• 0120-020-698
  • LINEでお問い合わせ

 

集客ノウハウ

ネイリストは独学でなれる?その方法と資格、勉強時間、難易度を解説

  • UPDATE:2024.11.15.Fri |
  • ENTRY:2022.08.24.Wed

女性が多く活躍する美容関係のお仕事の中でも、非常に人気があるネイリスト。美しくなりたいと思っている方のサポートができる素敵な仕事のため、これからネイリストを目指そうと思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、独学でネイリストになれるの?と疑問に思っている方に向けて、独学する際のポイントや勉強方法について解説します。

CIN GROUPでは、これまで約3,000店舗以上のネイルサロンを含む美容サロンの集客・経営・人材採用のサポートを行なってきた実績がありますので、是非参考にしてください

 

ホットペッパービューティー 掲載料金のご確認はこちら

0120-020-698
LINEでお問い合わせ

ネイリストは独学でなれる?

ネイリストは独学でなれる?

結論から言ってしまうと、ネイリストは独学でも目指すことは可能です。

ネイリストは美容師免許のような国家資格は必要ではないため、一般の方でも「ネイリストです。」と言ってしまえば、ネイリストになることができます。

しかし、本格的にネイリストとして活躍していきたい、開業も検討しているという方は、民間資格を取得したり、スクールで専門的な知識を身につける必要があります。

ここでは、独学でネイリストになることは難しいとされている理由を解説します。

まず何からはじめていいかわからない

これからネイリストを目指そうと思っている方にとっては、専門知識を勉強するべきなのか、実践をたくさんするべきなのなど基本的なことを理解していない方も多くいらっしゃいます。

ネイルスクールや通信講座を利用する場合には、初回の段階で指針を明確にしているケースもあるため、学習する際には『何を目指して頑張るべきなのか』を把握した上で始めることができるのです。

しかし、独学ではやるべきことの指針がないため、何をしたら良いかわからないという状況になってしまいます。

間違った知識や技術を身に付けてしまう

独学でよくあることは、間違った専門知識や技術を身につけてしまうことで、実務に活かせないことが挙げられます。

知識面では古い教材を使用してしまい最新知識を知らない、重要な法改正を知らずに施術してしまい顧客トラブルに発展してしまう、といったケースが考えられるでしょう。

資格試験の対策を網羅できない

完全未経験から独学でネイリストになる場合は、サロン経験がないため、何か民間資格の取得を目標とすることになります。

特にサロンに就職する場合に重視されるネイル資格は、実技も試験科目に含まれるため、必要とされるレベルまで達していない可能性が高いです。

就職が難航してしまう可能性がある

ネイルサロンがスタッフを採用する際には、技術力の確認を行います

また、当たり前のことではありますが、知識をつけることよりも経験から技術力を身につける方が時間がかかるため、あまり育成に時間をかけたくないというサロンの方が多いです。

そのため、独学で資格を取得したからといって就職の際に大きく有利に働くことは少ないでしょう。

モチベーションを保てず趣味で終わってしまう

独学を希望される方の多くは、すでに何か仕事をしながら勉強することになるでしょう。しかし、日常のストレスもありながら、1人で学習を進めることは思っている以上に大変なことです。

特に、なんとなくネイリストになれれば良いかな?と考えている人にとっては、モチベーションを維持することが難しく、挫折してしまうかもしれません。

独学でネイリストになるメリットはなに?

メリット

勉強にかかる費用を抑えることができる

独学の場合のメリットは圧倒的に費用を抑えることができることです。

通信講座ならば安くて5万円〜、ネイルスクールならば10万円〜ほどかかりますが、独学の場合ならば教材費用と資格取得のための受験料金を合わせて1万円ちょっとで済みます。

自分のペースで好きな時に勉強ができる

独学は通学/通勤、就寝前などの隙間時間を有効活用しながら学習することができるので、学業や仕事、子育てをしながらでも資格取得を目指せるでしょう。

しかし、目標がネイリストとして働くことを想定している場合は、技術力も必要になるので、教材とは別に技術講習を申し込むことおすすめします。

独学でネイリストになるための勉強方法は?

