キューティクルニッパーは、爪のささくれや甘皮を取り除くために使用される、ネイリストにとって必需品とも言える道具です。
プロのネイリストだけではなく、セルフネイルをしている方など日常的にネイルをしている方に向けて、この記事では、
・ネイルニッパーについて
・ネイルニッパーの選び方
・おすすめのネイルニッパー
などについて解説しています。
CINグループでは、1,000店舗以上の美容サロンやネイルサロンの経営に携わっておりますので、ぜひ参考にしてくださお。
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目次
ネイリストのキューティクルニッパー事情
買い替えの頻度
ネイルニッパーの買い替えの時期の目安は、切れ味が悪くなってからだと言われています。
買い替えの頻度は使用しているネイルニッパーの質、使用頻度によってバラバラです。
甘皮やささくれが切れなくなってしまう前に、刃を研いだりメンテナンスをしっかり行うことで寿命を伸ばすことができます。
使い終わった後にはエタノールを含ませたコットンなどを拭き取ることも大切です。
しかし、ネイルニッパーは普通のハサミのように何度も研ぐことはできません。
そのため、1,2回ほど研いだ後に切れ味が悪くなった場合は、買い替えを検討すると良いでしょう。
何本程度必要か
個人の利用でセルフネイルでしか使用しない場合は、1つ持っていれば十分です。
ただ、プロのネイリストの方は3本ほど用意しておくことをおすすめします。
実際にネイリストとして活躍している方の多くは、ドライケア用、ケア用、フット用など用途別に用意している場合が多いです。
ネイルニッパーは、店舗側が用意してくれるケースが少なく、自分で用意しなければいけないことが多いので、最低でも3本ほどはご自身で購入することになるでしょう。
キューティクルニッパーとは?選び方について
価格
ネイルニッパーの価格帯は、数百円〜数千円が多く、高いものであれば数万円するものがあります。
低価格でも性能的に十分なものが多いですが、切れ味が悪いことで皮膚を傷つけてしまう可能性も考えられますので、プロのネイリストが使用する場合は価格だけではなく機能性も考慮するべきでしょう。
ネイルニッパーは、基本的にネイリスト個人で使いやすいものを用意することが多いですが、店舗で用意する際には価格面も抑えつつ、高品質なものを購入することがポイントです。
大きさ
持ち手の長さと幅は、作業のしやすさで非常に重要な部分です。
可能であれば、実際に手にとってみて、しっくりくるものを選んだ方が良いでしょう。
手の小さい方は、持ち手の幅は狭いものを選ぶことで疲れにくいかと思います。
ばね
ばね(スプリング)は、シングルとダブルの2種類に分かれます。
シングルスプリングの場合、開閉しやすいというメリットがある一方、力が傾きやすく片方の刃がすり減ってしまうというデメリットもあります。
ダブルスプリングは、シングルと比べるとばねが多い分、開閉する時に硬く感じることが多いです。しかし、均等に力がかかることで刃がずれにくく、擦り減りにくいといった特徴があります。
それぞれの特徴を抑えた上で、自分にあったものを選択しましょう。
素材
ネイルニッパーに使われる素材は、ステンレス製のものがほとんどです。
ステンレスは錆びにくく耐久性も優れていることに加え、手入れがしやすく衛生的に使用できることが特徴です。
ただし、ステンレス製のものでも加工方法が異なることで、お手入れの際に気をつけるポイントがありますので購入前に確認しましょう。
強度
ほとんどの場合はステンレス加工をされていると説明しましたが、より強度を高めるための加工がされている場合があります。
やすり加工がされていると、より強度が上がると言われていますので、丈夫さにこだわる場合は加工方法もチェックすると良いでしょう。
刃の厚み
刃の厚みや長さも使いやすさに大きく関わる部分です。多くのニッパーは、3〜5mmほどで、刃が長いと皮膚に当てながら安定して作業ができますし、スピーディーに作業ができます。
一方で刃が短いと、細かい処理をしやすいといった特徴があります。また、初心者にも扱いやすいため、経験が浅い方に好まれています。
ブランド
ネイルニッパーは、100円ショップやドラッグストア、無印良品など価格面でも購入しやすいブランドでも販売されています。
一方で、理美容製品専門店で、無料メンテナンスサービスが付属していたり、切れ味が優れたものなど機能性が高いものは、専門店やネット通販で購入する必要があるでしょう。
有名なブランドであったり、高いものでも自分に合わないこともあるので、実際に手に馴染むかどうかチェックすることも重要です。
UTUMI(内海)や光などのプロのネイリスト用のネイルニッパーは下記のネイル商材のECサイト:CIN Beauty Selectにて取り扱いがありますので、気になる方は是非ご登録ください。
