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レンタル(シェア)サロン経営でのメリットとデメリット、開業資金について解説

  • UPDATE:2023.05.02.Tue |
  • ENTRY:2023.03.21.Tue

近年、美容や健康に対する意識の高まりから、エステサロン、ネイル、リラクゼーションサロンなどの需要が増加しています。

このような美容サロンを開業するには、店舗を借りての開業が一般的ではあるものの、最近ではレンタルサロンやシェアサロンと呼ばれる場所で運営をする方も多いです。

店舗経営では、多額の初期投資が必要であり、事業のリスクも大きいため、多くの人がハードルを感じています。

この記事では、レンタルサロンやシェアサロンで開業するメリットとデメリット、準備に必要なことなどについて解説します。

レンタル(シェア)サロンとは?

レンタルサロンとは、サロンを開業するために必要な施設や備品、設備などが用意されている場所を、一時的にレンタルすることができるサービスです。

施術時間に合わせて、1〜2時間など短時間で借りることができ、1時間あたり1,000円程度で借りることができます。

店舗を契約する場合にかかる、保証金や礼金なども抑えられることも魅力的でしょう。

つまり、サロンを開業するために必要な初期投資を大幅に抑えることができ、リスクを最小限に抑えることができるのが最大の特徴です。

レンタルサロン開業のメリット

レンタルサロンを利用するメリットを大きく分けると3点です。

  • 初期投資を抑えることができる
  • リスクを最小限に抑えることができる
  • 自由度が高い

各項目について具体的に説明します。

初期投資を抑えることができる

先述しているように、レンタルサロンでは必要な設備や備品が揃っているため、初期投資を大幅に抑えることができます

また、サロンの内装や備品なども整っているため、自分で内装工事や備品の購入をする手間やコストを省くことができます。

備え付けられていない専用の道具を持ち込むだけで、施術ができる環境を整えることができるのは大きな魅力です。

リスクを最小限に抑えることができる

サロンを開業する場合、自分で物件を借りたり、内装工事を行ったりする必要があります。

しかし、このような場合、資金面で小さくないリスクを抱えることになります。

例えば、物件が思ったように借りられない、高額になってしまった場合、内装工事の費用が予算を超えてしまった場合などです。

特に初めて開業する方は、まだサロン運営の知識が乏しく想定している以上に、経営の辛さを感じることもあるでしょう。

レンタルサロンでは、利用時間によって料金を支払うだけで、様々な面で失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

不特定多数の方に住所を知られない

費用を抑えて開業を検討している方の中には、賃貸マンションや自宅での開業を検討している方も多いでしょう。

そのような場合、自宅の住所を知られるというセキュリティー面でのリスクを伴います。

レンタルサロンの場合は、お客様に住所を知られても問題ありません。また、クーポンサイトを利用する場合においても、安全に住所を公開することが可能です。

立地が良いところを選べる可能性がある

基本的にレンタルサロンのサービスを提供している会社では、良い立地に店舗を構えているケースが多いです。

また、レンタルサロンを一括で検索できるサービスを活用すれば、開業予定エリアにあるレンタルサロンを調べることができます。

なるべくリスクを抑えたい、店舗を構える前にフリーランスのように自分1人で稼げるかチャレンジしてみたいという方には非常におすすめです。

さらに施術だけでなく、練習スペースやセミナーなどでも活用できるため、利用の幅が広いことも特徴のため、美容系の副業を希望している方は効果的に活用できるでしょう。

LMSレンタルサロンでは、全国でレンタルサロンを探すことができるサービスを提供しており、登録料3,000円、1時間あたり1,000円で利用できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

レンタルサロン開業のデメリット

反対に、レンタルサロンならではのデメリットもあります。

  • 借りたい時間に借りられない場合がある
  • 集客がしづらい
  • 自由度が低

それぞれについて解説します。

借りたい時間に借りられない場合がある

レンタルサロンは、空き枠さえあれば自由に借りることができますが、他に利用者が予約をしている場合は借りることはできません

そのため、お客様の要望通りにレンタルできる部屋を用意できない場合は、予約をキャンセルしなければいけないこともあるでしょう。

また、先にレンタルの時間を先に指定しても、その時間通りにお客様の予約を取ることができないケースもありますし、急なキャンセル対応も難しいです。

集客がしづらい

レンタルサロンでの経営を検討している方の多くは、1日フルタイムで借りることを想定している人は少ないでしょう。

そのため、クーポンサイトを利用して集客する場合でも、空き枠が限定されてしまうことが多いです。

レンタルした時間のみしか利用できないとなると、キャンセルされた時の代わりの時間を調整する手間も生じてしまいます。

そのため、ホットペッパービューティーのような集客力の高い媒体を最大限活用することが難しいのです。

自由度が低い

レンタルサロンを利用する場合、資金を抑え大きなリスクを背負う必要がない反面、自由度が低いというデメリットもあります。

施設や設備、備品などはレンタルサロン側が用意しているため、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができないことの方が多いです。