勉強方法

日本ネイリスト協会に入会する

まず、独学を目指す方は日本ネイリスト協会に入会することがおすすめです。個人一般会員6,000円と個人正会員1万2,000円の2種類があり、ネイルに関心を持つ一般の方でも入会することができます。

入会することで下記のような特典を受けることができます。

  • Natifu(ネイティフル)という情報誌が無料で届けられる
  • 協会主催のイベントに招待される
  • コンペティションに会員価格で入場できる
  • セミナーに会員料金で参加できる
  • 衛生管理士資格の継続手続きが会員価格でできる
  • 会員限定の法律相談・技術相談ができる
  • 保険に加入できる

特に独学の方の場合は、身の回りのネイリストの方がいないことも多いので、セミナーなどに参加し一緒に学ぶ方たちと出会える機会も増えるでしょう。

さらに、実際に働き始めてからも情報交換ができる場であったり、開業を検討し始める時には法律に関する相談ができることも魅力です。

参考:JNA 会員制度

教材を購入する

上記で説明したJNECネイリスト技能検定や、JNAジェルネイル技能検定の試験対策のための教材は独学する際に重宝します。

テキスト 価格 購入リンク
ネイリスト技能検定試験公式問題集 4,000円 Amazon購入リンク
ネイリスト技能検定1級・2級・3級完全対策バイブル 1,980円 Amazon購入リンク
JNAテクニカルシステムベーシック 4,500円
JNAテクニカルシステムアドバンス 5,000円 Amazon購入リンク
JNAテクニカルシステム フットケア 4,600円 Amazon購入リンク

※現在は販売されていない場合や、料金が異なることもございます。

テキストを使用した勉強方法としては、目標とする資格試験の団体の公式テキストを使用するのがおすすめです。

筆記試験に関しては公式テキストを読み込み、何度も復習をすることで十分に合格圏内を目指すことができます。

学習にかかる期間はどのくらい?

テキストを使用しての独学の必要期間は、3級や初級などの入門レベルで約3ヶ月程度を見込むと良いでしょう。

2級や中級を目指す方でも、公式テキストを読み込むことを前提として、約6ヶ月の勉強期間を設けてスケジュールを立てると良いです。

通信講座で学ぶ

スクールに通学することができない方は、通信講座の受講もおすすめです。

  • 趣味でネイルを楽しむならば「初級」や「3級」
  • ネイリストとして働くならば「中級」や「2級」
  • 独立や開業を目指すならば「上級」や「1級」

など目的別に特化した講座を受講することができます。

独学よりは費用がかかってしまうものの、スクールに通学するよりも時間を有効活用でき、効率よく知識を吸収できるでしょう。

試験に合格するための知識はもちろん、これからネイリストとして働く上でプラスになる情報を得ることにも繋がります。

本や動画・アプリなどで学ぶ

公式テキストは必ず使用した方が良いですが、他にもネイルの学習に必要な本は数多くあります。

DVDとセットになっているものもあり、通信講座のような感覚で独学することも可能です。

最近では、Youtubeでも質の高いレクチャー動画も充実していますし、資格試験に対応したアプリなどもありますので、上手に活用すると良いでしょう。

参考:ネイル検定 2級 練習問題集

ネイリストの働き方・将来性

 
ネイリストの働き方・将来性

JNAの「ネイル白書2020」最新ネイル市場の調査結果によれば、ネイルサービス市場は緩やかに伸びており、今後もネイルの需要は高まると言えるでしょう。

需要が高まるにつれてネイリストが必要とされ、スキルのある人材は重要な役割を果たします。

最近では、店舗で働くスタイルだけではなく、プライベートサロンやフリーランスとして独立したり、副業でネイリストとして活躍している方も増えています。

経営の面では、資格取得だけでなく、顧客を得るためにSNSを活用した集客を意識することも大切です。

働き方や集客ノウハウも時代によって激しく変わるため、臨機応援に対応することが必要となるでしょう。

参考:教材・書籍 | JNA

独学でネイリストを目指す独学する時のポイントは?

ポイント

目標を明確にする

独学は自分のペースで学べることが特徴ですが、目標を明確にしなければ、いつまで経ってもネイリストになることはできません

どんな技術を身につけたいのか、何級の資格試験に合格するかを勉強開始の前に決めましょう。

目的がはっきりしていれば、いつまでにこのくらいの学習量が必要か、一日にどのくらいの勉強時間を確保する必要があるのかが明確になります。

未経験の方は、まず入門レベルであるJNECネイリスト技能検定の3級、JNAジェルネイル検定の初級を目指して勉強するのがおすすめです。入門レベルの試験は合格率が80〜90%程度と高いため、独学でも十分に合格できるでしょう。

質問できる人を見つける

独学を進める上でのデメリットは、間違った知識を覚えてしまうため、質問できる人やメンターのような存在を見つけることが大切です。

仲の良い友人や、知り合いにネイリストの方がいる場合は、積極的に質問をして正しい知識を身につけましょう。

身の回りに質問できる人がいたり、実際にネイリストとして活躍していたりする人がいると、モチベーションを保つことにも繋がります。

ネイリストになるために必要な資格は?