おすすめキューティクルニッパー【価格編】
YFFSFDCのキューティクルニッパー
こちらのキューティクルニッパーは、1,000円未満で購入可能です。
安価な上に、ゴールドとシルバーが選べますし、刃先が鋭いため細かい部分の処理にも適しています。
使い勝手もいいですし、ゴールドカラーはおしゃれですので、見た目を重視する方にもおすすめです。
ゾーリンゲンのAXiON 甘皮ニッパー
こちらのネイルニッパーも、2,000円未満で購入できるコストパフォーマンスに優れた商品です。
半スモーク加工が施されているため高級感がありますし、滑りにくいことや耐久性に優れていることも特徴としてあげられます。
また、刃を保護するためのカバーやストッパーがセットになっているため、保管がしやすいことも嬉しいポイントです。
おすすめキューティクルニッパー【素材編】
値段と衛生的上、無難なのはステンレスですが、こだわりがある場合は自由に選ぶと良いでしょう。
UTUMI(内海) キューティクルニッパー C103
内海は、刃物の専門メーカーで美容系の商品やトリマー向けの刃物製品で評価が高いメーカーです。
キューティクルニッパーはプッシャーと併用して使用されますが、プロのネイリストの方からセットで使用されることが多いこともからも、現場からの評価が非常に高いと言えるでしょう。
内海のキューティクルニッパーC103は、手が小さい女性の方にも使いやすい刃渡りになっており、細かい作業に強いです。
そして、内海の製品はアフターフォローが充実していることが最大の特徴となっており、研ぎや調整などのメンテナンスも行ってくれるため、良い状態で長く使用することができます。
内海製品は刃渡りや大きさの品揃えが充実しているので、全てのプロのネイリストの手に馴染むニッパーを選ぶことができるでしょう。
プッシャーについては下記でも紹介しているので、併せてご覧ください。
ゲーゾルのキューティクルニッパー
ゲーゾルのキューティクルニッパーは、サテンステンレスで作られているため、錆に強いことが特徴です。
長さは10cmで、重さは33gと軽量なので扱いやすく疲れにくいですし、安定感があるため細かい作業もスピーディーにできます。
細かい作業が多かったり、丁寧さを求める方におすすめです。
ヒカリのキューティクルニッパー ティアラ
ヒカリのキューティクルニッパーは、2万円ほどでいくつかラインナップされており、価格帯としては高価格の部類のものが多いです。
質の良い鋼材が使用されていることと、高い加工技術によって、鋭い切れ味が高く評価されています。
高価格帯ではありますが、見た目も美しく使い勝手もよいため、価格以上の機能と評価する方が多いです。
>その他ヒカリのキューティクルニッパー製品はこちらからご確認いただけます。
電動のネイルニッパーもある!
例:FOLAIのネイルマシン
FOLAIのネイルマシンは、電動のネイルマシンにも関わらず3,000円未満で購入可能です。
さらに、6種類のアタッチメントが付属しているため、角質や硬い皮の除去、爪先や甘皮の研磨などがこの1台で完結します。
電動タイプに興味がある方は、こういった低価格なものから試してみると良いでしょう。
電動を活用するメリット
電動タイプを使用することの一番のメリットは、ケアの時間を短時間で済ませることができる点です。
また、アタッチメントを付け替えることで、爪の形を整える、表面を綺麗にする、角質を削るといった複数のケアを行うことができます。
手を動かす必要がないため、たくさんの施術をこなす方におすすめです。
電動を活用するデメリット
短時間で楽に施術ができる電動のネイルマシンですが、いくつかデメリットもあります。
1つ目は、仕上がりは手作業で行なった方が綺麗に仕上がります。また、操作に慣れていないと爪を削りすぎる可能性があります。
丁寧に仕上げたい場合は、手による施術の方が良いかもしれません。
まとめ
この記事では、キューティクルニッパーについて選ぶときのポイントや、おすすめのものを紹介しました。
ネイリストなら誰しもが必要な道具ですし、施術者によって向き不向きがあるため、購入前には店頭で感触を確かめたり、すでに持っている方に借りて使ってみると良いでしょう。
余裕のある方は、機能性の高いものを使ってみると、施術効率が大幅にアップすることも期待できます。
もちろん、集客を増やしたり、お客様の満足度を上げるためにはネイルニッパーだけでなく、効果的な宣伝広告やサービスの質を上げることで利益を追求することも大切です。
ネイルサロンの経営で何か不安、心配なことがある方、「経営のどこに問題があるかはわからないけどうまく集客ができない…。」といった方は、1,000店舗以上の美容サロンやネイルサロンの経営に携わっているCINグループまでお問い合わせください。
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