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集客ノウハウ

リラクゼーションサロンの廃業率はどれくらい?生き残るために必要なこと

  • ENTRY:2024.06.10.Mon

美容業界は開業しても、すぐに廃業に追い込まれてしまう厳しい世界です。

せっかくサロンを開業したのに、失敗はしたくないと誰もが思うでしょう。

失敗する経営の原因を知ることによって、取り組むべき対策が見えてくるはずです。この記事では廃業になってしまう理由と、失敗しないためのコツを解説します。

CINGROUPでは、2,000店舗以上の美容サロンの経営/集客サポートを行ってきた実績がありますのでぜひ参考にしてください。

 

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リラクゼーションサロンの廃業率

廃業率

リラクゼーションサロンの廃業率は、1年以内で閉店するサロンは60%、3年以内だと90%、10年以内では95%と言われています。

現在リラクゼーションサロンの市場は飽和状態で、開業してもすぐに閉店していることも多いのが現実です。

これほど廃業率が高く厳しい美容業界で生き残っていくには、大変な苦労が必要でしょう。

個人経営のサロンになると、フランチャイズのサロンと比べて、さらに厳しい状況になってしまうかもしれません。

個人でサロンを経営していく場合は、経営戦略を細かく立てて生き残っていく必要があると言えます。

リラクゼーションサロンの廃業率が高い理由

理由

競合が多い

最近では、過去5年間で毎年約3,000店舗ずつ増えているほど、開業ラッシュであるのが美容業界です。

リラクゼーションサロンは無資格で開業でき、誰でも挑戦できるため、周りに同様のサロンが増えてしまうのは避けられない現実となっています。

その結果、顧客の取り合いとなり、顧客獲得のためのクーポンや割引キャンペーンを乱発してしまい、経営が窮地に陥ることがあるのです。

サロン開業を失敗させないためにも、戦略的な経営がカギとなるでしょう。

参考:令 和 3 年 度 衛 生 行 政 報 告 例 の 概 況

安売りしてしまう

価格が安いことは、一見するとお客様から良いように感じますが、初来店時の料金が安すぎる場合は次にお金を払いたくなくなる傾向があります。

また、来店があっても売上が上がりにくいことがあるので、サロンの価格設定は簡単に安売りしないようにしましょう。

大切なのは、お客様に価格ではなく、サービスに魅力を感じてもらうことです。

競合店に合わせて価格設定をしてしまうと、より安い価格設定の競争になり、利益が減ってしまう可能性があります。

サロンを経営するからには、利益が出ないとお客様に最新の良いサービスを提供することができなくなるかもしれません。

そのため、価格は顧客視点で考えて、サロンの価値を下げないようにしていきましょう。

ウリや強みがない

開業をする前に、サロンの方向性を定めるコンセプトを明確にしていきます。

なぜなら、コンセプトをはっきりさせることで自社の強みが分かって他店との差別化ができ、集客や販売促進に繋がるからです。

コンセプトを決める際は、『いつ・どこで・何を・誰に・どのように』のように細かく考えていきましょう。

お客様に強みとウリが伝われば、単価を上げて集客することができるようになります。

まずは何のためのサロンなのか、経営理念をはっきりさせて失敗しないサロンを目指していきましょう。

予算がなく集客できない

自分が持っている資金と、投資する場所のバランスが取れていない方も多いようです。

例えば、十分な資金を持っていないにも関わらず、設備や内装にこだわりすぎてしまい、開業後の広告や宣伝費にかける資金を残していないケースがあります。

また開業後は、毎日の施術や顧客とのやり取りに追われて、集客に時間を割けない場合もあるかもしれません。

集客対策ができていなければ顧客は増えないので、予算をかけて戦略的に対策を行うことを心がけましょう。

そもそも経営戦略がない

