新しくビジネスを始めたり、何か新しいことを始めたいという方から選ばれやすい美容サロンの経営。
美容師のような国家資格がなくても開業しやすいことから、比較的難易度は低いため、個人サロンの開業を目指している方が多いです。
実際、大手のエステサロン数よりも圧倒的に個人サロンの数の方が多いことが業界の特徴でもあります。
しかし、開業してから「集客できない…。」、「お客様が来ない…。」と悩まれている方が多いのも事実！
この記事では、個人サロンや自宅サロンを経営されている方向けに、集客できない理由や原因、集客数UPを目指すコツなどについて解説します。
CIN GROUPでは、これまで2,000店舗以上の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
個人/自宅サロンが集客できないと言われる理由
まずは、個人経営のサロンや自宅サロンが集客できないと言われている理由について解説します。
目立ちにくい立地にあることが多い
個人サロンの多くは、マンションや雑居ビルの一室で経営されている方が多いため、一目につきにくいことから認知されづらいことが大きな原因です。
特に自宅サロンの場合は、プライバシーの観点でホームページを用意しても住所を公開したくない方も多く、新規顧客の獲得に不利に働きやすいでしょう。
マンションや雑居ビルでの経営の場合でも、大通りに見えるように看板の設置が難しいと認知されるためには、インターネットでの広告に頼る必要があります。
顧客からの信頼が足りない
二つ目は、顧客からの信頼が不十分であるため、お客様から「本当に来店しても大丈夫なのか」と心配されてしまう可能性があります。
開業したばかりの時は、知人の来店が多くても、一定期間経過すると新規集客が必要です。
防犯面で心配される方や、施術者の技術力や実績を意識される方も多いため、積極的な情報発信を行い信頼できるサロンであることをアピールするようにしましょう。
自宅サロンにおいては、防犯カメラや個人情報を守ることを誓約書などでアピールすることも効果的です。
戦略的な集客対策ができていない
「集客できない！」、「予約が入らない！」と悩まれている方は、集客対策の重要性を理解しないまま経営を始めてしまっていることが多いです。
開業すれば自然と来店してもらえるほど、美容業界は甘くはありません。
競合店舗も多く、他店と差別化ができなければ、ひと月に数名程度しか予約が入らないことも珍しくはありません。
トレンドの移り変わりも激しいため、常日頃からどのように集客対策をするべきなのかを考えなければいけないのです。
ターゲット層を決めて、サロンの強みやウリを明確にしておきましょう。
予約が入らない状況を脱却する方法
この項目では具体的に、集客数UPさせるためのコツについて解説します。
ターゲットを絞る
集客で最も大切なことはターゲットを絞ることです。
「とにかく多くの方を集客したい！」と思う気持ちは理解できますが、美容業界に限らず、専門店が必要とされる時代になりました。
具体的な例を挙げると、奇抜なネイルが好きな方ならば派手目なネイルに強いネイルサロンを選びますし、小顔になりたいと思っている方は小顔矯正特化のサロンが選ばれやすいのです。
また、複数のメニューを用意しても8割が看板メニューに集中する傾向があることからも、何か特定の悩みや問題を解決することに注力する施術をウリにする方が集客しやすいでしょう。
- 年齢/性別
- 性格/趣味/嗜好
- 職業/家族構成/収入
- 居住エリア
- ライフスタイル
上記のような項目を参考に、なるべく詳細なターゲット層を決めることが大切です。
先ほどの奇抜なネイルをウリにするサロンだとしたら、どのようなお客様が想定されるでしょうか？
・10〜20代の女性
・好きなことには出費も惜しまない
・とにかく個性的なネイルが好き
・奇抜なネイルでも大丈夫なアパレル職
・大学が近いエリアか一人暮らし
このように、ターゲットを具体的に決めることで、アピールするメニューや集客ツールなども決めやすくなります。
情報発信を積極的に行う
インターネットが普及したことにより、お客様はどのサロンが合うのか、悩みを解決してくれそうなのかを、様々な情報を総合的に判断して予約するようになりました。
- 店舗の場所/内外装の雰囲気
- メニューの種類や価格
- スタッフ写真や経歴
- 営業時間や定休日
- 施術前後の写真
