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集客ノウハウ

サロン経営を成功させるために必要な知識・対策【2024年最新】

  • UPDATE:2024.03.18.Mon |
  • ENTRY:2021.01.29.Fri

「美容サロンを開業してからの経営に不安がある…。」「サロンを開業したいけど、どのように経営していけばいいの?」といった方に、経営をする上で覚えておいてほしいことを解説していきます。

・ネイルサロン
・エステサロン
・まつ毛サロン
・リラクゼーションサロン
・自宅/個人サロン

など、それぞれのサロン形態についても解説していきます。

自宅サロンなどの小規模サロンはもちろん、大規模で運営をする際には、さらに様々な問題に直面することになるでしょう。

問題を解決するためには、事前に経営に関しての知識、注意する点をしっかりと頭に入れておくことでスムーズに対応することができます。

美容サロン経営について疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

美容サロンの必要なもの

美容サロンって資格は必要?

サロンを経営のために必要な資格は、業種によって異なります。

・エステサロン(まつ毛サロン)
・ネイルサロン
・リラクゼーションサロン

のそれぞれに分けて簡単に紹介します。

【エステサロン(まつげサロン)】

エステサロンを経営するために特定の資格を取得する必要はありません。

「エステティシャン」とよく言われますが、国家資格ではないため、誰でもエステサロンを経営することができます。ただ、注意しないといけないのは、まつげエクステやまつげパーマなどのアイサロンです。

首から上の施術は美容師免許が必要になるため、美容師の方が独立して、まつげサロンを経営される方が多いですね。

経営をしていく上で、エステに関する民間の資格を取得したい方は、以下のようなものがありますので参考にしてください。

・AJESTHE認定エステティシャン(一般社団法人日本エステティック協会)

基礎資格・上位資格・最上位資格の3段階の難易度に分けられています。資格取得のためには、1年以上の実務経験があるか、最低300時間以上のカリキュラムの受講、どちらか一方を満たす必要があります。

美容業界でも信用のある資格ですので、エステティシャンを目指す学生はもちろん、一般の人など、初心者に向いている資格です。

・AEA認定エステティシャン(一般社団法人エステティック業協会)
筆記・実技試験、一定時間以上のカリキュラムの受講、実務経験によって資格取得ができます。

上記のAJESTHE認定エステティシャンと比較しても、受験資格・技術レベルに大きな違いはありません。ただ、認定校が少ないため、利用しやすい学校がある場合に検討してみると良いでしょう。

※参考
AJESTHE認定エステティシャン(一般社団法人日本エステティック協会)

AEA認定エステティシャン(一般社団法人エステティック業協会)

【ネイルサロン】

ネイルサロンの経営に関しても特に資格は必要ありません。

エステティシャンと同様に、ネイリストのための民間の資格がありますので、お客さんからの信頼度を高める意味でも取得しておくと良いでしょう。

・ネイリスト技能検定試験
・JNAジェルネイル検定試験 (初級・中級・上級)
・JNAネイルサロン衛生管理士 (1級・2級・3級)

それぞれ中級・2級レベルの資格を取得している方が多いです。これから検定を受けようかと思っている方は、それらの資格を目指しましょう。

【リラクゼーションサロン】

リラクゼーションサロンも必要な資格はありません。

ただ、美容業界でマッサージという言葉は、治療目的(柔道整復師やあん摩鍼灸師)でしか使用することはできません。

足つぼマッサージ→リラクゼーションサロン/リフレクソロジー
マッサージ全般→リラクゼーション/ボディケア

という名称を使用してメニューを作成しなければいけませんので、注意しておきましょう。

ちなみに、ホットペッパービューティーなどの集客媒体に掲載する場合、整体以外のアロマ系や足つぼマッサージなどは、リラクゼーションサロンにまとめて表記されることが多いです。

サロン経営は技術力が高くないとダメなの?【リピート客を作るため】

技術力は最低限必要ですが集客に必ずしも必要だとは限りません。

ただ、せっかく来店してくださったお客さんの期待に応えることで、リピートしてくれる可能性が高まります。

サロン経営を成功させるためには新規集客はもちろん、リピート率を高めることが重要です。

経営力を高めるためには?