リラクゼーション業界は、個人だけではなく法人も多いため、集客が難しいことが現状としてあります。

そのため、他店との差別化のために、自社のアピールポイントやターゲットを明確にして経営戦略を立てていくことが大切です。

例えば、得意な施術は何か、施術を受けることでどのような違いが得られるのかを、具体的に考えてお客様にサロンの魅力を伝えていきましょう。

また施術内容だけではなく、他店にはないサービスや機器を導入することも1つの方法です。

「このサロンでは、こんなサービスをしてくれた。」、「面白い機器があるサロンだった。」などのような口コミが広がれば、さらに集客アップを見込めるでしょう。

特に自宅サロンの廃業率は高い

廃業率が高い

自宅サロンは開業費用を抑えられることが魅力的ですが、成功できる例は決して多くはありません。

その理由を3つに分けてご紹介していきます。

集客できない立地

自宅でサロンを開業すれば、初期費用を安く抑えられ利益が大きくなるだけでなく、負債を抱えて失敗するリスクも低くなります。

しかし、駅から少し離れていて人目につきにくい立地だと、認知されづらく集客が困難な場合もあるでしょう。

また自宅なので、住所を公開したくないという方もいるかもしれません。

集客が難しい場合でも、SNSやWEBサイトなどを活用して発信方法を工夫していくことは必要です。

ライフスタイルが変化しやすい

自宅サロンを開く場合、自由な働き方ができることがメリットとして挙げられます。

一方で、家事や子育て、介護などのライフスタイルが変化しやすく、プライベートを優先しないといけなくなってしまうリスクがあることを忘れてはいけません。

顧客獲得のためには、お客様が希望する時間に来店できるように、ある程度の営業時間を設ける必要があります。

無理なく働くことが大切ですが、自己都合ばかりを優先させた営業スタイルでは、集客ができずに終わってしまうケースも多いのです。

自宅サロンは行きたくないと思われやすい

自宅サロンが抵抗感を抱かれやすい理由は、以下のような点が挙げられます。

  • 密室状態で逃げ場がないから
  • 1対1の状況になってしまうから
  • トラブル時の対応に不安があるから
  • 騙されて高い料金を要求されそうだから
  • スタッフや口コミなどの情報量が少ないから

個人で経営しているため、どうしても情報量が足りずお客様に警戒される部分があります。

SNSや口コミを使って、適度な情報公開を行っていくことがポイントになってくるでしょう。

廃業させない生き残り戦略

戦略

開業後の集客方法として、

「チラシを配れば人は来るだろう。」
「友人に声をかけておいたし当分は予約が入るはず。」

などと安易に考えてはいませんか?

集客できる仕組み作りは、サロンを廃業させないために必要不可欠です。

ここからは、集客の仕組み作りにおけるコツをご紹介していきます。

お客様が予約するまでの流れを理解する

お客様がサロンを予約するまでの流れを理解する際に役立つのが、AISCEAS(アイセアス)の法則です。

AISCEASとは、「インターネット普及後の社会における消費者行動モデル」を意味しています。

消費者のサービスや商品購入までのプロセスを7段階に分けて考えて、その頭文字をとって名付けられました。

行動 頭文字 意味
知る A Attention(注意)
興味を持つ I Interest(興味)
情報収集する S Search(検索)
比較する C Comparison(比較)
購買を検討する E Examination(検討)
購入する A Action(行動)
共有する S Share(共有)

AISCEASでは『検索』『比較』『検討』『共有』がポイントです。

具体的には、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを使って商品情報を詳しく調べたり、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSから購入者の声を聞いたりする行動があります。

