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マンションエステ開業のメリット・デメリットをしっかり理解しよう

  • UPDATE:2025.07.14.Mon |
  • ENTRY:2024.05.24.Fri

マンションエステの開業を考える際は、メリットとデメリットを理解することが重要です。

マンションでのエステ経営には、クレームや契約違反のリスクがあります。無許可営業や契約違反には特に注意が必要です。

この記事では、開業時の注意点、契約、集客のポイントを解説します。違反の影響を知り、リスクを抑える情報を得て、安心してマンションエステを始めましょう。

株式会社CIN GROUPでは、これまで3,000店舗以上の美容サロンのサポートをさせていただいた実績があるので、ぜひ参考にしてください。

 

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マンションでエステは迷惑になる?

マンションエステ迷惑

マンションでエステサロンを経営するには、大家さんと管理会社からの許可が必要です。

しかし許可を取っていても、同じマンションに住んでいる入居者の迷惑にならないように配慮しましょう。

次の項目では、よくあるトラブルの事例をご紹介します。

【クレーム事例①】無許可での経営

賃貸マンションでの開業を検討している方は、まず初めに賃貸借契約書の確認をする必要があるでしょう。

賃貸マンションには『住居用』と『事業用』の2種類あり、ほとんどのマンションで部屋を事業用として使用することを認めていません。

しかしエステサロンをマンションで開業する際に、大家さんと管理会社から許可を取らない『モグリ営業』をしている方も多く、トラブルが相次いでいます。

【クレーム事例②】契約違反での経営

次に契約違反が後から発覚した事例をご紹介します。

この事例では、事前の契約で入居者から「知人や紹介者などを対象にエステを開きたい!」と要望があったので、大々的に宣伝しないことを条件に許可していました。

しかし実際には、チラシなどを使って宣伝活動をしていたということが明るみになり、問題になっています。

契約を破ると大家さんや管理会社との今後の関係に悪影響を与えますし、場合によってはペナルティが科されるでしょう。

ペナルティの内容は後で詳しく説明します。

参考:不動産賃貸経営博士のお悩み大家さん

【クレーム事例③】メンズエステの経営

最後にマンションでメンズエステを経営している居住者に困っている方の話を例に挙げてご説明します。

その方は住民が共同で使う場所に、メンズエステのチラシや業務中に出たごみを透明な袋に入れて放置していることに不満を持っています。

共有エリアを汚す行為は区分所有者の共同の利益に反するとして、法的措置を講じられる場合もあるので気をつけましょう。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11266901556

マンションエステ開業のメリットとは?

 

マンションエステの開業は、初期投資が比較的少なく、個人で自由に運営ができるため、近年人気が高まっています。

自宅の一部を利用することで、家賃や店舗の維持費を削減でき、経済的な負担を軽減できるのが大きなメリットです。

また、プライベートな空間を提供することで、お客様にリラックスして施術を受けてもらえる環境を整えやすい点も魅力の一つです。

これらのメリットを活かし、成功するマンションエステを目指しましょう。下記項目で詳しく紹介するのでぜひ参考にしてください。

家賃を抑えられる

マンションエステは、通常の店舗型エステと異なり、マンションの一室を利用して施術を行うスタイルのため、家賃を抑えられるのが大きなメリットです。

一般的なエステサロンは、商業ビルの一等地に店舗を構えることが多く、その分高額な家賃がかかります。一方、マンションエステは住宅地に位置することが多く、家賃が比較的安価なため、その分、施術料金を抑えることができます。

その結果、顧客にとっても手頃な価格で質の高いサービスを受けることが可能になります。また、運営コストが低いことで、エステティシャンが個々の顧客に対してより丁寧でパーソナライズされたサービスを提供できる点も魅力です。