経営力を高めるために意識しなければいけない3つのポイントがあります。

・経営スキル(収益)
・集客スキル(広告)
・採用スキル(教育)

どれくれいの利益を出すことで、経営を続けていけるのか?そのために、どのくらいの客単価を設定し、必要な客数はどれくらいなのかを把握する経営スキルが必要です。

収益を増加させるためには新規集客だけでなく、リピートしてくれるお客さんを増やさなければいけません。集客をたくさんできても、スタッフの人数が足りなかったり、スキル不足だと、お客さんを満足させる施術はできないでしょう。

ある程度店舗が大きくなると、自分一人ではすべての業務をこなすことが難しくなります。店舗経営の場合、一人採用するのもコストがかかります。どんな人材が、サロンのために必要なのか?を考えることもオーナーの重要な役割です。

どれか1つでも欠けると、経営を長続きさせることは難しくなりますので、しっかりと覚えておきましょう。

サロン経営に必要な資金はいくら?【サロン別で紹介!】

サロン経営を始めようかと検討している方が一番気になるのは資金面でしょう。

内装工事・設備・備品・運転資金について、それぞれのサロン経営に必要に金額はどれくらいなのでしょうか?

・エステサロン (リラクゼーションサロン系)
・ネイルサロン
・まつ毛サロン

を例に紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

エステサロン開業に必要な資金相場

項目 金額
物件取得費 100~150万円
家具・内装費 10~20万円
エステ関連機材費用 50~100万円
宣伝広告費用 1~30万円
運転資金 50~100万円

エステサロンは、初期費用は200万円程度、運転資金で50〜100万円程度が相場です。

上の表は、あくまで相場で個人店舗や貸店舗でも大きく変わりますので、あくまで参考程度にしてください。

エステサロンは、リラクゼーションサロン、痩身、脱毛、ホワイトニングなどに分けることができます。

エステサロンは、個人・店舗型に限らず、機材資金が最もかかることになるでしょう。他の美容サロンと比較すると、一台の機材が高額になる傾向があります。

さらにトレンドの移り変わりが激しく、流行が変化するのに合わせて複数の最新の機材を取り入れると、コストがかかりすぎ、資金繰りに苦労しかねません。

開業前に、一度導入したい機材でいくらかかるのかの見積もりを出しておくと良いでしょう。

ネイルサロン開業に必要な資金相場

項目 金額
物件取得費用 100~150万円
家具・内装費用 10~30万円
ネイル商材関連費用 10~20万円
宣伝広告費用 1~30万円
運転資金 30~50万円

ネイルサロンを店舗で開業する場合、目安の費用は上の表のようになります。

エステサロンよりも機材の費用は高額ではないので、内装にこだわりすぎなければ150万円程度で開業することが可能です。

自宅で開業される場合は、家賃や契約料金もかからないので、10~30万円程度の資金が用意できれば大丈夫でしょう。

まつエクサロン開業に必要な資金相場

項目 金額
物件取得費用 100~150万円
家具・内装費用 10~30万円
まつげ商材関連費用 10~30万円
宣伝広告費用 1~30万円
運転資金 30~50万円

まつエクサロンの開業費用は、ネイルサロンとほぼ同じです。

施術に必要なスペースも少なくて済みますし、商材の費用もそこまでかからないので、美容師免許を取得している方が独立されるケースが多いですね。

サロン経営の個人・法人の違い

美容サロンを初めて開業する方は、自宅や賃貸マンションで個人サロンか、それとも店舗を借りて開業するのかの2つの方法が考えられます。

それぞれ、メリット・デメリットがありますので確認しておきましょう。

個人事業主の特徴

まず最初に個人事業主のメリット・デメリットは以下の2つ。

【個人サロンのメリット】

・初期費用を安価に抑えられる(リスクが少ない)
・好きなタイミングで働ける

実は、美容業界全体の個人サロンの割合は7割です。また、自宅/賃貸マンションで開業される方が多い理由としては、やはり初期費用と運転費用が店舗経営よりも安価に済むことが挙げられます。

