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集客ノウハウ

マツエクサロンの開業資金はいくら必要?初期費用や運転費用についても解説!

  • UPDATE:2024.05.16.Thu |
  • ENTRY:2024.05.17.Fri

マツエクサロンを開業してみたい、独立して自分のお店を持ちたいと考えている方は多くいると思います。

しかし実際にお金がいつまでに、どれほどの金額必要になるのか想像するのは難しいでしょう。

この記事では、マツエクサロンの開業を検討していて、その資金額に疑問を持っている方のために初期費用や運転費用はもちろん、資金調達の方法まで幅広くご説明します。

CIN GROUPでは、これまで2,000店舗以上の美容サロンの開業や集客サポートを行ってきた実績があるのでぜひ参考にしてください。

マツエクの需要や将来性

将来性

マツエクサロンとはまつげエクステをメインに、まつげパーマやアイラッシュなどのメニューも導入しているサロンを指します。

マツエクサロンの需要は年々増加傾向にあり、2020年には908億円だった市場規模も2022年には2400億円にまで拡大しました。

その理由の一つには、メイクがナチュラル志向に変化していることが挙げられるでしょう。

現代の女性のニーズは、「すっぴん風」や「抜け感」などのシンプルな美しさにあり、すっぴんに近い状態でどこまで綺麗に見せられるかに重きを置いていると考えられます。

しかし美容に対しての意識が高い、20代から40代までの女性で「マツエクサロンを利用したことがある。」と答えた人は32パーセントでした。

少なく感じるかもしれませんが、市場規模の今後の拡大を考えると、まだまだ伸びしろのある業界といえます。

参考:マツエクサロンの市場規模(2022年)今後はどうなる?

マツエクサロンの開業資金

 
開業資金

マツエクサロンの開業資金は店舗形態、立地、規模感によって変動します。

①店舗形態
店舗形態とはどうやって開業するか、開業スタイルにあたるものです。

後の項目では、以下の3つをご説明します。

  • 自宅での開業
  • 賃貸マンションでの開業
  • テナントを借りての開業

②立地
集客のしやすい場所では家賃が高く、アクセスが悪い場所では家賃が低いので、集客のしやすさと金額のバランスを考慮して立地を決めるようにしましょう。

③規模感
当たり前ですが土地が大きいほうが家賃は上がりますし、光熱費も高くつきます。

①〜③のことを念頭に開業資金を準備しましょう。

自宅での開業

マツエクの施術には法律で、美容師免許の取得が義務付けられ、開業の際には保健所に美容所登録が必要となっています。

住んでいる地域によって異なりますが、美容所登録には保健所が決めた以下の条件を、クリアしなければなりません。

  • 施術スペースは13平方メートル以上を確保する
  • 作業場の照明は100ルクス以上ある
  • 換気設備がある
  • 作業用の水道設備がある
  • 消毒設備がある
  • 壁や床に使われる材質は水が染みこまないものを使う
  • 待合室がある
  • 清潔である
  • 施術道具や備品などの収納スペースを確保している

書類を提出するだけではなく、立ち入り検査もするのでしっかりと準備しておきましょう。

賃貸マンションでの開業

自宅サロンで開業するのと同様に、賃貸マンションでも開業することはできます。

しかし次の条件を守って開業しなければ、トラブルになる可能性があります。

大家さんや管理会社に確認を取る

入居規約で事業用として、部屋を使用することを禁止しているマンションも多く、無断で開業すると、契約違反で強制退去させられることもあるので、事前にしっかりと確認しましょう。

近隣住民に配慮する

開業すると住民以外の不特定多数の人が、マンションを出入りすることになるので、不快に感じる居住者の方も多くいます。クレームが入ってしまったら、サロン運営を続けていくのが難しくなるため、周りに配慮した行動を心がけましょう。

内装工事ができない

ほとんどの場合、オーナーからの許可が下りず、間取りの変更や大規模な工事が行えないので、内装に細かいこだわりがある方は物件選びに苦戦するかもしれません。

内装工事の許可が下りなければ、保健所への申請も通らないので、賃貸マンションでの経営は実質不可能だと言えるでしょう。

マツエクサロンを開業する場合は次の項目で解説する『店舗での開業』が無難かもしれません。

店舗での開業

まず初めに、テナントを借りて開業する場合の、メリットとデメリットについてご紹介します。

【メリット】
■ 居抜き物件を利用できる
居抜き物件を見つけられれば、内装工事や設備工事にかかる費用を抑えることができます。

■ 集客効果が高い
広告宣伝や集客対策の効果が高く、看板を設置できるためお店の場所を認知してもらいやすいです。

【デメリット】
■ 費用が多くかかる
初期費用だけでなく、運転費用も他の店舗形態より多いため、集客対策をしっかり取り、売上に繋げることが重要になります。

項目 備考
店舗取得費 繁華街や人通りの多い場所にあるので、自宅開業や賃貸マンションでの開業に比べて、多くかかる
内装工事費 自分のイメージに近い店舗の内装を作ることができるため、金額の調整に注意が必要
設備/什器費 業務用の設備がもともと使われていることがあり、光熱費が通常より多くかかる
備品/消耗品費 他の開業スタイルと変わらない
広告宣伝費 基本的に費用は他の開業スタイルと同じ
採用費 スタッフを雇う場合、採用コストは一人につき10万円かかる