また、ネットなどで情報収集、比較・検討を行い、購買後にレビューやSNSなどで他者と共有することが特徴です。

それぞれのステップに対して、自社の課題を特定し施策を打っていくことで、効果的に顧客を獲得してシェアまでつなげることができます。

ただやみくもに施策を打つよりも、より合理的な判断ができるのが、消費者行動モデルを活用するメリットと言えるでしょう。

差別化し価格競争に参加しない

他店との差別化のポイントは、『自分のサロンの特徴・得意分野を分かりやすく伝えること』です。

具体的には以下の3つがあります。

  • 効果に特化する
  • メニューで特化する
  • ターゲットに特化する

1つ目の効果に特化するとは『あなたのサロンで施術を受けると、どのようなことがどのように良くなるのか』という意味です。

例えば、『片頭痛が解消』『足のむくみがすっきり』『肩がグルグル楽に回る』などが挙げられます。

2つ目のメニューで特化することは、ヘッドスパやアロマオイル、フットメニューなどのメニューの中から1つに絞って打ち出すことです。

自分の得意分野であったり、顧客の満足度の高いものを選んでみましょう。

3つ目のターゲットに特化することは、『あなたが来てほしいお客様のイメージ』につながります。

どのようなお困りごとを持った方に来てほしいのかというターゲットをはっきりさせることで、他店との違いが作りやすくなるでしょう。

また、差別化に成功することで単価を上げることができるので、むやみに価格競争に参加しないほうが得策と言えます。

収支/経営計画を立てる

リラクゼーションサロンの売上と利益は、以下の計算式で算出します。

売上 = 平均顧客単価 × 客数
利益 = 売上 – 経費

サロンを開業して売上アップを目指すなら、下記のポイントを押さえて、収益性の高いサロン作りを意識していきましょう。

  • 物販に注力する
  • 固定費を削減する
  • 初期費用を最小限に抑える
  • 料金を過剰に引き下げない
  • フランチャイズを利用する
  • 利率を意識した料金設定を行う

美容業界は競争が激しく、開業時に大きな初期費用をかけることはリスクが伴うため、開業にかかる費用を最小限に抑えて、リスクを最小化することが成功のカギです。

また、競合店との価格競争に巻き込まれてしまうと、経営が破綻してしまう可能性があります。

本当に良いサービスなら料金は下げすぎず、利益を意識した料金設定を心がけていきましょう。

具体的な集客対策の方法

ホームページ

ホームページには2つの目的があります。

① Googleの検索キーワードから検索されて、直接ホームページから予約につなげる目的
② SNSやブログ、チラシからホームページに誘導し、そこからお申し込みや予約につなげる目的

コンセプトが明確でターゲットに共感され、分かりやすいホームページでないと予約まで至ることは難しいでしょう。

また、何のサロンで、スタッフはどのような方たちなのかも一目で分かるようにしておくと良いです。

SNS

X(旧Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSは、低コストで集客できる点が魅力です。

SNSでは即時性のある発信が可能なため、時間ごとのサービスやキャンペーンを展開する際も、すぐにお客様に周知できます。

また、自社のホームページやポータルサイトのURLなどを記載することで、ホームページへのユーザー流入の増加も期待できるでしょう。

しかし、簡単に情報発信できるとはいえ、不適切な投稿をすれば炎上してしまうこともあるため、運用には注意が必要です。

チラシ

インターネットを活用した集客が注目されがちな現在ですが、ポスティングやチラシなどによるアナログな宣伝にも無視できない効果があります。

インターネットを利用した集客と比較して、地域を限定した集中的な宣伝を行えることがメリットです。

もちろんコストはかかりますので、どの地域・範囲にポスティングを行えば高い効果が見込めるのか、費用対効果を分析しながら実施してみましょう。

ポータルサイト

リラクゼーション関連のポータルサイトと言えば、ホットペッパービューティーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ホットペッパービューティーのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】
・費用対効果が高い
・開業時の集客に有効
・予約システムが利用できる
・掲載費用をかけるほど、集客ができる可能性が高くなる

【デメリット】
・掲載費用が負担になる
・サロンの顧客になりにくい
・クーポン利用目的のお客様が多く、リピートしにくい
・ホットペッパービューティーに集客を頼ってしまう危険性がある

リラクゼーションサロンの予約の入り口として圧倒的な力があり、ホットペッパービューティーなしでは集客が困難なのも現実としてあります。

利用する際はホットペッパービューティーの仕組みをよく理解した上で、賢く活用していきましょう。

 

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まとめ

まとめ

この記事では、リラクゼーションサロンの廃業率についてや、失敗しないためのコツについて解説してきました。

廃業率が高く、厳しい美容業界で生き残るためには、経営の知識はもちろん、集客に関する対策も必要です。

今回ご紹介したホットペッパービューティーをうまく活用すれば、集客はもちろん、便利な予約システムによってスムーズなサロン運営が期待できます。

末永くお客様に愛されるサロンになるためにも、まずは安定した集客・経営を目指していきましょう。

 

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