特に初めて開業される方は、失敗するリスクを避けながら夢の開業に近づけることは最大の利点でしょう。

また、個人サロンだと休みの日や施術の時間を自由に設定することができます。自宅サロンの方は、週末に副業目的で開業されるケースが多いです。

【個人サロンのデメリット】

・すべての業務を行わなければいけない
・自宅/賃貸マンションの場合、集客が難しい

サロン業務は、施術の他に集客・電話対応、掃除など業務量が多いです。個人サロンだと、そのすべてを自分で行う必要があります。

施術中に電話対応ができないことで失客してしまわないように、ネット予約が可能な媒体の導入も検討してみましょう。

さらに、自宅や賃貸マンションだと、駅や大通りから離れていることが多いので、集客が難しくなります。ふらっと立ち寄ってもらうことは、ほとんどありえません。

法人の特徴

個人サロンで個人事業主になり、売上が順調だと、「法人化したい」という願望が日に日に強くなってくるかと思います。

個人事業主よりも経営が複雑化するのが心配…。法人にしてから失敗しないかな?と不安に思っている方も多いと思いますので、法人化の良い点と悪い点を抑えておきましょう。

【法人化のメリット】

・信用度が高まる
・節税効果が期待できる

法人化することで社会的な信用度が高まります。社会的信用度が高くなることで、融資が通りやすくなりますし、オーナーだけでなく家族も社会保険に加入することが可能になります。

また、法人税・法人住民税・法人所得税を支払わなければいけません。しかし、事業所得が500万円以上の場合だと個人事業主よりも支払う税金の額が少なくなります。

個人事業主としての売上金額が500万円を超える場合は、法人化を検討しても良いかもしれません。

【法人化のデメリット】

・開業コストがかかる
・手続きが複雑

個人事業主は開業届の提出にかかる費用は無料ですし、簡単に申請が可能です。しかし、法人化するためには登記費用が25万円ほどかかります。

さらに、個人事業主(青色申告)に比べると、法人化するまでの手続きは複雑です。もし、経営が立ち行かなくなり、閉店することになった場合の手続きも必要になります。

個人・法人のメリット・デメリットの対比表

メリット デメリット
個人
  • 初期費用が抑えられる
  • 自由に働ける
  • 業務量が多くなる
  • 自宅/賃貸だと集客が難しい
法人
  • 信頼度が高まる
  • 500万円以上の売上がある場合に、節税効果が期待できる
  • 開業コストがかかる
  • 手続きが複雑

個人と法人のメリット・デメリットについて、わかりやすいように最後にまとめてました。

ある程度、美容サロンの経営経験がある方は最初から法人を選ぶ方もいらっしゃいますが、ハイリスクハイリターンということを覚えておきましょう。

サロン経営をさせるための戦略

開業するために必要な資格・資金を確認した後にやるべきことは、具体的な開業計画です。

経営戦略を立てておかなければ、開業後にうまく経営するのは無理です。事前に入念な準備をすることが、経営を成功させるための重要な一歩です。

どのように収益を増加させるのか。その答えは次の3つの戦略。

・出店エリア/ターゲットを決める。
・売上数値/期限を決める。
・ターゲットに合った広告を打つ。

それでは、3項目について簡単に紹介していきます。

立地からターゲットを決める

開業をする場所は、集客にも結びつく非常に重要なポイントです。

賃貸マンションでの開業や、どこか店舗を借りる場合は、自分のサロンに来店してほしいターゲットを明確にイメージしてから場所を決めましょう。

自宅サロンの方は必然的に開業場所は決定していまいますが、周辺エリアのリサーチは重要です。

あなたのサロンのターゲットはどんな人でしょう?

