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ネイリストの独立は何年かかる?失敗しないために知っておくべきこととは

  • UPDATE:2024.11.18.Mon |
  • ENTRY:2023.05.19.Fri

サロンでネイリストとして働いている人や、これからネイリストを目指そうと思っている方の中には、独立の夢を掲げている方も多いのではないでしょうか?

・収入をもっと上げたい
・時間に縛られず自由に働きたい
・経営者になって理想的な店舗を運営したい

上記のように独立したい理由は様々ですが、キャリアのステップアップや理想的なライフスタイルを実現するためには独立することが大きな一歩となります。

この記事では、これからネイリストとして独立したいと思っている方のために、独立の方法や気になる収入、失敗しないためのポイントなどについて解説します。

CIN GROUPでは、これまで約3,000店舗以上の美容サロンの経営/集客/開業サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

 

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ネイリストが独立するタイミングは何年くらい?

最後に独立するかどうか迷っている方が抱える「どのタイミングで独立するべき?」、「未経験でも独立できる?」などの悩みについてお答えします。

多くの人は3〜5年

独立を検討するネイリストの多くは、スタッフとして経験を積んだ3〜5年であることが多いです。

このくらいの経験があると、どのようにお客様を満足させることができるのか、今勤めているサロンに足りない部分が見えてくるようになります。

もちろん、求められる技術力を持っていると言える経験年数であることも挙げられますが、自分のウリや魅力を多くのお客様に提供したいという想いがで始める時期が3〜5年です。

自分がサロン運営をするのならば?どのような働き方が自分には合う?と感じ始めたら、具体的に自分の夢を叶えるためのロードマップを作り始めましょう。

自分につく顧客の数が多くなったタイミング

美容業はサービス業ということもあり、お客様は店舗にこだわるだけでなく人で選ぶ風潮が非常に強いです。

つまり自分を選んでくれるお客様が多くなってくると、自分の強みやウリがお客様に伝えられているという自信が大きくなり独立したいという感情が芽生えるかもしれません。

指名されたり、施術数が多くなってもあまり給料に反映されない店舗もあるため、自分のアピールポイントが明確ならば独立タイミングと言えるでしょう。

未経験でもいきなり独立は可能?

最後に「ネイリストとして未経験でも独立は可能?」という疑問についての回答は、難しい部分が多いが不可能ではないという答えになります。

先述していますが、ネイリストは国家資格が必要でないため、誰でもネイリストと名乗ることができますし、開業することも可能です。

しかし、施術者として働く場合は、当たり前ですがお客様が満足する技術力が必要になります。

経営者として店舗運営のマネジメントのみを行う場合などは、技術力が必要ありませんが、ある程度の経験と技術は独立を成功させるための条件となるでしょう。

これからネイリストを目指す方は、民間資格を取得してお客様からの信頼を得たり、サロンでスタッフとして数年働いてから独立を検討するのが懸命です。

ネイリストとして独立したら年収はどうなる?

年収

スタッフとして働く場合の平均年収

すでにネイリストとして働いている方ならばイメージできる方も多いかと思いますが、正社員の場合は337万円、アルバイトだと1,039円というデータがあります。

月給にすると28万円、初任給が25万円前後となることが多いようです。美容業界の特徴としてボーナスを支給しないサロンも多く、他の業種と比較すると低めだと言えるでしょう。

さらに、年齢を重ねたり経験を積んだ分だけ比例して収入が上がるとは言えない業種でもあり、施術数によって給料が変動する歩合制のような側面も…。

こうした業界事情から、自分が希望とする収入には遠く及ばないため、経験を積んだ段階で独立を検討する方が多いのです。

参考記事:ネイリストの仕事の年収・時給・給料

独立した場合の平均年収

ここで独立した場合の平均年収をお伝えしたいのですが、独立した方の収入に関するデータは公開されていません。

独立を検討されている方に覚えておいていただきたいこととしては、独立することによって大幅に年収UPの可能性があるだけでなく、スタッフ時代よりも収入が少なくなってしまうリスクがあることです。

実際に、ネイルサロンを開業してから1年以内で閉店する確率が3割、3年以内では9割近いとも言われています。

店舗型の場合は初期費用も高くなりますし、安定して集客できるようになるまでに1〜3年程度かかることも珍しくありません。

しっかりと経営戦略を立て、集客が上手くいけば年収1,000万円以上を狙うことも可能ですので、独立前からしっかりプランを立てて動くことが大切です。

【参考】
規模 1店舗経営 座席数1(スタッフ数1)
運営年数 1年
おおよその平均年収 500万円

ネイリストの独立の主な方法は?

