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アイリストは美容師免許なしでも大丈夫?マツエクなどに関する資格はあるの?

  • ENTRY:2024.01.16.Tue

これからマツエクなどの施術を行うアイリストを目指している方や、開業を検討されている方は美容師免許がなくても大丈夫なのかと気になる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、アイリストになるためには美容師免許などの資格が必要なのかどうか、アイリストになるまでの流れについて解説します。

CIN GROUPでは、これまでアイラッシュサロンを含む2,000店舗以上の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

アイリストは美容師免許なしでも大丈夫なのか?

疑問

結論から申し上げると、マツエクやまつげパーマなどの施術を行うアイリストになるためには、国家資格である美容師免許が必要です。

2008年までは、マツエクや眉毛の施術ならば美容師免許は必要なかったため、アイリストになるには美容師免許が必要だということを知らない方もいらっしゃいます。

しかし、施術によるトラブルが増加したことにより、厚生労働省の通達により、美容師免許を持っていなければ施術できなくなったのです。

美容師免許を持たずに施術すると違法

マツエクやまつ毛パーマの施術をするためには、美容師免許が必要であるため、無資格で施術を行うと30万円以下の罰金に処せられるとされており、逮捕に至るケースも考えられるでしょう。

これは、お金をとらずに友人や知人に善意で施術を行ったり、規模を小さく営業する場合も同様であり、何かトラブルが発生して訴えられると逮捕されるケースもあります。

アイラッシュは手先が器用な方ならば、それなりに施術ができてしまうため注意が必要です。

美容師法によれば『美容』とは、通常首から上の容姿を美しくすることと解釈されています。

そして、まつ毛エクステやまつげパーマも美容師法に該当する『美容』の行為であるため、美容師免許を持っていなければ施術できないのです。

参考:まつ毛エクステ店の美容師法違反事例 | 無許可営業に伴う罰則と対応

マツエク関連資格もあるが美容師免許の保有が前提

実は、アイラッシュに関する資格は、民間団体でも提供されています。

中には「民間資格を取得することで、アイリストになれるのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、これまでもお伝えしてきた通り、国家資格である美容師免許の保有が前提であり、民間資格のみでは施術を行うことはできません

ただ、美容師免許の学習内容は基本的にヘアカットに関連することが多く、アイラッシュに関する知識を民間資格で補うことは、スキルアップの上で効果的でしょう。

美容師免許なしの求人はほぼない

アイラッシュサロンの求人情報を見てみても、施術者の募集を行っているところでは、美容師免許不問の募集内容を見つけることはできないでしょう。

美容師免許がなくても応募ができるところとしては、美容師免許が必要ないエステやネイルも行うトータルビューティーサロンか、施術を行わない事務の募集になるはずです。

アイラッシュ専門のサロンでは『美容師免許必須』と記載されていることが普通で、アイリストになるためには美容師免許の取得を前提としていると言えるでしょう。

美容師免許の取得方法

学習方法

アイリストになるためには美容師免許の取得が必要となるため、この項目では美容師免許の取得方法について紹介します。

方法としては、『通信』と『通学』があり、自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

働きながらならば通信か夜間で取得

まず、すでに社会人として本業がある方が美容師免許の取得をする場合は、通信講座か夜間通学で取得を目指しましょう。

  • 通信:必要期間3年、費用は50〜80万円
  • 夜間通学:必要期間2年、費用は150〜200万円

社会人に最もおすすめな方法としては通信講座です。

通信講座は好きな時間に学べるだけでなく、費用を抑えて受講できるため、比較的負担をかけることなく取得を目指すことができます。

しかし、取得までに3年間の期間がかかるため、アイリストになるまで少し時間がかかってしまう点、試験に必要な実技をどのように乗り越えるかが課題です。

2つ目は、職場や自宅の近くに夜間で通うことができる専門学校があるならば、通学も選択肢の一つでしょう。

夜間通学のメリットは、2年間で取得を目指すことができ、実技対策も十分に行うことができる点です。

反対にデメリットとしては、費用がかかる点と本業次第ではなかなか通い続けることが厳しい点でしょうか。

それぞれのメリット/デメリットを理解して、ライフスタイルを考慮しながら決めることがおすすめです。

参考:日本美容専門学校 夜間部

最短で取得を目指すならば昼間通学で取得

最短での資格を目指すならば、昼間課程での通学を選ぶのが一般的です。

いわゆる一般的に美容専門学校に通う方法であり、若い方や高校生の進学先として向いています。

費用は200万円程度かかりますし、日中に授業が行われるため、社会人には向いていません。

美容師免許に必要な期間や費用まとめ

最後に美容師免許を取得するために必要な費用や期間、特徴を簡単に表にまとめたので参考にしてください。

項目 通学:昼間課程 通学:夜間課程 通信
期間 2年 2〜3年 3年
時間帯 日中 夕方〜夜間 好きなタイミング
特徴 実技メインで学びたい方
学生の方
最短で資格取得したい方
社会人の方
夜に時間がある方
実技も学びたい方
最短で資格取得したい方
社会人/主婦の方
時間を有効活用したい方
費用を抑えたい方


施術をしないならば美容師免許はいらない

美容師免許なし

これまでの内容では、これからアイリストとしてマツエクなどの施術をしたいと考えている方向けに美容師免許が必要であると解説してきました。

しかし、もし施術者にこだわっておらず、アイラッシュサロンを経営したいと考えているならば、美容師免許を持っていなくても問題ありません

つまり、美容師免許を持っている方を採用して、あなたはオーナーとして店舗のマネジメントに集中するという方法もあるということです。

実際、社会人として2〜3年をかけて美容師免許を取得するのは、時間も費用もかかります。

さらには、美容師免許の学習のメインはヘアに関するものであり、試験では実技もあるです。

本業がある方にとって、マツエクやまつ毛パーマの施術をするために、美容師免許を取得するモチベーションを維持するのは大変でしょう。

もし施術者にこだわらずに、独立や開業が目的ならば、美容師免許を持っている優秀なスタッフを探して、経営者になることも選択肢の一つです。

 

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