サロン集客に悩まれているオーナーの方の中には、ホットペッパービューティーのリピート率はどのくらいなの？と気になっている方も多いのではないでしょうか？
サロンの利益を伸ばす大きな要因となるのは、リピート率の高さです。
この記事では、ホットペッパービューティーのリピート率についてや、常連のお客様を増やすためのポイントについて解説します。
CIN GROUPでは、これまで2,000店舗以上の美容サロンに対して、リピート率向上を目指した集客対策を行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【ジャンル別】ホットペッパービューティーの新規リピート率
それでは、ホットペッパービューティーの新規で予約が入ってから、リピートする割合を見てみましょう。
データは弊社で独自に調査した結果となります。各ジャンルでリピート率には差がありますが、参考にしてください。
新規3ヶ月
| アイラッシュサロン（まつげ） | 約30％ | ヘアサロン | 約30％ |
| ネイルサロン | 約30％ |
| エステサロン | 約20％ |
| リラクゼーションサロン | 約20％ |
新規予約から3ヶ月以内にリピートをする方の割合は、上記の表のようになります。業態別にみると、アイラッシュ、ヘア、ネイルサロンが約30%、エステとリラクゼーションサロンが20%となります。
次に、6ヶ月間のデータを見てみましょう。
新規6ヶ月
| アイラッシュサロン（まつげ） | 約30％ | ヘアサロン | 約40％ |
| ネイルサロン | 約30％ |
| エステサロン | 約20％ |
| リラクゼーションサロン | 約20％ |
(2021年自社の統計)
新規予約から6ヶ月以内にリピートをする方の割合は、上記の表のようになり、ヘアサロン以外は大きな変動はありません。
ヘアサロンは日常生活の中での重要性が高いため、リピートされやすい傾向が強いことから、ヘアサロンは他の業態に比べるとリピート率が良いです。
しかし、その他の業種では、お客様に「リピートしたい！」と思わせる付加価値がなければ、再来点に繋がらないと言えるでしょう。
ヘアサロンと異なり「必要でなければ行かなくても良い。」と思われるため、「このサロンだから通い続けたい。」と感じてもらう必要があるのです。
リピート率が高いサロンは50〜80%ほどで推移しているサロンもあります。
簡単にリピート率を上げることはできませんが、利益を出す美容サロンにするためには、リピート率の向上を意識しなければいけません。
なぜお客様はリピートをしないのか？
サービスに満足できなかった
お客様がリピートをしない理由を一言で表現するならば、サービスに満足できなかったからです。
- 待ち時間
- スタッフの接客態度/対応
- サロンの雰囲気
- 仕上がり
- 施術価格
サービスの例は上記のようなことでしょうか。お客様が店舗に対して評価するサービスとは、予約時点〜退店直後の間です。
もちろん、お客様と会話をしている時は接客サービスを意識している方は多いかもしれません。しかし、実際はサロンの雰囲気や、来店後のメッセージなどもサービスの内です。
顧客満足度を向上させるためには、お客様の立場に立ってみて「もう一回行ってみたい。」と思われるようなサロン作りができているかを考えてみましょう。
再来店する動機がない
ホットペッパービューティーを利用している方が、初めてのサロンを予約する際には、お得な新規クーポンを使用することが多いです。
難しい点ではありますが、たとえ初回の施術に満足したお客様でも、再来クーポンの価格差によって「次はないな…。」と感じてしまうことも。
価格ではなく価値を感じてもらうことでリピートに繋げることが本質ではありますが、やはり2回目の予約をしたいと思えるメリットを提示しておくことも重要です。
本来ならば、リピートしてくれるお客様にこそ、価格や特典面で優遇するべきと言えるでしょう。
口コミでサロンの印象が悪くなった
株式会社ノーマリズムの調査によれば、「新しく美容室を探す時に口コミを見ている」という回答が85%であるという結果となっています。
これは、美容室のデータではありますが、他の業種も同様に口コミを参考にしている方は多いです。
どちらからと言えば、口コミは新規集客の際に重要視されますが、リピートしている方の中には通い続ける判断材料として見ている方もいらっしゃいます。
口コミの評判が悪くなったり、返信の対応が悪かったりなど、2回目の来店意欲が低下してしまう可能性もあるのです。
ホットペッパービューティーの口コミの対応なども、新規集客だけでなく、リピートに大きく関わってきますので誠実に対応しましょう。
参考：85%のお客様が口コミは重要であると回答。美容室の口コミに関する調査
ホットペッパービューティーの機能を活用してリピート率を上げよう
この項目では、リピート率を向上させるための、ホットペッパービューティーの機能の活用方法について紹介します。
メッセージ機能
ホットペッパービューティーでは、メッセージ機能があり、様々な場面で活用することができます。
代表的な使用例としては、来店後のサンキューメールや誕生日月のお客様に対するお祝いメッセージなどでしょうか。
よりリピート率を上げるためには、下記のポイントを意識して、戦略的にメッセージを送信することが大切です。
- 配信タイミング
- 配信条件
- 特典（クーポン）
配信のタイミングは、個別に送信をしたり、時間に合わせて送信をしたりといった設定が可能です。メッセージが読まれやすいタイミング、多くの方が帰宅する夕方〜夜の時間帯を狙うと良いでしょう。
そして、より戦略的にリピート率を向上させるならば、ターゲットに合わせて条件を絞り込むことが大切です。
例えば性別や年代、来店日や来店回数、利用メニューなどによってメッセージの内容を分けて送信することで興味を持ってもらいやすくなります。
顧客の来店サイクルや、来店日の傾向を把握しておくことでお客様へ来店を促進することが可能です。
そして、メッセージを送る際には、クーポンをつけることで最大限来店意欲を高められるでしょう。
条件を絞った限定配信の場合、お客様は「今予約しないと損をしてしまう。」と感じる方も多く、予約に繋がるケースも考えられます。
興味から予約という行動をイメージしながら、リピートしてもらえるメッセージの送信を心がけましょう。
分析機能
ホットペッパービューティーに掲載することで、ネット予約システムを無料で利用することができますが、中でも分析機能が集客効果を高める上で大きな強みとなっています。
- 客数を分析する
- 来店頻度・回数・周期
- 客単価
上記のようなデータの詳細を確認することができます。
ホットペッパービューティーに掲載している期間が長くなるほど、集客対策に活かせる情報が積み上がります。蓄積されたデータを正確に読み取ることができれば、クーポンの内容や客単価の設定などを戦略的に設定できるでしょう。
数字を把握しておくことで、サロンの状況が可視化され、どのような対策を打っていくのかを判断することができます。
これらの機能は、ホットペッパービューティーに掲載することで利用できるサロンボードでご活用いただけます。
サロンボードについては下記記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
もちろん、経営を始めたばかりの方や数字が苦手な方もご安心ください。ホットペッパービューティーでは、専属の担当者が徹底的にサポートいたします。
サロンの状況を的確に判断するだけでなく、エリア情報や競合店舗の動向を見極めながら、最適な対策案をご提案させていただきます。
まとめ
この記事では、ホットペッパービューティーのリピート率について解説しました。
平均的なリピート率は20〜30%程度となっていますが、リピート率が高いサロンは50〜80%です。
リピート率の向上は決して楽してできることではありませんが、戦略的に対策を行うことで大きく改善することができます。
リピート率に課題を持っている、サロン経営で何か不安があるサロンオーナーの方は、お気軽にCIN GROUPにご相談ください。
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