独立の主な方法

この項目では、ネイリストの独立の方法について解説します。

独立と言っても働き方は様々で、目的や好みによってスタイルを選ぶことが大切です。どの方法でもメリット/デメリットがありますので、じっくり検討すると良いでしょう。

自分の店舗を持つ『開業』

独立すると言ったら『開業』をイメージされる方も多いでしょう。ネイリストの場合、開業でも複数種類があり、大きくまとめると下記のようになります。

  • 店舗
  • 自宅サロン
  • 賃貸マンション

それぞれのメリット/デメリットについて解説します。

店舗型

独立と聞いた時にまずイメージするのは、自分の店舗を持つことでしょう。

【メリット】
・集客に強い
・店舗拡大に強い
・利益を伸ばしやすい

【デメリット】
・初期費用/運営コストが大きい
・開業までに時間がかかる
・経営戦略をしっかりと立てる必要がある

店舗経営の大きなメリットとしては、路面店やテナントに入居することで多くの人に注目されるため集客に強いことです。

店舗という信頼感もありますし、店舗拡大の際に同じ名前のサロン名を使うことで、新規出店時にスムーズに集客できることも魅力的。

しかし、店舗を契約する時の初期費用だけでなく、家賃や水道光熱費が大きくなってしまうため、リスクは決して小さくありません。

また、店舗契約をしてからすぐに開業できるわけでなく、内装工事をしたり、家具やインフラ設備を整えてからのオープンとなるため、開業までに時間がかかることもデメリットと言えるでしょう。

店舗オーナーとして働いていきたい、将来的には複数店舗経営をしたいという方は、しっかりと経営戦略を立てることが大切です。

賃貸マンション/自宅サロン型

ネイルサロンは美容師免許のような国家資格を持っていなくても開業することができるため、保健所登録が必要でなく賃貸マンションや自宅でも開業することが可能です。

【メリット】
・早い段階で開業できる
・店舗型よりも費用を抑えられる
・営業時間を自由に調整できる

【デメリット】
・立地によっては集客が難しい
・セキュリティー/周辺住民とのトラブルリスク
・営業目的では借りることができないこともある

メリットとして挙げられるのは、店舗経営と比較すると契約にかかる初期費用を抑えられること、そして比較的早めに開業できることです。

また、自分のライフスタイルに合わせて営業時間を調整したり、予約が入った時にだけ営業するなど自由な働き方を実現できることも魅力的。

子育てをしながらネイリストとして働きたいけど、サロンで働くのは少し大変と感じる方におすすめと言えるでしょう。

しかし、人通りがない場所やそもそも人が少ないエリアの場合は集客が非常に難しいことも挙げられます。

お客様目線でも、セキュリティー上の問題や信用獲得まで時間がかかることも珍しくはありません。友人/知人など関係性を構築している方のみをターゲットにするならば問題はありませんが、初めての方でも来店しやすいサロン作りが重要です。

自由に働く『フリーランス』

固定の場所で店舗運営をするのではなく、最近ではフリーランスネイリストとして独立をする方も多くなっています

代表的なフリーランスネイリストとしての働き方は下記のようになります。

  • 業務委託型
  • 出張サロン型
  • シェアサロン(面貸し型)

