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ネイリストにはならない方がいい?現役の本音を紹介しながら理由を解説!

  • ENTRY:2024.07.24.Wed
疑問

ネイリストは華やかな仕事ではありますが離職率が極めて高い職種です。

ネイルサロンに就職した方のうち、1年以内に離職するのは50~80%と言われています。

ネイリストになっても自分に合わなくてすぐに辞めてしまう…ということが無いようにするためには、事前にしっかりとメリットデメリットを理解することが不可欠です。

この記事では現役ネイリストの本音も紹介しつつ、どのようにすればネイリストとして活躍していけるのか解説いたします。

CIN GROUPでは、ネイルサロンを含めて約2,000店舗以上の美容サロンに、経営アドバイスやサポートを行っているので、ぜひ参考にしてください。

 

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ネイリストの現状

現状

現在のネイル業界の状況はどのようになっているのでしょうか?

『求人ボックス 給与ナビ』(※1)によるとネイリストの平均年収は362万円で日本の平均年収より低い傾向にあります。月給で換算すると30万円、初任給は26万円程度が相場です。

労働環境は、体力的にも精神的にもかなり過酷な環境となります。細かい作業を決められた時間内に顧客とコミュニケーションしながら進めることが必要です。お話することが好きで手先が器用であれば問題はありません。

市場規模については依然高いといえます。NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が発行している「ネイル白書2023」(※2)によると、コロナ渦で一時的に市場規模は減少したものの、2021年は約1,868億円、2022年は約2,042億円、2023年は約2,115億円との推計データがあり、2021年以降は増加傾向です。

市場規模が高いゆえに競合も多く存在します。現在ネイルサービスを行うお店は全国に約30,900軒(※2)あり、需要と共に店舗数も年々増加傾向です。

ネイリストとして活躍するには他との差別化は必須になってきますね。

※1 参考:求人ボックス 給与ナビ
※2 参考:ネイル産業の「今」が分かる一冊 Nail Market Report 『ネイル白書2023』発刊 | NPO法人日本ネイリスト協会のプレスリリース (prtimes.jp)

【本音】ネイリストにならない方が良いと言われている理由

本音

前の項目ではネイル業界について解説いたしました。需要は高いものの給与面や労働環境がハードということが現状です。

では実際に、現在のネイリストはどのように感じているのでしょうか?

ネイリストにならない方が良いと言われる理由について、現役のネイリストの本音を基にいくつか紹介いたします。

給料が低く生活できない

先にも述べている通り、ネイリストの平均年収は362万円で、日本の平均年収である458万円(※1)より低い現状となります。

また、年収が比較的低いことに加えていくつもの出費が必要です。

ネイリストは顧客とかなり近い距離で接客するので、身だしなみを十分に整えなければなりません。

美容院や自分自身のネイル、スキンケアやメイクなど仕事に関する出費が多いです。

また、ファイル(爪やすり)や筆、ネイルニッパーなどは自分で用意しなければならないので、こちらも大きな出費となってしまいます。

給料が平均年収より低く、美容関係や道具の出費が多いことを考えると、給料が見合わないと感じる方が多いようです。

参考:令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁 (nta.go.jp)

福利厚生が充実していない

上記の項目で説明した給料面に加え、ネイルサロンは福利厚生が充実していないケースが多いです。理由としては、個人サロンが多く、法人サロンが少ないためとなります。

  • 社会保険完備
  • 交通費支給
  • 育児手当
  • 指名手当
  • 資格手当
  • 家賃補助
  • 社員住宅の完備
  • 独立支援 など

上記のような支援は、法人サロンの方が整っていることも多いです。

また、大手サロンであれば大手ゆえの安心感や今後のライフステージに合わせた異動など自由が効きやすいのも利点となります。

これからスタッフとして働く場合は、大手のネイルサロンを選ぶ方が良いと言えるでしょう。

なお、有給休暇や産休など実際に制度としてあっても使用できる状況なのかどうかについても確認した方が良いです。

直接経営者に確認できる機会があるのであればその部分も聞いてみるのも良いかもしれません。

労働環境が良くない

ネイリストはかなり近い距離感でサービスを行うため、顧客対応のストレスがたまりやすいです。

話が合う人であれば良いのですが、話が合わない人ともコミュニケーションをとる必要があるのでストレスは比較的溜まりやすいかもしれません。

また理不尽なクレームもあるのでそれに上手く対応する力も必要です。

さらには、1日約8時間顧客の施術をして、さらには業務後に練習することもあるので体力的な強さも必要となります。

座りっぱなしで首や肩、腰を痛めることも少なくありません。場合によっては整体通いになることもあるようです。

休暇面については、休憩が思うように取れなかったり、シフト制のため連休が取れない場合があります。

少し施術時間が押してしまうと他の顧客の予約時間を変えられないため、休憩時間で調整することとなり、休憩時間を思うようにとることが出来ないといったことが頻発するようです。

