ネイルサロンを経営されている方の中には、集客対策のために広告を出そうかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
広告の出し方や、どの広告媒体を使用するかによって新規集客には大きな差が生まれます。
経営者として集客できる広告の出し方を理解することで、安定して利益を出せるサロンづくりを実現できるのです。
この記事では、集客できるネイルサロンの広告の出し方、効果の高い広告の掲載先について解説します。
CIN GROUPでは、これまで2,000店舗を超える美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績があるのでぜひ参考にしてください。
目次
ネイルサロンの広告の主流は『WEB』
従来の広告の出稿方法は折込チラシや地域の情報誌への掲載でしたが、最近ではWEB上での広告が一般的です。
例を挙げるとすれば下記のようなものでしょうか。
- instagramやyotube広告
- Googleリスティング広告
- ホットペッパービューティーなどの美容系集客媒体
ネイルサロンは、20〜30代後半の比較的若い世代が利用する店舗です。利用者の年齢層はSNSやGoogle検索で日常的に情報収集を行います。
情報取得はインターネット上で行うことが主流となっているため、WEB広告で集客する重要性は高まっているでしょう。
また、ネイルサロンは国家資格を持っていなくても開業が可能なため、非常に競合店舗が多いです。
WEB集客をうまく活用できなければ、自分の店舗のウリや魅力を見込み客にアピールすることができずに、他のサロンへと流れてしまいます。
安定した集客を実現するためには、WEB集客をマスターして効果的な広告を出稿することが必須の時代となったのです。
WEB集客のメリット
WEB集客の重要性を説明したところで、インターネットを活用して集客するメリットについて解説します。
ターゲティングができる
まず最初に挙げられるメリットとしては、細かいターゲティングが可能な点です。
ターゲティングをわかりやすく表現すると、来店して欲しいお客様を絞り込むことでしょうか。
例をあげるならば、働き盛りの30代の女性で経済的にも余裕がある方を集客したいといった場合ならば…。
- オフィス街
- 出勤前/後、土日祝日
- 美容意識が高い
上記のような属性を指定することで、広告を出す場所を変えることができるのです。
費用を調整できる
また、WEB広告は料金設定が明確であることが特徴の1つです。
Googleリスティングならば1クリックあたり〇〇円、ホットペッパービューティーの掲載ならば月額〇〇円などと宣伝広告費の予算によって柔軟に対応することができます。
もちろん、チラシでも部数によって料金を決めることはできるものの、狙いたいターゲット層ではない方にも届いてしまう可能性が高くなり効果は大きくありません。
ターゲティングをした上で、料金を調整できることは経営者としても大きな魅力でしょう。
効果がわかりやすい
3つ目のメリットは、効果がわかりやすいことが大きなメリットです。
- どの広告から入ってきたのか
- 時間帯や属性をまとめやすい
- 管理/分析にも効果的
WEB広告は、ユーザーが情報を発見してから予約までの情報を視覚的に確認することができます。
チラシ、看板、情報誌などの方法だと『どの広告を見たのか』、『いつ見たのか』、『どこで見たのか』を細かく分析することは不可能です。
これらの情報は、新しいメニューの作成やキャンペーンなどの販促活動に非常に大きな影響があります。
正確な予約数や閲覧者数がわかれば、かけた費用に対して本当に効果があるのか、どのように改善していくべきなのかを明確に判断することができるでしょう。
五感を刺激した訴求が可能
インスタグラムがわかりやすい例ですが、画像や動画によって来店イメージを持たせることは、お客様の来店意欲を高める方法として非常に有効です。
アナログな方法では、動画での訴求は難しいですし、複数の写真を掲載することもできません。
特に新しいネイルサロンを探しているユーザーのほとんどが、理想とするデザインにしてくれるサロンを来店前に確認します。
つまり、インスタグラムの投稿画像やホットペッパービューティーのネイルカタログなどを入念に見ているということ。
情報量の多さ、更新の速度はアナログな方法では到底実現することは不可能でしょう。
ネイルサロンの集客できる広告のポイントは?
