エステ業界に就職したいと思っている方の中には「自分はエステティシャンに向いているの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?
エステティシャンは学歴社会ではないですし、独立後は1,000万円の年収を叶えることも決して夢ではありません。
実際に、エステ業界で働くことになった時に後悔しないように、エステティシャンになろうと思っている方に向けて、この記事では向いている性格やスキルについて紹介します。
CIN GROUPでは、これまで2,000店舗以上の美容サロンに向けて、経営・集客に携わってきた実績があり、長い間エステティシャンとして働く方を見ているのでぜひ参考にしてください。
目次
エステティシャンに向いている人
美意識や美容への関心が高い人
当たり前のことではありますが、エステティシャンになろうと思っている方は、少なからず美容に関心がある方のはずです。
美意識が高い方は知識を持っているだけでなく、日頃から最新の美容トレンドをキャッチする意識が高いためエステティシャンに向いていると言えるでしょう。
「自分が綺麗になりたい。」と強く思っている方は、同じような悩みを持っている方にも共感できるため、求められていることに敏感に反応できることもエステティシャンには必要な能力です。
また、美意識が高い方は自分でも施術を受けたり、コスメを使ってみたりと、日常生活の中で経験を積み重ねていることで、サービスに還元できる可能性が非常に高いと言えます。
向いていることもそうですが、やはり好きな職業であることで、働いていて楽しいと思えるチャンスがあると言えるでしょう。
また、エステティシャンとしての信頼を外見から得るためには、体型の維持や化粧の仕方もポイントになります。
常に見られているという意識を持ち、美意識を高く持ち続けられることはエステティシャンになる上で大切なことだと言えるかもしれません。
人のために尽くせる人
エステは「綺麗になりたい。」と思っている人の夢を叶えたり、悩みを改善する職業です。
そのため、お客様の悩みを深掘りしながら、解決策を提示するためにコミュニケーションを綿密に取る必要があります。
お客様が悩んでいることに対して真剣に向き合えるか、カウンセリングやヒアリングをしながら本当の悩みは何なのか?を相手視点で考えることが大切です。
相手が求めていることを会話や反応から察して、解決に導けるような人は顧客からの信頼を得られることができます。
向上心がある人
どの職業にも言えることですが、エステティシャンになってからもスキル・知識・経験を重ねる中で成長したいと思える人が成功する可能性が高いです。
エステ業界はトレンドが激しく移り変わることが特徴のため、施術内容を変えないと集客できないリスクもあります。
さらに、エステに通う方も美意識が高い方が多く、最新の美容の知識やトレンドを知っている方も多く来店するでしょう。
お客様との会話の中心も美容に関することになることもありますし、知識を豊富に持っている人だからという理由で指名されることも決して少なくありません。
専門的な知識に関しては資格を取得したり、経験やスキルに関しては自分でエステを受けたりなどして、日常生活の中でもアンテナを張ることが重要です。
話を聞くのが上手い人
エステサロンはサービス業のため、お客様との距離が近く、時には悩み相談を受けることも多い職業です。
お客様のお話を真剣に聞き、元気が出るような言葉をかけてあげたり、相槌をすることで、お客さまに上手く話をしてもらえるエステティシャンは信頼されやすいと言われています。
自分から積極的に話をすることも重要ですが、お客様が何か話したそうな雰囲気がある時は、しっかりと話を聞く雰囲気を作り出すことが重要です。
体力に自信がある人
意外かと思われるかもしれませんが、エステ業は立ち仕事なため、体力に自信がある方にも向いています。
力仕事ではないものの、施術が重なってしまうと長時間座ることができないことも多いです。事務仕事のようにあまり体を使わない仕事に慣れている方は、最初は厳しいと感じるかもしれません。
立ち仕事に苦手意識を持っていない方は、エステティシャンにも向いていると言えるでしょう。
エステティシャンに向いていない人は
コミュニケーションをとるのが苦手な人
エステティシャンは、技術やスキルも大切ですが、やはり人と関わる仕事ですのでコミュニケーションを取ることに苦手意識を持っている方は向いていないかもしれません。
お客様の悩みを解決するために、カウンセリングをして原因を探し出し、適切な施術を提供することで綺麗になりたいという願望を叶える必要があります。
しかし、コミュニケーションが苦手な場合、お客様の本当の悩みを聞き出すことができないこともあるのです。
コミュニケーションを取ることができても、見知らぬ方との会話に強くストレスを感じる方も働く中で精神的に厳しいと感じることもあります。
コミュニケーションをうまく取ることだけでなく、お客様との関わり合いを楽しく感じられる性格かどうかも自己分析してみると良いでしょう。
向上心がない人
これまでも説明してきているように、エステ業界はトレンドの移り変わりが激しい業界です。そのため、常日頃から最新の情報をキャッチしたり、新しい技術を習得することは必須と言えます。
エステティシャンになってからも勉強が必要となりますので、とりあえずエステティシャンになりたいという方は向いていないかもしれません。
「自分はどのようなエステティシャンになりたいのか。」を具体的にイメージし、理想に近づけるように努力をし続けることが大切です。
連絡・報告ができない人
よく社会人になる上で「ホウレンソウが大事。」と言われますが、もちろんエステティシャンも大切なことです。
報告・連絡・相談をしないことで、顧客トラブルを発生させることもありますし、社員として働く上で他のメンバーと円滑に業務をすることができなくなってしまいます。
小さな問題は、上司に報告・連絡・相談をしっかりと行うことで早期に解決できることが多いです。
エステティシャンに必要なスキルは?
