美容サロンを開業された方は、知人や友人、関係者の方から開業祝いをいただいた方もいらっしゃるかと思います。
「開業祝いをもらった時は、お返しは必要なの?」と疑問に思われる方も多いので、この記事では、開業されたばかりの方やこれから開業予定のオーナー様に向けて、お返しの仕方やどのようなものを渡すべきなのかについて解説します。
ギフトを贈る場合は3000〜5000円程度で問題ありません。しかし、どのような方に対しても送る際のマナーはしっかりと覚えておくと良いでしょう。
CINGROUPでは、1,000店舗以上の美容サロンの経営に携わってきたノウハウを持ち、新規開業をされる方の広告運用・経営サポートに強みがありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
開業・開店祝いにお返しは必要か?
開業祝いのお返しは必要
開業した際にお祝いをいただいた場合のお返しは、基本的には必要です。
しかし、必ずしも贈り物をする必要があるわけではなく、お披露目会を開きおもてなしをすることでお返しの役割を果たします。
そういった集まりに参加できなかった方には、後ほどギフトを贈る、と覚えておくと良いでしょう。
相場としては3000〜5000円、いただいたお祝いの半分程度が目安だと言われています。
開業祝いのお返しの仕方
サロンの開業した際には、一般的に開業前にお披露目会をして、関係者の方やお世話になった方たちに感謝を示しもてなすことがお返しとなります。
もてなすことでお返しとなりますので、パーティーで改めて贈り物をする必要はないと言われています。
しかし、記念品を渡すことで感謝の気持ちを伝えるという考えが浸透していることもあり、お披露目会の参加者にギフトを渡す方は非常に多いです。
開業祝いのお返しをする際のマナー
お披露目会を開く場合
- 招待すべき人を忘れない
- 食事や飲み物を用意する
- お店を実際に見てもらう
お披露目会を開く際には、事前にお世話になった方宛てに招待状を渡しておきましょう。
正式にはお手紙で送りますが、現在ではメールで済ませる方も多いです。招待者の氏名、日時や開催場所と住所(アクセス)を忘れずに記載し、挨拶の言葉も添えることが一般的です。
サロンの開業に携わった関係者の方はもちろんですが、後でトラブルにならないように、招くべきか迷った場合には念の為、招待状を送っておいた方が良いでしょう。
お披露目会は、開業予定場所で食事や飲み物を準備し、その場でお披露目会をするケースが多いです。あるいは、店舗のお披露目会を行う前後で飲食店でパーティーをする場合もあります。
基本的には、食事と店舗の紹介を同時に行うことがお披露目会と言えるかもしれません。
ギフトを贈る場合
お披露目会に参加できなかった方に対しては、お礼状を添えてギフトを贈りましょう。
なるべくお披露目会をしてから期間を空けずに、1〜2週間の間で済ませることが望ましいです。
名前をつけたのし紙をかけてギフトを贈ることになるので、何を贈るのか、どのお店にお願いをするのかは事前に決めておくとスムーズに進めることができます。
また、お披露目会の参加者を把握しておくと、ギフトを贈る方が誰なのかが把握できるので、招待状を送った方、参加者のリストを作ると良いでしょう。
開業祝いのお返しとして人気の贈り物
商品券
商品券は活用できる幅が広く、はずれのないギフトとして人気です。
場所を取ることもなく使い道が多いので、贈りもので迷った場合は商品にすると良いでしょう。
ただ、目新しさやギフトをもらう楽しみといった面では、見劣りしてしまうかもしれません。
カタログギフト
カタログギフトは、好きなものを選べる楽しさがあるため、人気の贈り物の1つです。
贈る相手の年齢、性別、好みを問わずに、幅広い選択肢があるので、相手に本当に欲しいものを選んでいただけます。
個性的なものもありますので、選ぶ楽しさを感じてもらえるおすすめのギフトです。
参考:(5000円程度)カタログギフトプレミアム(S-EOコース)
お菓子
お菓子セットも非常に人気の贈りものです。
お取り寄せの高級菓子の場合でも、ギフトとして適正価格で収まりますし、普段は食べることができない特別なお菓子をもらうと嬉しいと感じる方も多いでしょう。
ただ、食品は苦手なものやアレルギーのものを送ってしまうこともあるので、慎重に選ぶ必要があります。
【参考】
チョコケーキ:神楽坂 テリーヌ ドゥ ショコラ
抹茶ケーキ:出雲抹茶ショコラテリーヌ
バウムクーヘン:ねんりん家
お酒
お酒もよく選ばれる人気のギフトの1つで、特にお年寄りの方や男性の方に喜ばれます。
関係者の方が男性が多かったり、年齢層が高い場合にはおすすめと言えるでしょう。
参考
開店祝いにお酒を贈りたい!「祝酒」基本マナーと厳選シャンパン 7選
サロンで取り扱っている商品
開業前の段階から商材の取り扱いを検討されているならば、女性の方にはサロンで取り扱う予定の美容商品を送るのも良いでしょう。
宣伝効果もありますし、開業後の付き合いの中で、継続的に購入してくれることも考えられます。
下記ページで人気のサロン専売商材を紹介しておりますので、併せてご覧ください。
開業祝いを身内からもらった場合
身内の方から開業祝いをもらうことも多いかと思います。
身内からのお祝いだとしても、開業後もお世話になりますのでお返しをすることはマナーと言えるでしょう。
基本的には、他の人と同様にお披露目会に呼ぶことでお返しとなります。断られた場合は日常生活で使用しやすいものや、カタログギフトを贈ると良いです。
開業祝いのお返しをした後
経費に算入可能
開業祝いを贈るタイミングでは、まだオープンしていないので、経費に計上できないのでは?と思われる方も多いです。
しかし、オープン前だとしてもお返しは経営に関わるので、接待交際費として計上することができます。
もちろん、いただいた商品券やお祝い金も計上する必要があることも忘れてはいけません。
開業祝いで浮かれてはいけない
お披露目会やお返しを済ませ、オープンする準備が整ったら集客に力を注ぐ必要があります。
ホームページやSNSアカウントを作成したり、チラシや広告媒体に掲載をしたりして認知度を高めなければお客様は増えません。
開業してからすぐに集客できるわけではないため、オープンする前からしっかりと宣伝広告を行う必要があります。
長期的に安定した経営を目指すためには、どのように客数を増やしていくのか、利益を出していくのかといったことを改めて考えましょう。
まとめ
この記事では、開業祝いのお返しについて疑問がある方にむけて、人気のギフトや贈る際のマナーについて解説しました。
基本的には、お披露目会を通じておもてなしをすることがお返しとなりますが、参加できなかった場合には、1〜2週間の間にギフトを贈ることが一般的です。
身内の方からお祝いをもらった場合にも、本人が拒まない限り、お返しすることがマナーと言えます。
お返しをすることで、開業後も応援されるサロンになりますので、お世話になった関係者の方には忘れずに感謝を示しましょう。
CINGROUPでは、集客に困っているサロンオーナー様や、新規開業される方のために、知識が豊富な担当者がエリア情報や売上の予測を行った上で、経営のアドバイスやサポートを行います。
サロン運営で何か不安なことや、疑問がある方はお気軽にお問い合わせください。
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