内装コストが少ない

マンションエステは、既存のマンションの一室を利用するため、内装コストが比較的少なく抑えられるのが特徴です。

通常、エステサロンを開業する際には、店舗の内装や設備に多額のコストがかかりますが、マンションエステではその必要がありません。

部屋自体が既に整っているため、最低限の設備やアメニティを追加するだけで開業が可能です。

これにより、初期投資を抑えつつ、手軽にエステサロンを開業したいという方にとって、マンションエステは非常に魅力的な選択肢となっています。

また、マンションの一室を利用することで、プライベート感が高まり、顧客にとってもリラックスしやすい環境を提供できるのも利点です。

物件の選び方がポイント

マンションエステを開業する際には、物件選びが成功の鍵を握ります。まず、立地は重要です。アクセスが良く、顧客が訪れやすい場所を選びましょう。 駅から近い物件は集客において大きなアドバンテージとなります。

また、周囲の環境も重要で、静かな住宅街はリラックスした雰囲気を提供できます。

次に、物件の間取りや広さも考慮するポイントです。施術用のスペースだけでなく、待合室やスタッフのためのスペースも必要です。

さらに、物件のセキュリティも確認して、安心して利用できる環境を提供できるか確認しましょう。

最後に、費用面も重要です。初期費用やランニングコストを計算し、ビジネスモデルに合った物件を選ぶことが成功の秘訣です。

マンションエステ開業のデメリットとは?

マンションエステは、初期投資が少なく、個人でも始めやすいビジネスとして人気があります。しかし、開業を考える際にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。

例えば、集客の難しさや設備の制限、法規制への対応などが挙げられます。これらの課題を理解し、適切に対処することで、成功への道が開けるでしょう。

以下では、マンションエステ開業における具体的なデメリットについて詳しく解説していきます。

周囲とのトラブルが発生しやすい

マンションエステは、プライベートな空間でリラックスできる一方、周囲とのトラブルが発生しやすいという側面もあります。

施術中の音や香りが隣室に漏れたり、訪問者の出入りが頻繁になることで他の住民に不快感を与えることがあります。また、マンションの規約に違反している場合は、管理組合との間で問題が生じる可能性もあります。

これらのトラブルを避けるためには、事前にマンションの規約を確認し、必要に応じて管理組合に相談することが重要です。また、防音対策を施す、来客の時間を調整するなどの配慮も大切です。これにより、マンションエステを快適かつ円滑に運営することが可能となります。

開業前の準備が重要

マンションエステの開業を成功させるためには、事前の準備が鍵を握ります。

まず、立地選びが重要です。アクセスの良い場所を選ぶことで、集客力を高めることができます。

また、内装や設備にも気を配り、リラックスできる空間を作り上げることが求められます。さらに、施術メニューや料金設定の明確化も大切です。

市場調査を行い、競合との差別化を図ることで、顧客の信頼を得ることができます。

加えて、必要な許可や資格の取得も忘れずに行いましょう。これらの準備をしっかりと行うことで、スムーズな開業と継続的な経営を実現することが可能になります。

駅からの距離が集客に影響

マンションエステは、居住空間の一部を利用して施術を行うエステティックサロンの形態で、アクセスの良さが集客に大きく影響します。

特に、駅からの距離は顧客にとって重要な要素となります。駅から近い立地であれば、通勤や買い物のついでに立ち寄りやすく、時間を節約できるため、利用者の利便性が向上します。また、駅周辺は人通りが多く、看板や口コミによる宣伝効果も期待できます。

一方で、駅から遠い場合は、アクセスの不便さがハードルとなり、集客に苦戦することもあります。したがって、マンションエステを運営する際には、駅からの距離を考慮した立地選びが成功の鍵となります。