初期費用と運転費用

 
初期費用と運転費用

初期費用

マツエクサロン開業にかかる費用には、どのようなものがあるでしょうか。

開業する前にかかる初期費用と、開業後にかかる運転費用に分けてご説明します。

初期費用は開業スタイルによって異なりますが、100万〜300万を目安に考えておくといいでしょう。

以下で具体例と金額をご紹介します。

項目 該当するもの 相場
店舗取得費 敷金、礼金、前賃料など ・都内近郊では250万~
・地方都市では50万~
内装/外観工事費 壁紙/床の張替え、建具、外壁、屋根など ・マツエクサロンでは大がかりな設備は必要ないため、20万~
什器費 椅子やベッド、リクライニングチェア、待合室の椅子など ・10万~20万ほどかかる
備品費 タオルや鏡、シザース、スクリューブラシなど ・10万円以下が相場だが、20万あれば大体のものは揃う。
広告宣伝費 チラシ、地域雑誌、SNSなど ・インスタは100円ほどから広告を出せる
・ホットペッパーは掲載料で数十万かかる

立地によって店舗取得費に差が出ますが、自宅開業では店舗取得費がかからないため、費用をなるべく抑えたい方はオススメです。

運転費用

開業後、すぐに事業が軌道にのるとは限らないため、運転費用も一緒に用意しましょう。

運転費用とは、経営するうえで発生する費用を指します。運転費用は半年分を準備すると良いとされているため、目安としては、180万以上あると良いでしょうか。

次の表では運転費用の代表例と費用について解説します。

項目 備考
家賃 ・一般的な住宅街のマンションでは、数万~数十万円かかる
・人通りの多い場所にあるマンションだと、20万~50万円はかかる
人件費 ・従業員一人に、最低でも20万円を支払う必要がある
・キャリアや技術を持っている人を雇う場合は、30万~60万円かかる
光熱費 ・相場は2万円以上で、家の電気料金ほどしかかかりません
・業務用の設備を使用すると、さらに多くかかるので注意しましょう
消耗品費 ・トイレットペーパーやティッシュペーパー、メイク落とし、化粧水、他にも領収書や筆記具などの事務用品なども消耗品費としてかかる
・毎月1~3万円ほどかかる

サロン運営に必要な費用は、ほとんど経費に計上することができ、それは自宅開業でも一緒です。

自宅の中でサロンとして利用しているエリアは、家賃や光熱費を経費に落とすことができることも覚えておきましょう。

参考:詳しい経費の落とし方

資金調達

開業資金には初期費用と運転費用があり、準備するお金が想像よりも多いと感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

自己資金が足りない場合は補助金や助成金、融資などの制度を受けてみるのもいいかもしれません。

個人サロンの経営者が開業時に受け取れる補助金、助成金を3つご紹介しましょう。

項目 特徴 対象
小規模事業者持続化補助金 商工会議所からの補助金で、販路拡大や生産性の向上などを計画している方を支援する制度。 個人事業主/法人
IT導入補助金 ITツールを導入する際にかかる費用を補助してくれる制度。 中小企業/小規模経営者
創業助成金 開業してからの年数が短い方向けの制度ですが、条件は自治体によって異なるので問い合わせが必要。 これから起業しようと考えている方/創業してからまだ日が浅い中小企業

補助金や助成金はどちらも返済不要なお金ですが、補助金は申請するときに選考があるため、受け取ることが難しいでしょう。

開業資金に困ったときには、『日本政策金融公庫』の融資制度を申請することもオススメします。

『日本政策金融公庫』とは、政府の金融機関で民間の金融機関よりも金利が低く、返済期間も長いです。創業前や初期には融資が受けやすいため、ぜひ検討してみましょう。

保健所への申請と条件について

申請と条件

前述の通り、マツエクサロンを経営するには美容師免許が必要ですが、他にも揃えるものがあります。

マツエクサロン開業時には、下記の提出物を用意しましょう。

  • 美容師免許
  • 管理美容師免許(従業員の中に美容師に該当する人が2人以上いるサロンには必須)
  • 美容所登録
  • 開業届

流れ

登録完了にはすべて合わせて1か月以上かかる可能性があります。

登録申請を行わずに開業すると、営業停止になる場合や30万円以下の罰金を支払わなければならない場合もあるため、確実に申請しましょう。

参考:美容師法

個人での開業は儲かるのか?

