これからホットペッパービューティーに掲載しようかと迷っているサロン様の中には、評判は良いのか、悪いのか気になっている方も多いでしょう。
この記事では、ホットペッパービューティーの良い評判/悪い評判の両方の意見を参考にしながら、ホットペッパービューティーの特徴や活用方法について解説します。
CIN GROUPでは、これまで約3,000店舗の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ホットペッパービューティーの特徴
(出典: https://beauty.hotpepper.jp/doc/guide/saishindata.html)
ホットペッパービューティーは、日本で最大級の美容ポータルサイトです。20代後半〜30代前半の女性の利用者が多いことが特徴ですね。しかし、U24など学生や若い世代をターゲットにした割引サービスや美容クリニックの取り扱いが開始されたことでユーザーの幅を広げています。
現代のスマートフォン・アプリの普及もあり、24時間いつでも好きな時に予約できるようになったことで、ネット予約数が急激に増えています。
働く世代にとって店舗の営業時間に関わらず、通勤や休憩時間などを利用して予約できることは大きな魅力ですね。
ホットペッパービューティーは、常にユーザーのメリットとなるサービスを展開し、様々なニーズに応えようとしています。
ユーザーを第一に考えている媒体だからこそ、たくさんの人がホットペッパービューティーに集まっているのです。
ホットペッパービューティーの評判は良いの?悪いの?
実際のところホットペッパービューティーの評判はどうなの?と気になる方も多いはず。評判は良い、悪いの両方の意見はありますが「ホットペッパービューティーは集客には必要」なのは間違いなさそうです。
それでは、ホットペッパービューティーに関して、悪い評判と良い評判の2つの意見をみてみましょう。
良い評判① やっぱり集客効果は大きい!
ホットペッパービューティーの最大の魅力は集客能力の高さですよね!登録会員数が3,000万人にものぼり、年間予約数は2億件近くになっています。(2024年現在)
駅のホームにフリーペーパーを置いたり、CMでは人気女優や話題の芸人を起用したりなど至るところで目にするため知らない人はいないはず。
他の美容ポータルサイトとの知名度の差は歴然で、美容業界では「ホットペッパービューティーに広告を出さないと集客ができない」とまで言われています。
良い評判② 掲載エリアによっては低いプランでも集客が可能!
ホットペッパービューティーは、掲載プランによって料金が異なります。
基本的には掲載料金が高いプランほど、検索順位が高くなり多くのユーザーの目にとまりやすくなり予約数が増える仕組みです。
そのため、出店エリアに競合が多いところの場合、ある程度集客力の高い掲載プランを選ぶ必要があります。そのため、「掲載料金が高い」と言われてしまうことがありますが、一方で競合が少ないエリアだと掲載料金が比較的安価なプランでも集客が可能です。
参考までに、ホットペッパービューティーのサイトでの検索時は、1ページに20のサロンが表示されます。(アプリはスクロールで自動更新)
極端な例を出すと、エリアを絞って検索した時に、ホットペッパービューティーに掲載しているサロンが20件以内であれば1ページ目に表示される、ということです。
掲載を検討している方は、一度ホットペッパービューティーに掲載している周辺エリアの競合の数を確認しておくと良いでしょう。
良い評判③ ネット予約機能や分析ツールが利用できるようになり経営が効率化
ホットペッパービューティーはネット予約により、24時間いつでも予約を受け付けることが可能です。
「サロンボード」を利用できるようになり、簡単に予約を確認することができます。電話予約や他媒体からの予約も一元管理できるため、ダブルブッキングの防止にもつながりますね。
さらに、顧客の誕生日や来店サイクルを分析し、その周期に合わせてクーポン付きのメッセージを送信することで再来店を促すことができます。
予約システムの導入を含めたサロン掲載の効率化させられるだけでなく、月の売上レポートから、次の施策を計画・改善の手助けとなるはずです。
悪い評判① 掲載料金が高い
一番よく耳にするのは「掲載料金が高い」ということですかね。美容業界において、広告費用の目安として10〜20%以内に抑えた方が良いとされています。