身体的・美容の知識
エステティシャンが持つべき知識としては、肌の構造や骨格の仕組みといった身体的な知識、化粧品の知識などの美容に関する知識です。
場合によっては、顧客の悩みと希望する施術で得られる効果がミスマッチであることもあるので、適切な施術を提案することもエステティシャンの役目と言えます。
適切な提案をするためには、専門的な知識を持った上で、説得力のある提案をしなければいけません。
専門的な知識を持ち「この成分はどのような効果があるのか。」「この施術方法はどのような効果があるのか。」を自分が理解しておくことが大切です。
エステ器具や機械での施術
エステサロンの中には、エステ器具を用いての施術がほとんどである業態もあります。
機器によっては操作が難しかったり、適切に操作しなければ効果が全くでないどころか、お客様の体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるでしょう。
エステティシャンを志している段階で、必ず機器の操作方法を覚えておく必要はないですが、知っておくことで就職にも有利に働くことがあります。
学校に通って取得するエステ関連の資格の中には、機器の扱い方を学べるものもあるので、機械を使うエステティシャンを目指している方は、資格を取得しておくこともおすすめです。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、エステティシャンとして活躍していく上で必須のスキルです。
まだエステティシャンになっていなくても、相手の悩みを相談を受ける時などに、「悩みの原因はなんだろう。」、「どうしたら解決できるのか。」を考えるだけでも効果があります。
また、美容サロンに通っているならば、エステティシャンと関わる機会もあるかもしれません。
接客の方法や話し方、提案の仕方などをお客様としてだけでなく、エステティシャンになった時のことをイメージして聞いてみると良いでしょう。
エステティシャンに向いている「手」は?
小さい手も使い方次第
今やエステティシャンは、機器での施術が中心となっていますので、手の大きさや力の強さはあまり関係なく活躍することができます。
手を使う場合でも、大きい手はしっかりと揉まれている感じがする、小さいとツボを刺激できるといった特徴があります。
しかし、どちらかと言えば手を使ってお客様を癒すのは、リラクゼーションサロンであることが多いです。
手を使うマッサージ系の施術をメインに行いたいのならば、リラクゼーションに近いエステティシャンを目指すと良いでしょう。
注意しなければいけない事
たとえ手をあまり使わないエステティシャンだとしても、お客様に直接触れるため、清潔感であったり、保湿といった手入れは必須です。
手がガサガサしていたり、冷たいと不快だと感じるお客様も多いので、手を美しく保つために保湿をしたり、手が冷えないようにするといった対策も必要でしょう。
オイルを使うなどして手を洗うことが多い職業なので、毎日の手入れを怠らないようにすることが大切です。
まとめ
この記事では、エステティシャンを目指している方向けに、どのような性格が向いているのかや持っていると良いスキルについて紹介しました。
美容意識が高く、向上心がある方などはエステ業に向いているので、専門知識を得るために資格を取ったりしてエステティシャンを目指すと良いでしょう。
もし、向いていないと感じたとしても、今の自分を変えられるチャンスとして志しても問題はありません。
実際にエステに行ってみて「こうなりたい。」、「この業界が好き!」と感じるならば、夢を叶えるために行動してみることも大切です。
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