儲かるのか

マツエクサロンは原価が低く、利益率が高い業態であるため技術さえ持っていれば、独立しても儲けることができます。

個人経営のメリット、デメリットにはどんなものがあるでしょうか。

【メリット】
■ 商材費(原価)が安く、利益率が高い

主な消耗品はまつげエクステとグルーであり、一人当たりの施術にかかる費用は100円~300円しかかからないのが特徴です。

■ 在庫を抱える心配がない
グルーには使用期限があるものの、1か月から3か月と長く、大量の在庫を抱える心配はないでしょう。

■ 人件費がかからない

スタッフ一人雇うのに、毎月約20万円ほどの給料を支払う必要があります。しかし個人経営では、施術以外の業務をシステム化することが出来れば、一人でも十分に仕事を回すことが可能なので、人件費を削減できるでしょう。

【デメリット】
■ 収入が確保されない
売り上げた分だけが自分の収入になるため、必要最低限の給料が保証されません。

■ 集客力が足りない

しっかりとした集客対策を取るとなると、時間や手間がかかるので注意が必要です。個人サロンを経営していると、集客の壁にぶつかると思います。しかし日々の雑務をこなしながら、集客をするのは難しいでしょう。

次の項目では、個人サロンの経営者に最適な集客ツール、ホットペッパービューティーをご紹介します。

マツエクサロンの集客対策

 

ホットペッパービューティー

ホットペッパービューティー

集客を最大化させるためには、お店の存在をユーザーに発見してもらう必要があります。

ホットペッパービューティーの年間ネット予約数は、合わせて1億件以上あり、リラク、エステなどでは6500万件以上です。

ユーザーから高い認知度をもつので、需要とかみ合えばより多くの人に表示させることが可能になるでしょう。

またホットペッパービューティーに掲載すると、サロンボードが利用でき、集客以外の便利な機能が使えるようになります。

サロンボードの機能は以下の通りです。

機能 できること
24時間予約機能 24時間予約システムを導入するとどんな場合でも予約に対応することができます。
予約管理 自社のサイトや電話での予約など、ホットペッパー以外の予約情報も一元管理することが可能です。
顧客情報管理 お客様の名前や性別などの基本情報に加えて、来店履歴や来店頻度のデータを管理することができます。
売上管理 会計の処理やレジ締めの業務を自動化。
メッセージ機能 お客様の誕生日にお祝いのメッセージとクーポンを贈ることができる他、メッセージを自動送信して来店頻度が低いお客様を呼び戻すことも可能です。
集計/分析機能 お客様のリピート率や来店サイクルを把握し、問題点の改善策が見つかりやすい。
スタッフ求人/管理機能 他の媒体よりも掲載費用が安いため、求人にかけるコストを大幅に削減することができます。

 

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インスタグラムなどのSNS

マツエクサロンではSNS(特にインスタグラム)を使った集客が有効です。

以下ではインスタグラムで集客するメリットについて紹介します。

【メリット】
■ 商材と相性のいい宣伝方法
SNSの中でも特にインスタグラムでは、画像や動画を使った視覚的な訴求力に強みがあり、店舗の雰囲気や施術を受けた後の仕上がりが伝わりやすいです。

■ 基本料金無料
インスタグラムでは開設費、運用費が一切かからないので中小企業や小規模経営者の方でも手軽に始めることができます。

■ 年齢層が近い
インスタグラムの利用者層は比較的若年層が多く、ターゲットとなるお客様に簡単に情報を届けられるでしょう。

■ 情報の鮮度と拡散力の高さが優れている

リピーターの方にフォローいただければ、サロンの最新情報をすぐに発信することができますし、趣味嗜好の近い方に情報が拡散される可能性も高いことが特徴です。

デメリットの一つとして、「運用に労力がかかる」ことが挙げられますが、インスタグラムを使って集客をするときは、目的や時間設定をし依存しすぎないように心掛けましょう。

まとめ

 
まとめ

開業資金の調達や保健所への申請など、開業前に準備しておかなければならないことが山積みなので、開業計画を立てて一つ一つ、タスクをこなしていくことが大切です。

まずは費用を削減する方法を模索したり、開業前に受けられる融資制度を調べてみることから始めましょう。

CIN GROUPでは、助成金や補助金などの資金調達のサポートだけでなく、ホットペッパービューティーを活用したサロン集客に強みがありますので、ご興味ある方はお気軽にお問合せください。

 

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