おそらく掲載料金が高いと感じているサロンは、この目安を超えてしまっていて、費用対効果が低いと感じているからでしょう。
特に個人サロンや小規模サロンのように収入が大きくないサロンにとって、集客力のあるプランはどうしても高いと感じてしまう料金設定かもしれません。
小規模サロンは収益に見合う掲載プランで、どの程度集客が見込めるかを判断する必要があります。
悪い評判② クーポン目当てのお客さんが多く、リピート率が低い
ホットペッパービューティーの予約から入るお客さんはリピートしない、という評判が多いですね。
1回限定の新規クーポンを目当てにして、2度目の来店はない…というケースが多いとのこと。いくつかのサロン様のデータを参考にすると、新規リピート率の平均は30%前後となっています。
このリピート率が高いと感じるか、低いと感じるかはわかりませんが、リピート率が30%でも十分に集客可能と言えるのではないしょうか。
新規限定の1回限りのクーポンではなく、割引額を少し引き下げ、複数回利用できるクーポンを導入して来店を促す工夫をすることで、再来率をUPさせましょう。
ホットペッパービューティーの性格上「新規集客が強い」ので、リピート率を改善するためにメッセージ送信や、顧客1人の悩みに寄り添った施術をすることが大切です。
悪い評判③ ホットペッパービューティーから抜け出せない
ホットペッパービューティーは集客力が高い分、一部のサロンはホットペッパービューティーがないと集客できない状況に陥ってしまっていることも。
ホットペッパービューティーは、宣伝・集客・予約機能・来店処理など、全てのサロン業務をこなすことができます。
自社サイトや他に集客手段がないサロンは、掲載料金が値上がりする場合に「掲載をやめる」という選択肢を取ることができません。
ホームページを作成し、ブログを書いたり、SNSの活用は集客の導線を増やす方法です。ここで注意をしないといけないのは、これまで利用をしてきたホットペッパービューティーをすぐに解約しないことです。
ホームページを作成しても、ネットでの検索で上位に表示されるのには時間がかかります。さらに、検索から予約につながるまでは相当な時間・知識が必要です。SNSも同様に、安定した客数を確保できるまで投稿を継続したり、どんな情報を発信するべきなのかを考え続けなければいけません。
将来的にホットペッパービューティーなしで集客するためには、その分の自社サイトで情報や機能を充実させるための資金・期間が必要です。
ホットペッパービューティーを含む美容集客サイトと自社での集客の2つを平行するのは難しいですが、いくつかの集客の導線を確保しておくことで選択肢が広まります。
ホットペッパービューティーをうまく活用する3つの方法
美容サロンのコンセプトやウリが様々であるように、ホットペッパービューティーの活用方法もさまざまです。1つのやり方で全てのサロンの経営がうまくいくなんてことはありえません。
ホットペッパービューティーは、利用者層が幅広く日本全国で多くの人に利用されているサービスです。うまく使いこなすことができれば、きっとあなたのサロンを選んでくれる人が増えるでしょう。
掲載前の事前調査
ホットペッパービューティーに掲載する前には、出店エリアにどの程度競合がいるのかを把握しておきましょう。
掲載されている店舗の情報から、どのプランを利用しているのかなどを調査することができます。競合件数が多ければ、集客力の高いプランを選ぶ必要があるでしょう。
一方で、ある程度競合件数が少ないのなら、広告費用を抑えることができます。もし、まだ出店エリアが未定の場合は、競合件数を加味して場所を決めると良いかもしれません。
さらに競合の調査をするとしたら、
- どのような客層がターゲットなのか
- どのような施術が人気なのか
- どのように集客しているのか
なども気にして見ると、開業する際の参考になります。
地域の特性や他の店舗がどのようなメニューでお客さんを獲得しているかなどは、個人で調べるのはなかなか難しいですよね。
ホットペッパービューティーに掲載を検討しているなら、その地域を担当している代理店があるはずです。幅広い地域を受け持っている代理店は、持っている情報も多いですし、おすすめの出店エリアも知っているはずなので、相談してみてもいいでしょう。
すでにホットペッパービューティーに掲載をしているけど、あまり集客できていない…。というサロン様は、もう一度集客方法を見直してみましょう。
フォトギャラリーやブログ、来店後のDMなどをうまく活用していますか?
