鍼灸師として働いている方、これから資格を取ろうか迷われている方は、将来のことを想像したときに「鍼灸師の成功者はどんな人なんだろう？」と疑問に思われてる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
実際に活躍している方は、どのように経営を行っているのか、精神面や考え方を参考にすれば、いざ独立をした時でも前向きに判断できるかもしれません。
この記事では、鍼灸師の成功者の特徴、独立を成功させるための秘訣について解説します。
弊社では鍼灸院を含めて、2,000店舗以上の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
鍼灸師で成功している人はどんな人？
日本で有名な鍼灸師はなぜ有名になっている？
成功を収めている鍼灸師と言っても明確な基準はありません。有名の基準はそれぞれですが「すごい！」と思われるような鍼灸師は、下記のような特徴があります。
- 施術実績（施術してきた人の数）が豊富
- 施術コンテストの経歴がある
- 有名人から人気
- SNSで人気
施術してきた人数が多かったり、医療オリンピックで入賞経験があるといった実績は、患者様に実力をアピールするのに非常に有効でしょう。
また、最近ではSNSで積極的にアピールすることで、ファンが増え注目されるようになることも珍しくありません。
参考：名医が語る腰痛の真実 日本一の鍼灸師が登場 あの苦痛が消える
参考：医療オリンピックで2年連続日本一！鍼灸師の「技」| Youtube
鍼灸師で成功している人の年収はいくら？
鍼灸師で成功している人と聞くと、対象の方のほとんどは独立している方でしょう。
やはり独立すると、スタッフ時代と比べて年収の上限がなく、平均年収は700〜800万円付近だとも言われています。
鍼灸師の平均年収は300〜400万円の間であることが多いようですので、やはり独立してからの方が年収は高くなるでしょう。
独立をした方でも、メディア出演が多くなったり、SNSで注目されるようになると1,000万円以上稼ぐ人もいらっしゃいます。
「鍼灸師は稼げないから辞めておけ。」、「鍼灸師は貧乏。」と言われることもありますが、独立して成功すれば決して稼げない職業ではないと言えるのではないでしょうか？
鍼灸師あるあるは本当なのか？
鍼灸師は貧乏？稼げないという噂
鍼灸師は貧乏と言われることもあり、稼げないイメージがついていて不安を抱える方もいらっしゃるかもしれません。
この噂は半分本当、半分嘘と言えます。
特にスタッフとして働く場合は、職場環境に大きく左右されるのです。
- 営業時間
- 施術数のノルマ
- 残業代の有無
- 休日の有無
- ボーナス/インセンティブの有無
こういった給料/年収に関わる部分は、鍼灸院によって様々な仕組みが作られています。
鍼灸師は基本的に、患者様を相手にする仕事ですし体力も必要です。稼ぐためには施術数をこなさなければならず、しんどいと感じてしまうかもしれません。
経験を積むという上で給料を気にしない方もいますが、なるべく職場環境が整った場所を選ぶことが大切です。
絶対とは言い切れないものの、病院やクリニックと提携している鍼灸院は、待遇が良いと言われています。
これは、営業時間内で勤務が終了する、給与形態が明確であることが挙げられるでしょう。
環境が整った所で働く鍼灸師の方は、額面40万円程度+年2回のボーナス支給というように、待遇が良い鍼灸院もあります。
就職活動の際には、情報をしっかり集めてから選ぶことが大切です。
鍼灸師は結婚できないという噂
鍼灸師は結婚できないという噂もありますが、職が社会的に低評価というわけではありません。
大きな原因は、先に紹介した低賃金であることに加えて、残業時間が長いことが挙げられます。
これもやはり職場環境次第ではありますが、治療院業界は確かに拘束時間や残業時間が長いことが特徴です。
良くあるのは営業時間が9:00〜20:00の場合、通常ならばシフトを組んで複数人で対応するのでは？と思いますが、オープンから閉店まで一人で施術をこなす鍼灸院も少なくありません。
特に鍼灸師の数が少ない小さな店舗では良くあることです。
また、鍼灸師は開業を目指す方も多いですが、開業してから忙しく自分や家族の時間を作れないことも…。
その他に考えられることは、治療をメインとする治療院ならば、患者のほとんどは高齢の方であるため出会いが少ないことでしょうか。