ターゲットを明確にする
先述しているように、WEB広告ではターゲティングすることによって、来店して欲しい客層を獲得することができます。
反対に来店して欲しいターゲット像を具体的にイメージできていないと、広告を出しても集客できないだけでなく、本来獲得するべきではない客層にアプローチしてしまう可能性もあるのです。
- 年齢/性別
- 住んでいるエリア
- ライフスタイル/家族構成
- 趣味/嗜好/考え方
- 抱える悩み/理想像
上記のような項目から来店して欲しいお客様像を1人イメージしてみましょう。
イメージした人物ならば、どこで広告を見つけるのか?どのような内容に興味を示すのか?悩みに対する解決策をどのように提供するのか?を考えることが大切です。
自店の強みをアピールする
上記の方法は『ペルソナ設定』と呼ばれますが、この方法をマスターすることができれば、サロンのウリや強みをどのようにアピールすれば良いのかが決まります。
・最新のトレンドに敏感な若い女性がターゲットならば…。
→単価はそこまで高めに設定せず、デザイン力や種類を打ち出す。
・推し活やアニメ好きな女性をターゲットならば…。
→個性的なアートデザイン、要望に即座に応えられる対応力をウリにする。
・オフィスで働く忙しい女性をターゲットにするならば…。
→早朝/深夜営業、施術時間の短さ、シンプルなデザインで長期的に人気のメニューをウリに。
上記のように自分の店舗のウリや魅力をターゲット層と照らし合わせてマッチングさせることが重要なポイントです。
行ってみたいと思わせるような内容にする
広告を出す大きな目的の1つは新規客の獲得です。初めていくサロンを選ぶ人の多くは、その店舗に行きたいと思った理由があるはず。
「自分の好みと合うかもしれない。」、「ここなら悩みを解決してくれるかもしれない。」といった期待をもってもらうことは、ターゲティングがうまくできていれば問題ありません。
そう思ってもらうことができても最終段階である『予約』につながらないケースも多いのが現実です。
そこで、『期間限定の〇〇%引き』、『特別に〇〇オプションを無料で体験』、『インフルエンサーの〇〇さんも来店』といった行ってみたいと思わせるアピールをすると予約への後押しになります。
効果の分析を行う
WEB広告は、非常に詳細な情報を取得することができることが最大の魅力と言えます。
- 広告が見られやすい時間帯
- 閲覧者の年齢層や性別
- どのエリアに住んでいる人が見ているのか
- どのようなキーワードを検索した人が見ているのか
- 他にどのようなことを調べているのか
上記だけでなく、細かい情報を取得することができ、メニューやキャンペーンの打ち出しにも活かせるでしょう。
予約数に着目するのではなく「なぜ予約されないのか?」という発見も集客において重要なポイントです。
集客に強いポータルサイトやアプリ5選
WEB広告の出稿方法としては、Googleリスティングやインスタ広告などがありますが、事前知識が必要であったり、設定が複雑なため上手く使いこなせない方も多いです。
そこで、効果の高いWEB広告の代表としてクーポンサイトの活用がおすすめです。
この項目ではおすすめのクーポンサイトを5つ紹介します。
ホットペッパービューティー
ホットペッパービューティーは、利用ユーザー数が3,000万人を超えている美容系最大のクーポンサイトです。
サロン探しの際に、GoogleやYahoo!で検索すると表示されるのは、ほとんどホットペッパービューティー。
積極的にCMを出していますし、使いやすいと評判のアプリも配信しており、集客動線に抜かりはありません。
店舗数が多い東京都市圏や主要都市では、ホットペッパービューティーに掲載しなければ集客できないと言われているほど。
掲載料金は月額制となっており、どれだけ予約数が増えても一定の料金であることもあり、運用しやすいツールです。
さらには、経験豊富な担当者がつくため、集客についてのアドバイスやサポート面の手厚さも◎
弊社では、すでに経営されている方で集客にお悩みの方だけでなく、これから開業を検討されている方に対しても物件選びや出店エリア選定などに強みがありますので、お気軽にご相談ください。
Nailie(ネイリー)
ネイリーとは、利用者とネイリストのマッチングを強みとしているアプリです。
クーポンサイトは基本的に『店舗とお客様』ですが、ネイリーは『ネイリストとお客様』というイメージでしょうか。
そのためフリーランスとして活躍するネイリストからの支持が厚いアプリです。
ネイルブック
ネイルブックは有料プランのみの提供となっているものの、低価格で利用できるため導入をしている店舗も増えています。
GoogleやYahoo!でネイル関連の検索をすると、ネイルブックのページが上位に表示されることも珍しくなく集客力は大きいと言えるでしょう。
また、ホットペッパービューティーほど同じエリアで掲載をしている店舗数が多くないことから、ユーザーの目につきやすいこともポイントです。
minimo(ミニモ)
minimo(ミニモ)は、ネイリーと同様に、利用者とネイリスト個人がマッチングするアプリです。
カットモデルアプリから始まったこともあり、利用者の年齢層が若く、単価が低いことが特徴。
新人ネイリストやフリーランスネイリストがスキルアップのために活用していることが多いです。
楽天ビューティ
ここ近年で徐々に利用者を増やしている楽天ビューティ。楽天市場をはじめとして、楽天銀行や楽天証券といったサービスを幅広く展開しています。
SPUと呼ばれるポイントアップ制度によって、積極的に楽天関連のサービスを利用する方も多く、それに伴い楽天ビューティを活用する方も急増しています。
大きな特徴としては、男性の利用者も多いため、メンズ向けのメニューを取り扱っているネイルサロンなどはおすすめな掲載先と言えるでしょう。
まとめ
この記事では、ネイルサロンの広告の出し方のポイント、おすすめのWEB広告の掲載先について解説しました。
競合店舗が多く、生き残るだけでも大変なネイル業界ですが、上手く広告を出すことができれば得られる効果は絶大です。
もちろん、知識やノウハウが必要になることもあり、そう簡単に集客数を増やすことはできないかもしれません。
しかし、ホットペッパービューティーのようなクーポンサイトを活用すれば、早期に集客効果を期待できるだけでなく、手厚いサポートや相談できる環境を手に入れることができます。
弊社では、ホットペッパービューティーを活用した集客サポートに強みがあるだけでなく、WEB集客などのマーケティング知識が豊富なスタッフが数多く在籍していることが特徴です。
サロン集客や経営で何かお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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