特に、ネイルサロンの場合は見た目が重要なので、ネイルデザインを充実させることで集客にも繋がります。ブログの内容もなるべく、お客さんが知りたい情報や、集客に意識を置いて投稿してみましょう。
なるべく多くの情報を記入・発信する
ホットペッパービューティーはサロンのトップページの他にも、ブログでも情報を発信することが可能です。
これから新しい店舗に行こうと思っているお客様は、サロンが発信している情報を集めてから来店しています。
サロントップにはアピールしたい文章を盛り込むことになりますが、文字数の制限があるため、サロンの想いを全て掲載することは難しいです。
サロンの想いや施術について具体的に解説したい場合には、ホットペッパービューティーのブログ機能を活用することで、制限なくアピールすることができます。
下記記事ではホットペッパービューティーのブログの書き方や活用術について詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。
良い口コミを集める
今では口コミを参考にして来店する方は50%を超えます。
良い口コミを集めることで、新規集客に直結するため、施術後には積極的に口コミ投稿を促しましょう。効率よく口コミを集めるためには、口コミ投稿を条件としたクーポンを用意することをおすすめします。
ホットペッパービューティー以外の5つの集客方法
ウェブサイト、ブログ
ホットペッパービューティー以外の集客方法の一つに、ホームページの運営が挙げられます。
特に、店舗運営をしている場合などはブランディング対策、長期的に広告運用の削減を実現できる可能性もあるため、ブログなどを活用しながら流入数を増やすSEO対策がおすすめです。
専門的な知識は少し必要にはなりますが、ホームページに予約機能をつけることで、将来的に予約システムを使わずに自社のみで集客できるようになる可能性もあります。
SNS
最近ではインスタグラムやTikTokで集客対策をするサロンも増えてきました。美容サロンに通う人は施術を受けることで、どのくらい変化があるのか気になっている方が多いため、視覚的に変化をアピールできるSNSとの相性が良いことが特徴です。
さらに無料で運用できる点も魅力的で、広告予算を豊富に持ち合わせていないサロンでも簡単に集客対策として導入できます。
もちろん戦略的な対策は必要ではありますが、無料で運用できるため必ず導入してみましょう。
Google ビジネスプロフィール
特に自宅、通勤場所などのよく利用するエリアでは、Googleビジネスプロフィールの活用もおすすめです。Google Mapでの検索で上位表示にすることを『MEO対策』と呼ばれ、こちらも無料で運用することができます。
本格的に対策をしている店舗はまだまだ少ないため、競合が少ないことから、しっかりと対策すれば比較的短期間で集客に繋げることができるでしょう。
弊社でもMEO対策サポートを行なっているので、お気軽に下記バナーからお問い合わせください。
広告キャンペーン
WEBサイトやインスタグラムは知識があれば誰でも無料で運用可能ですが、広告を出すのは有料での対策となります。
しかし、比較的簡単に広告を出稿することができますので、広告を検討してみても良いでしょう。
もちろん本格的に対策を検討するならば、業者に依頼することで効果を最大限活かすことができます。
ホットペッパービューティーは結局利用するべきなのか?
やはり、ホットペッパービューティーは美容業界で集客力は圧倒的です。
他にたくさんの集客媒体があるのにも関わらず、多くのサロンは掲載料金を支払ってまでホットペッパービューティーを活用しています。
自社サイトだけで集客するには、時間も知識も必要です。掲載料金はかかりますが、掲載をしてから短期間で目に見えた効果が期待できます。オープンしたばかりだと新規集客がなかなか難しいはず。
自社のみでの集客に少しでも不安がある場合は、ホットペッパービューティーを利用するべきでしょう。
関連記事
・【2023年最新】ホットペッパービューティーの掲載料金はいくら?お申し込み/ご契約について
・【あはき柔整プラン発表!】ホットペッパービューティーはあはき業態でも掲載できる?
・ホットペッパービューティーの費用対効果は良い?集客効果について解説!
当サイトの記事は一部PRを含む場合があります。