マンションで経営する場合の注意点

 
注意点

契約する際に確認しておく

エステサロンを開業する目的でマンションを借りる場合には、契約する前に事業用として使用していい物件か確認する必要があります。

またマンションによっては壁が薄く、美容機器による騒音や接客中の会話、音楽が原因でトラブルを引き起こすこともあるでしょう。

常に隣人と良好な関係を築くために配慮することが重要です。

各方面に確認を取る

前項では賃貸契約に関わる人たちに許可を取っていないことで、トラブルに発展する事例についてご紹介しました。

このようなケースでは、許可を得る際に管理会社と大家さん両方に相談していないことが多いようです。

ではなぜ、許可が必要になるのでしょうか。

先に理由から申し上げますと、契約内容が住居用と事業用で『建築基準法』と『消防法』の基準が異なるからです。

お店は不特定多数の人が利用するものであり、火災が起こると甚大な被害になるため基準を設けることが必要になります。

トラブルを未然に防ぐためにも、賃貸契約に関わる全ての人から許可を取るようにしましょう。

参考:建築基準法

看板や集客方法に注意する

サロン開業をするとマンションの居住者以外の人がお店を出入りすることになります。

住居用のマンションでは防犯上嫌がる入居者の方は多いでしょう。

そのためマンションで開業する際に、住所の公開やセキュリティキーの公開がチラシや広告でできない場合があります。

また店舗としての利用が認められていても、看板や表札を立てられない事もあり、集客するのが難しい形態であることも知っておきましょう。

購入している場合はどうなる?

一棟のマンションを一戸ごとに分け、それぞれを販売しているマンションを分譲マンションと呼びます。

分譲マンションでは、所有者が長く移住する目的で作られているので建物の構造が良く、防音や防犯の設備が充実していることが特徴です。

対して賃貸マンションは、オーナー側の利益を目的として建てられているため設備はあまり充実していないと感じるでしょう。

また分譲マンションでは、設備が充実している分家賃が高く規約も多いため購入したマンションであった場合でも管理組合の許可なしに開業できるわけではないことも覚えておきましょう。

違反してしまったらどうなるのか?

違反

管理規約上、契約違反に該当する行為が見つかった場合は以下の罰則が課されます。

  • 多額の違約金の支払い
  • 原状回復工事(内装工事後に発見された場合)
  • 営業停止命令
  • 退去

マンションの管理規約は『区分所有法』と呼ばれる法律をもとに作られているので、極めて強制力の高いルールです。

管理規約は事前にチェックするようにしましょう。

他にも、定められた以外の用途で住居を使用すると税金問題に発展する可能性もあります。

一般的な賃貸マンションの住居契約は非課税であるのに対して、事業用となると課税対象です。

許可を取らずに開業していると、賃貸借契約違反だけではなく脱税とみなされ、消費税法違反として厳しく処罰される可能性もあるので注意しましょう。

参照:建物の区分所有等に関する法律

マンションでのエステ経営は問題点も多い

 
問題点

マンション経営には問題点や注意点が多く、個人サロンの開業には店舗経営が適しています。

以下の表ではマンション経営と店舗経営の比較をしました。

マンション経営 店舗経営
トラブルの有無 管理側や他の入居者とトラブルになることが多い トラブルは少ない
集客のしやすさ 防犯上の理由で所在地を明かせないことや、看板が設置できないことが理由で集客しづらい 集客ツールに縛りがないので、お店にあった集客対策を取ることができる
内装工事の不可 間取りの変更などの大規模な内装工事ができない 自分の好きなように内装工事をすることができる
安全面や防犯面の問題 住所を公開しなければならないことや人の出入りが激しいことは、安全面と防犯面で不安要素 実際に生活している場所とは異なるので、プライバシーに関する心配がない。

まとめ

 
まとめ

景色が良い高級マンションなどを利用した上での戦略的な経営ならば、特別感がでて利益も生み出せるかもしれません。

さらに、マンション経営は開業コストを抑えることができる魅力的な形態ですが、同時に注意点や問題点が多くリスクの高い方法であると言えます。

初めての開業で失敗したくないのであれば、マンション経営のメリット/デメリットを抑えた上で始めることが大切です。

CIN GROUPでは、ホットペッパービューティーを活用しながら、これまで2,000店舗以上の美容サロンの集客/経営サポートを行なってきた実績があるので、ぜひ参考にしてください。

 

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