出会いが少ない上、拘束時間も長く時間を作れないとなると結婚できないという噂が流れてもおかしくないでしょう。
辞めて良かったという意見
実際に鍼灸師を辞めてよかったという意見が見られることからも、決して楽な職業ではないことが分かります。
少なくない金額を支払い専門学校に通い、必死に勉強して国家資格を取って、難易度の高い施術をしているのに給料が少ない！
このような不満を抱え、鍼灸師とは全く異なる業界に転職をする方も多いです。
それでは、鍼灸師として成功するにはどのようなことが必要なのでしょうか？
鍼灸師として成功者になる方法とは？
確かに、職場環境によっては鍼灸師はイメージ通り、つらくてしんどく稼げない職業と感じてしまうかもしれません。
しかし、鍼灸が好きで今後も鍼灸師として活躍していきたいと考えている方は、下記のことを意識することがポイントです。
計画的に物事を考える
何事にも大切なことですが、計画的に物事を考え行動に移すことは、成功するために重要です。
今、鍼灸師の資格取得を目指している学生ならば、アルバイトをして整骨院や鍼灸院で働くことも早い段階から経験を重ねる上で効果的でしょう。
具体的に独立するヴィジョンを持っていないとしても、もし自分が独立するならば？と考えて開業のための貯金、経営や集客の勉強をしておくことも大切です。
稼ぐなら独立は必須。店舗拡大も視野に！
鍼灸師として堂々と成功者というならば、年収基準では1,000万円を超えることは必須でしょう。
鍼灸師で年収1,000万円となると、独立開業しなければほぼ不可能な領域です。
もっと高い目標を立てたいという方は、一店舗だけでなく複数店舗の展開も検討しましょう。
個人の名前や店舗の評判が広まるほど、安売りすることなく集客することができます。
お客様からの信頼を得ることはもちろん、スタッフと良好な関係を築くなど、技術だけでなくコミュニケーション能力も重要です。
積極的に発信を行う
「朝から吐き気や頭痛がする」という方は腕をほぐして。やり方は手首→肘の方向へ圧を加えてほぐすだけ。寝ている間に上半身に力が入っていると朝起きた瞬間から体バキバキ、吐き気や頭痛を引き起こすことがあります。腕の疲労をとると呼吸も楽になり上半身の緊張がほぐれます。是非お試し下さい👍🏻 pic.twitter.com/ggKuaAX0b2
— クボ先生│鍼灸師 (@kubo_tubo) August 8, 2023
ホームページで店舗の認知度を広めることは一般的となっていますが、近年は個人の発信がものすごく影響を与える時代です。
twitterやInstagramを活用して、鍼灸施術や健康についての情報発信をすることで、ファンを増やすことは経営にも大きく役立ちます。
『個』の時代とも言われる中で、鍼灸師も『人』として選ばれる職業ですので、非常に親和性が高いです。
開業してからの集客に活かせることはもちろん、講師として声がかかったり、メディア出演など活躍の幅が広がる可能性もあるでしょう。
鍼灸の仕事を楽しむ
成功するためには「鍼灸のお仕事は楽しい！」と感じ続けることが最も大切です。
これは、鍼灸の技術力の向上はもちろん、お客様からの感謝や体の状態の改善に喜びを感じる方ならば、鍼灸師に向いているでしょう。
鍼灸師は、技術を日頃からインプットするだけでなく、コミュニケーション能力が求められる職業です。
お仕事は確かにしんどいと感じることはあるかもしれませんが、その分やりがいは感じられるでしょう。
ネガティブなイメージを持たれることも決して少なくありませんが、独立開業が成功すれば「鍼灸師になってよかった！」と心から感じられるはずです。
まとめ
この記事では、鍼灸師として成功している人はどのような人なのか、成功者に近づくために意識するべきことについて解説しました。
鍼灸師は給料が低くてしんどいというイメージを持たれることもありますが、独立して集客/経営をしっかり行えば年収1,000万円も決して夢ではありません。
多店舗展開やセミナーの実施など、注目されればされるほど活躍の幅は広がりますので、積極的な情報発信を行うこともポイントです。
関連記事
・鍼灸院のSEO/MEO対策の方法は？WEB集患UPにつながるコツなどを紹介！
・鍼灸院に患者が来ない理由と原因は？集患対策についても解説！
・鍼灸院の美容鍼は集客の柱になる？広告規制についても解説！
当サイトの記事は一部PRを含む場合があります。