また、シフト制であるがゆえに連休が取れず、なかなか休みの予定が立てられないことも少なくありません。休みの日は休息だけで終わってしまう…ということも出てきます。

人間関係がつらい

店舗によっては歩合制で施術数の多さによって給料が変わるところも多いです。同僚や先輩後輩との競争関係がつらいと感じることも多く出てきます。

また、アットホームで和気あいあいとしているサロンもありますが、女性だけの職場特有の陰湿ないじめや派閥争いもあるサロンも存在するようです。

どうしようもないケースもありますが、人間関係を良好に築いていくために積極的な挨拶や礼儀や気配りを常に行うことが大切になってきます。

新人期間が長く辛い

特に未経験の方や民間資格を持っていない方の場合、顧客に対応できるまでに半年~一年間施術できない期間があります。

必然的に給料が安くなったり、準備片付けや掃除、電話対応、サポート業務などの雑務を多くこなしたり、つらい期間が長くなってしまうためやめたいと思う人が多いです。

辞めてしまわないためには、将来どのようなネイリストになるかをイメージしながらモチベーションを保つことが重要になってきます。

モチベーションを保つことができれば技術向上に繋がり、結果的に早期に顧客対応できるようになるので、強い意志を持って新人期間を耐えきることが重要です。

ネイリストになるメリット/デメリット

メリデメ
これからネイリストになろうと検討している人は、メリット/デメリットをよく理解しておくことが必須です。

事前によく理解しておくことで、ネイリストになった時のギャップが少なくなり、仕事の理解が深まります。

さらには、仕事のモチベーションにも繋がりますのでこれから解説するメリットとデメリットをぜひ参考にしてください。

メリット

ネイリストになることのメリットは下記の3つです。

好きなことを仕事にできる

ネイリストになる方の大半が『とにかくネイルが大好き!』という方が多いです。

学生時代に自分でネイルをやっていた方や、テレビやSNS等で憧れを持った方、他人のネイルを見て素敵だなと思ったことがある人がネイリストになっています。

夢を実現し『おしゃれ』や『かわいい』を表現する側になれることが一番のメリットです。

ネイルを通して顧客へ喜びを提供できる

ネイリストになった後、顧客へネイルを施術することになります。

その時に顧客からの『ありがとう』や『かわいくなってうれしい』などの感謝を直接もらえることもメリットの一つです。

自分のアートセンスや技術によって顧客に喜んでもらえることはなによりモチベーションにも繋がります。

スキルアップが多様でスキルアップに限界がない

ネイリストは常にトレンドをとらえつつ、アートの技術力を高めていく必要があります。良くも悪くも常にスキルアップを必要とされるのでスキルアップに限界がありません。

日々練習を重ね、自分自身の技術力が向上していくのを形として確認することができるため、技術の向上を実感しやすいと言えるでしょう。

デメリット

ネイリストになることのデメリットは下記の3つです。

肉体的・精神的な負担

前の項目でも解説しておりますが、やはり肉体的・精神的な負担が大きいです。

体力的な面では、1日中ずっと椅子に座って細かい作業に集中し続ける必要がありますし、1日の顧客の施術が終わったあとはアート練習などを行うことも多くなります。

精神的な面では、顧客とのコミュニケーションが常に必須になりますし、予約についてDMで募集することも多いので、場合によっては24時間顧客と接することも多いです。

肉体的・精神的負担に耐えるため、ネイリストには自己管理能力がとても重要になるということをあらかじめ心がけておきましょう。

多様な客層への対応とプレッシャー

自分と相性の合う顧客ばかりを相手するわけではないので、自分とは異なる価値観でアートデザインを要求をされることも多いです。

顧客の意向をしっかりと汲み取り、満足していただける施術をしなければならないので、プレッシャーは必然的に大きくなるでしょう。

特に顧客は目の前にいるので、期待や圧力はよく伝わってきます。

また、満足していただけなくクレームに発展するケースも少なくないので、柔軟な対応力もネイリストには必要です。

新人期間の給料の低さ

技術力が向上してくればそれに比例して給料もあがってきますが、最初の新人期間は給料が低くなります。

サポートの雑務が多いということと、自分で顧客を持つことが出来ないということが理由です。

最初の新人期間の間は積極的に節約し、日々やりくりしていくことが大切となります。

ネイリストに向いている人と向いていない人の特徴

向いている/向いていない人

向いている人

ネイリストに向いている人の要素は下記の通りです。

自分で問題解決ができる人

ネイリストと顧客は1対1で施術を行います。そのため一人で顧客の悩みをヒアリングし、要望に答えなくてはいけません。