・30~40代の資金的にも余裕のある世代
・20~30代の働く、時間的に余裕がない世代
・10~20代の高校生や大学生

来てほしいお客さんのイメージはざっくりと決めるよりも、1人の方をイメージすると、あなたのサロンのコンセプトが明確にイメージできるはずです。

それでは、次はそのお客さんは、どんな場所に集まりそうでしょうか。

・資金的にも余裕のある大人女性なら、(高級)住宅街
・忙しく働く女性ならオフィス街
・高校/大学生なら学校周辺

30~40代でも、子育てをしながら働く女性もいれば、独身でおしゃれが大好きな女性もいますよね?

子育てする女性は、「子どもと一緒にサロンにいけたらいいな…。」
忙しく働く世代は、「仕事場から近いオフィス街で、仕事終わりにパパっと施術を受けたい。」

など、それぞれの要望が違うはずです。

なるべく詳細にターゲットをイメージしてみることで、自然と出店すべきエリア、メニュー、サロンのコンセプト全体を決めることができます。

売上数値・期限を決める

・開業してからいくら稼げたいのか?売上から経費を抜いた利益はどのくらいなのか?
・目標の利益を達成するには、どのくらいの客単価で、何人くらいに来てもらわなければいけないの?

というように黒字を出すために具体的に考える必要があります。

ただ開業当初は、黒字経営は難しいはずです。そのため、3か月目後を目途に、目標売上金額を決めておきましょう。

個人サロン経営は、良くも悪くものんびりとしがちです。目標を設定することで、経営のモチベーションを保つことができます。

ターゲットに合った広告宣伝の方法

ターゲットを決め、売上目標を設定し、どのくらい集客をすればいいのかまで考えられたら、次はどのように集客するかを具体的に考えてみましょう。

チラシ配布がイメージしやすいですが、最近では以下のような集客方法が主流となっています。

・ホットペッパービューティーなどの美容集客媒体
・インスタグラムやtwitterのようなSNSを活用
・ホームページの作成

予算や集客効率を考えて、どの媒体を利用するか検討しましょう。

【ホットペッパービューティーを使った集客方法】

美容集客媒体の中で、ホットペッパービューティーは圧倒的な会員数を誇っています。

ホットペッパービューティーに掲載することで、新規集客が楽になるだけでなく、24時間ネット予約が可能になる「サロンボード」を利用することが可能です。

店舗だけでなく個人サロンも、予約システムを導入できるため、施術中でも予約を取りこぼすことはありません。

掲載にかかる費用は公表されていませんが、代理店に直接問い合わせることで、確認することができます。開業前サポートもあるため、開業を検討している段階でも相談してみてはいかがでしょうか?

参考:ホットペッパービューティー広告掲載相談窓口へ!

【SNSを使った集客方法】

最近では、インスタグラムやTwitterを集客に利用されることも多くなっています。

特に美容サロンはインスタグラムとの相性もよく、うまく運用できている方は、インスタグラムだけで集客しているサロンもあります。

集客媒体と違って、基本的に無料で利用できるため、店舗だけでなく個人サロンの方からも多く利用されています。

【ブログ・ホームページ制作】

ホームページを制作をすることによって、店舗の信頼感も高まります。

またインスタグラムとの相性もよく、概要欄にホームページのリンクを貼っておくことで、自社で予約獲得が可能です。

また、お客様の悩みや、施術後のアフターケア、あなたのサロンの魅力をブログ記事で発信することで、GoogleやYahoo!からの検索流入が見込めます。

ホームページを作成する初期費用と運用の手間がかかりますが、しっかりと運用していれば、必要最低限の投稿のみで集客が可能です。

サロン経営を成功させたいと考えている方へ

この記事では、サロン経営に必要な資格・資金、開業してからの集客方法を簡単に紹介しました。開業を成功するためには、事前調査・準備が必要不可欠です。

・収益
・集客
・採用

この3つは、サロン経営の3つの柱になります。個人サロンでも、店舗経営でも、わからないことがたくさんあり、疑問や不安になりますよね?

集客媒体を使った新規獲得対策、サロンの収益を増加させるための施策、周辺エリアのデータ分析など、トータルコンサルティングを希望している方は、ぜひご相談ください。

 

ホットペッパービューティー 掲載料金のご確認はこちら

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