現代では、欲しい思った情報をすぐに取得できる環境が求められており、情報量が不足しているとお客様には選ばれない時代となっているのです。
美容業界は店舗数が多く、ホットペッパービューティーやSNS、ホームページでも情報は公開されています。
お客様が興味を持った時に、欲しい情報を提供できなければ、すぐに他店に見込み客を奪われてしまうのです。
特に最近では、他のお客様の口コミなどの第三者の評判が予約に大きく直結するため、口コミ対策も集客対策として重要視されています。
参考：【エステ】「口コミ」がサロンのリピートに差をつける！「来店前情報」がカギ
効果が出るならば有料サービスを活用する
個人サロンを経営されている方は、運営予算が限られていることから、宣伝広告費を支払うことを敬遠されている方も多いです。
しかし、支払う費用以上に、売上を伸ばせるならば有料のサービスの活用を視野に入れましょう。
最近では無料で運用できるSNSを活用される方も増えてはいるものの、SNSだけで集客できるようになるまでには一定期間の運用が必須です。
そのため、有料だとしても集客効果が高いホットペッパービューティーなどのサービスを活用することをおすすめします。
集客効果だけでなく、ネット予約システムの導入や売上管理の機能によって、業務効率が大幅に改善できるなどのメリットも。
個人/自宅サロンでおすすめの集客サイト
個人や自宅サロンで集客に悩まれている場合は、集客サイトを活用することが最も早期に集客数をアップさせることができるでしょう。
この項目では、美容サロンを経営されている方がよく利用している集客サイトについて紹介します。
ホットペッパービューティー
ホットペッパービューティーは、美容系の集客媒体の中で最も有名で、掲載店舗数も最大のクーポンサイトです。
開業と同時に掲載をするのが当たり前と言われるほど浸透しているので、すでに利用されている方も多いでしょう。
しかし、月額で掲載料が発生するため利用を敬遠している方もおられるのではないでしょうか？
ホットペッパービューティーは、集客効果が最も期待できるクーポンサイトであるだけでなく、下記のようなメリットがあります。
- 24時間ネット予約システムの導入
- 顧客/売上分析機能
- リマインドメールの自動送信
- スタッフのシフト管理
さらには専任の担当者が1名つくため、集客や経営サポートについても手厚くサポートしてもらえる点も魅力的です。
特に個人サロンオーナーは、集客について相談できる環境が整っていないことも多く、一人で悩んでしまうことも珍しくありません。
共同経営者がいると考えれば、有料掲載でも大きな価値を得られるでしょう。
エキテン
エキテンは整骨院や整体などの治療院系のサロンから人気の集客媒体です。
無料で掲載することもできるため、ホームページ代わりに利用できることも嬉しいポイントでしょう。
集客力はそこまで大きくはないものの無料で掲載できるため、積極的に利用してみても良いかもしれません。
minimo（ミニモ）
minimo（ミニモ）は、カットモデルアプリから生まれたサービスで、若年層の集客に強い特徴があります。
そのため、集客に強い業態としてはネイルやマツエクの集客に強いです。
ターゲット層的には単価が低めになってしまうため、高級志向のサロンや30代以上の方を集客したいサロンには向いていないでしょう。
しかし、スタッフ育成のために施術数をこなしたいといった目的ならば、集客しやすい媒体のため、目的に応じて使い分けると良いかもしれません。
個人サロンの集客でお悩みの方は
個人サロンの集客/経営で悩まれている方は、集客に強いクーポンサイトを利用してみると良いでしょう。
中でもホットペッパービューティーは、サービスの導入だけでなく、コンサルティングもついていると考えると一人で経営されている方にとっては心強いでしょう。
掲載料金が高いと言われることもありますが、それ以上の価値を返されると考えればそこまで高いサービスではないとも言えます。
他店との差別化、どのように売上UPをしていくのかなどの仕組み作りからの提案を求めている方には非常におすすめです。
CIN GROUPは、サロンコンサルの経験豊富なスタッフがおりますので、集客/経営について悩まれている方はお気軽にご相談ください。
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