 
必要な資格

ネイリストとして施術を行なったり、開業する時に絶対に必要となる資格はありません。しかし、専門的な知識を正確に身につけるためには、民間資格の取得がおすすめです。

この項目では、現役のネイリストからも支持されている人気の民間資格について解説します。

JNECネイリスト技能検定

資格 費用(税込) 合格率 目的
3級 6,800円 91.4% ネイリストベーシックのマスター。ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識の習得が目的
2級 9,800円 62.4% サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識の習得が目的
1級 12,500円 54.4% トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識の習得が目的。更に技術・知識を追求したい場合

JNECネイリスト検定は、公益財団法人の日本ネイリスト検定試験センターによって行われている試験です。

1〜3級が用意されており、3級から徐々にステップアップできる仕組みが取られています。2級や1級を取得するためには、前のレベルの検定に合格している必要があります。

3級は初心者向けの検定試験となっており、合格率は90%を超えているため、初めてネイルの検定を受ける方におすすめです。*

2級は、ネイルサロンでの就職にも有利になるレベルですので、就職を検討している方はこのレベルの習得をまず目標にすると良いでしょう。

長年ネイリストとして活躍している方は、トップレベルの1級を取得している方も多いので、就職後により高度な知識と技術の習得を目指す方向けの資格です。

※ 合格率は2022年春期時点のデータ

参考:JNEC 公益社団法人 日本ネイリスト検定試験センター

JNAジェルネイル技能検定

資格 費用(税込) 目的
初級 9,900円 ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得
中級 13,200円 ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識と技術の修得
上級 16,500円 ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得

NPO法人の日本ネイリスト協会が実施している、JNAジェルネイル技能検定もJNECネイリスト技能検定と並んで人気の資格です。

こちらの資格も、初級〜上級が用意されておりレベル別に分かれています。

初級レベルはネイル初学者向けの資格で、中級を取得していると就職にも有利に働くでしょう。

ちなみに、JNECの資格とJNAの資格のどちらを取れば良いの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ジェルネイルに特化しているならばJNA、それ以外のネイル技術全般を学びたい方はJNECを選ぶのが主流です。

もちろん両方の資格を取得していれば、ネイルに関して幅広い知識を得られますし、就職する際のアピールポイントになるでしょう。

参考:JNA NPO法人 日本ネイリスト協会

フットケア理論検定

フットケア理論検定は、上記で紹介したJNAによって実施されている「ネイルサロンで行う、足の爪及びその周囲の肌などに対するお手入れによって、お客様の美と健康に寄与する健全なフットケアの普及」を目的としたフットケアに特化した資格です。

手の爪だけでなく、足の爪のネイルも近年人気となってきているため、この取得も合わせて取得しておくと良いでしょう。

費用は税込で8,800円で、ネイリスト技能検定試験(JNEC)だと3級以上、JNAジェルネイル技能検定試験では初級以上の取得が条件となっています。

上記で説明している、JNECとJNAのどちらか中級レベルと合わせてフットケア関連の資格を取得しておくと他の人と差をつけられるでしょう。

【開業したい人必見!】おすすめの資格はどれ?

 
おすすめ資格

ネイルサロン衛生管理士資格

ネイルサロン衛生管理士は、「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及させ、ネイルサロンの現場で正しく活用するための資格です。

JNAの認定サロンになるためには必須の資格で、各店舗に1人はこの資格を持っていなければなりません。

認定サロンとなるためではなくても、衛生管理をしっかりしている店舗であることをお客様にアピールする上でも取得しておいて損はないでしょう。

講習を受けてすぐに確認テストを受ける仕組みのため、気軽に取得できる資格です。合格率は公表されていないものの、一度テストに失敗しても、再試験を受けることができます。

受講料は下記の通りです。

種別 価格
一般価格 11,000円(税込)
JNA会員価格 6,600円(税込)

ネイルサロン衛生管理士の資格については、下記記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。

まとめ

この記事では、独学でネイリストを目指すことができるのか心配な方に向けて、独学での勉強方法や注意点、取得するべき資格について解説しました。

上位資格となると独学では厳しいですが、中級レベルならば独学でも十分に合格することができます。

中級レベルの資格を取得できれば、就職にも有利になり、ネイリストとしての道の実現が大きく近づくでしょう。

自分の目標を明確にし、どのように学習していくかを決めることで、勉強スケジュールは自然と決まります。

自分に合った勉強方法を見つけ、ネイリストになる夢を叶えるためにがんばりましょう。

関連記事追加
ネイリストに向いている人の特徴とは?給料面ややりがいなど解説
ネイルニッパーのおすすめまとめ!ネイリストならどこを見る?
ネイルケアに最適なプロにおすすめプッシャー紹介!メリット・デメリットも

当サイトの記事は一部PRを含む場合があります。