このようなことを自分一人で問題解決できる人はネイリストに向いていると言えるでしょう。

独立を意識しながら働ける人

給料をあげていくには、指名料をあげたり、客単価をあげたりすることが重要ですが、一日中指名をもらって最大の客単価になってからはあまり給料の伸びがありません。

ネイルサロンでスタッフとして働くうえではこのような給料の天井が見えてしまうので、将来的に個人サロンを持って働くという意識を持ちながら働くことで更なる給料UPが見込めます。

スタッフとして働く段階で独立も意識して働くことができると持続的な成長と給料の増加を期待することが可能です。

接客が得意/顧客とのやりとりでやりがいを感じる人

接客が得意で顧客とのコミュニケーションを通じて『ありがとう』や『おしゃれになってうれしい』などの言葉を通じてやりがいを感じる人はネイリストに向いていると言えます。

必ずやりがいを感じなければならないということではありませんが、やりがいを感じることができれば、モチベーションや、接客技術、アート技術の向上に繋がり、より早い成長を実現することができるでしょう。

トレンド(人気デザイン)を積極的にキャッチできる人

ネイルにおいてトレンドをしっかりと捉えることができることは大切です。トレンドのデザインや人気キャラクターを3Dアートでネイルに乗せたいと要望を受けることもあります。

すぐにイメージできるように常にトレンドについてはインプットしておく必要があるので、流行に敏感な人はネイリストに向いていると言えるでしょう。

向いていない人

接客が苦手な人

1人あたり1~2時間が施術の平均時間です。その間しっかりとコミュニケーションを取れないと雰囲気が重くなってしまいリピートに繋がらない可能性があります。

また、コミュニケーションが取れないと顧客の意図しないアートに仕上がってしまい、クレームに繋がることもあるので、接客が苦手な人はネイリストに向いていないと言えるでしょう。

向上心がない人

先ほどの項目にも解説しておりますが、ネイリストにはトレンドをしっかり常にインプットする力が必要です。

向上心がないと流行に乗れなくなり、アートデザインも単調なものばかりになり顧客からの評価も下がってしまいます。

結果的にリピートを集めることが出来なくなり、最悪の場合、給料が上がらないというケースもでてくるでしょう。

集中して作業に取り組めない人

1日8時間ずっと細かい作業をすることとなりますので集中力がない人はネイリストには向いていません。

手先のミスは顧客の不満に繋がり、最終的にクレームに繋がりますので、集中して作業に取り組めない人はネイリストには向いていないと言えるでしょう。

ネイリストとして活躍するならば独立を検討する

独立

ネイリストとして活躍していくにあたり、技術面での成長はもちろんですが、より良い生活をしていくために給料面をあげていくことも重要です。

給与を上げていくためには指名を多くもらったり、客単価をあげていくことが大切ですが、それだけでは限界があり、ある一定のところから給料が上がらなくなります。

これからスタッフとして働いていく場合でも、すでにネイリストの人でも独立を意識することで将来の活躍の幅を大きく広げることが可能です。

独立後のキャリアとしては、個人サロンやスタッフを雇う店舗経営、フリーランス、講師活動などがあり、自分の性格次第で適性は異なります。

店舗経営する場合、ホットペッパービューティーなどの集客ツールを使用して効率的に集客をすることが必要となってくるでしょう。集客は経営に直結しますので専門のサポートが重要です。

弊社では、ネイルやエステサロンなど2,000店舗様に向けて、ホットペッパービューティーを活用した集客/経営サポートを行ってきた実績があります。

まだ開業されていない方でも、集客しやすいエリアの選定、トレンドを意識したネイルメニュー提案、掲載料金のご案内などを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

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まとめ

まとめ

解説してきた通り、ネイリストは厳しい業界ではありますが、ネイルに関われること、顧客からの喜びの声を聞けることなどやりがいはとても大きいです。

まだネイリストではない方で、少しでも自分に適性がありそうと感じた方はぜひチャレンジしてください。

すでにネイリストとして働いている方は、自分の適性を見極めて今後のキャリアを考えていきましょう。自分らしく働くことが人生をより良くするコツです。

もし店舗経営の道を選択される際は、弊社が全力サポートいたしますのでお気軽にお問い合わせください!

 

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