の必要なし*
- ホットペッパービューティーを活用した集客ノウハウの提供
※独立希望者が美容師免許の所持、及び保健所に登録されている美容室の場合。
【対応エリア】
東京都主要駅周辺
東京/神奈川/千葉を中心に対応エリアを順次拡大中です。ご希望エリアなどがありましたらお問合せください。
- 独立したいけど集客が不安
- 内装が素敵なサロンを施術場所として利用したい
- コストを抑えて施術場所を確保したい
サービスの詳細についてご興味ある方は、下記バナーからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
この記事では、独立を検討しているアイリスト向けに、面貸しの概要やメリット/デメリットについて解説しました。
都市部の立地が良いところでリスクを抑えて開業したい方や、フリーランスや店舗経営までの経験を積む場としての活用がおすすめです。
弊社でも、salocoという面貸しサービスの提供開始を予定しておりますので、お気軽にお問合せください。
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