もちろん器具を持ち込むことはできますが、現状復帰が前提となるため強い匂いを発する薬剤などは使用できないこともあります。

そのため、アロママッサージなどは施術が禁止されているところも中にはあるので、契約前に一度確認してみることが大切です。

レンタルサロン開業の手順

レンタルサロンを開業するためには、以下のような手順が必要です。

ビジネスプランの作成

レンタルサロンを開業する前に、事業計画を作成する必要があります。これは事業の目的やビジョン、マーケティング戦略、予算などを明確にするということです。

レンタルサロンの開業はリスクを抑えることはできますが、事前準備をしなければ売上を伸ばすことは難しいでしょう。

そのため、集客の方法やメニュー、顧客単価などを設定した上で、どのくらいの利益を出せるのかを決めておくことが大切です。

レンタルサロンの選定

レンタルサロンを選ぶ際には、価格や立地条件、設備や備品の充実度、営業時間などを比較検討することが大切です。

立地はなるべく自分が求めるターゲット層が多いエリアを選ぶことが重要ですし、借りることができる時間なども決められていることが多いでしょう。

用意されている設備によっては、自分で持ち込むものが多くなってしまうこともありますし、事前に情報を集めることが大切です。

必要なものを準備

レンタルサロンでは、必須となる設備は基本的に揃ってはいるものの、業種に応じて専門的な道具などは自分で用意しなければいけません

場合によっては、施術用のベッドなども自分で用意しなければいけないことがあるので、折りたたみのものを用意しておく必要などもあります。

レンタルサロンのホームページで、設備が公開されているので、事前に確認することが大切です。

他にも顧客満足を上げるために、自前の湯沸かし機や使い捨てのスリッパなど、おもてなしグッズなども用意すると良いでしょう。

開業届/青色申告の申請

短時間のレンタルサロンでの経営だとしても、美容サロンを運営するならば開業届を提出する必要があります。

ヘアサロンや鍼灸などの国家資格が必要となる場合は、保健所にも申請が必要です。

レンタルサロンの場合は、設備が限られているためほとんどの方は、国家資格が必要ではないエステやリラクゼーションなどの業態だと思います。

個人事業主として活動していく上では、税金面で青色申告をしておくと良いでしょう。

集客の準備

レンタルサロンを開業したら、集客の準備も大切です。ホームページの作成やSNS、チラシ、ポスターなどを活用して集客に努めましょう。

弊社では、美容集客に強いチラシやホームページの作成サービス、ホットペッパービューティーの広告運用サポートに強みがありますので、ご興味ある方は是非ご相談ください。

 

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レンタルサロン開業の成功のための5つのポイント

レンタルサロンを開業するためには、下記のようなポイントに注意する必要があります。

適切な場所を選ぶ

レンタルサロンを選ぶ際には、立地条件を重視しましょう。人通りの多い場所や、交通アクセスが良い場所を選ぶことで集客がしやすくなります

特に電車移動が中心の都内などは、駅に近くないと集客は厳しいです。反対に郊外の場合は、都会ほど駅近である重要性は低いですが、駐車場などの有無も確認しましょう。

また、出店予定エリアに競合が多いか、価格設定はどのくらいかなども事前に確認することが大切です。

特に複数の部屋を貸している大型のレンタルサロンでは、その場所自体に競合が多いケースがあります。比較されやすいこともありますので、情報収集が大切です。

設備や備品の充実度を確認する

レンタルサロンを利用する場合、設備や備品の充実度に注意しましょう。

必要な備品や設備が揃っていない場合、自分で用意する必要があるため、費用がかかることになります。
レンタル料金が安くても、設備が十分でない場合、余計な出費がかかるだけでなく準備の時間も長くなってしまいます。

設備の充実度とレンタル料金のバランスを見極めましょう。

マーケティング戦略を練る

レンタルサロンを開業したら、マーケティング戦略を練ることが大切です。ホットペッパービューティーなどの集客サイトやSNS、チラシ、ポスターなどを活用して集客に努めましょう。

また、価格設定や人気のメニューなどの設定も重要な項目です。

エリアの競合調査から、周辺エリアで人気のメニューの調査は初めて経営される方にとっては難しいかもしれません。

弊社では、これまで2,000店舗の美容サロンの経営サポートを行ってきた経験だけでなく、担当エリアの詳細なデータを蓄積しています。

もし、集客に有効なエリアや集客ノウハウを知りたいという方は、お気軽にご相談ください。

高品質なサービスを提供する

レンタルサロンでの開業に限らず、サロン運営で成功するには高品質なサービスを提供することが重要です。

特に、レンタルサロンのように個人で経営されている場合、大手のサロンに勝てる部分は限られています。

また、美容サロンは新規集客よりも、いかにリピート率を上げることができるかが利益を伸ばす大きなポイントです。

固定のお客様を獲得するためには、サービスの質を上げることが大前提と言えるでしょう。

まとめ

レンタルサロンでの開業は、低コストでリスクを負わずにサロンを開業できるため、独立を検討している方に魅力的でしょう。

一方でデメリットもあるため、事前にしっかりとリサーチを行い、自分に合ったレンタルサロンを選ぶことが重要です。

また、開業に必要な準備やポイントについても把握しておくことで、よりスムーズな開業が可能となります。
どのように集客をしていくのか、周りの店舗はどのように運営しているのかなどの調査も欠かせません。

弊社では、助成金や融資サポート、ホットペッパービューティーを活用した集客アドバイスなどを行っておりますので、開業にご不安を抱えている方はお気軽にご相談ください。

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