上記以外にも、講師として講演を開いたりなどもありますが、独立段階を想定して一般的な方法について解説します。

業務委託型

まず一つ挙げられるのは、業務委託型の働き方です。業務委託型の場合、独立のイメージとは異なり『比較的自由に働けるスタッフ』というイメージでしょうか。

【メリット】
・集客対策が必要ない
・働く時間を自由に調整できる
・契約によっては事務作業をする必要はない

【デメリット】
・契約先次第で自由度が低くなってしまう

メリットとして挙げられるのは、1日8時間など店舗スタッフのように固定の時間が決まっていないことが多く、自分が働きたい時間に合わせて働けることです。

サロン側との契約内容次第にはなりますが、事務作業や清掃をする必要はありません。

さらに、店舗側が集客対策をしてくれるため、施術に特化することができるのです。

しかし、これはあくまで契約内容次第となるため、サロン側の要求次第では自分が求める働き方を実現できないこともあります。

「とにかく施術するのが大好き!」、「施術以外のサロン業務はやりたくない!」という方にはおすすめでしょう。

出張サロン型

施術に必要な道具があまり多くないため、出張型で顧客の要望に応じて移動しながら施術を行うフリーランスネイリストも中にはいます。

【メリット】
・単価を高く設定できる
・有名な人の専属ネイリストになれば知名度UPの可能性がある

【デメリット】
・安定した集客が難しい
・移動時間を考慮すると単価が低くなってしまう

大きなメリットとしては、移動時間や日々違う場所で施術する手間を価格に反映することができる点です。

有名な方の専属ネイリストとして指名されれば、より単価を上げることができますし、フリーとして働く上で強いウリとなります。

一方で高い料金を支払うことができる方は決して多くはなく、一般の方をターゲットとした場合、移動の手間が大きくなり時間単価が極端に悪くなってしまうことも珍しくはありません。

複数の顧客に対応する場合は、指定された場所によっては柔軟に対応することが難しいことはもちろん、交通費も発生しています。

稼ぐことを目的としている場合、最後に自分の手元に残る金額を考慮しながら価格の設定、対応エリアを決める必要があるでしょう。

面貸し(シェアサロン)型

店舗型とフリーランスのメリット/デメリットを紹介してきましたが、両方の良い点を集めた働き方としてシェアサロンを活用する方法がおすすめです。

【メリット】
・店舗運営のため集客に強い
・初期費用やランニングコストを抑えることができる

【デメリット】
・内装は自由に変えることができない
・営業時間も契約店舗によって変更することができないこともある

シェアサロンは、美容室や美容サロンの空席を施術スペースとして貸し出してもらえるサービスです。

お客様から見ると店舗の安心感がありますし、何より立地が良い場合などは集客に非常に強いことが魅力的。

自分好みの内装にできない、営業時間を自由に変更することはできないというデメリットはあるものの、費用面で店舗運営を諦めざるおえない人にとっては有力な選択肢の1つになるでしょう。

不安を解消できる!ネイリストの独立支援サービスとは?

独立支援サービス

いきなりの独立が不安な方は、独立支援サービスを利用してみても良いかもしれません。

独立支援サービスによって特徴が異なりますので、相性が合いそうな会社があればぜひ相談してみると良いでしょう。

ネイルアットマイサロン

ネイルアットマイサロンは、関東だけでなく九州や北海道など支援可能エリアも幅広く、250店舗以上の支援実績がある独立支援サービスです。

頻繁にオンライン説明会も実施されているので、気になる方はホームページを確認してみましょう。

参考:ネイルアットマイサロン

独立支援の窓口

独立支援の窓口は、10%のみがサービス手数として支払うことになるため、売上の90%が残る高還元率が特徴です。

マンションで開業する際の初期費用、施術に必要な設備購入費を全額負担してくれるため、資金がなくても開業に踏み切れることが特徴と言えるでしょう。

マンションでの経営を求めている方におすすめの独立支援サービスです。

参考:独立支援の窓口

ewalu

株式会社ewaluは、関東や関西中心としたネイリスト独立支援サービスを展開しています。

これまでの開業実績は約100店舗ほどですが、4年ほどの実績となり、2024年時点で最も勢いのある独立支援サービスと言えるでしょう。

  • 自己資金0円でもOK
  • 初年度広告費半額負担
  • 最高月収90万円

おしゃれな美容室の一角を利用しての開業となりますが、都内の立地の良いところで開業できるため集客のしやすさも魅力です。

参考:株式会社 ewalu

まとめ

まとめ

この記事では、ネイリストの独立の方法について詳しく説明しました。

数年間スタッフとして働いていると、自分の理想とする働き方やサロン像が明確になり、独立を検討する方も増えてくるでしょう。

独立の方法はいくつかあり、得意不得意や好みかどうか、収入を上げられる方法かどうかといった複数の条件から自分に合う独立方法を選ぶことが大切です。

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