CINグループでは、1,000店舗を超える美容サロンの経営のサポートに携わっており、ロゴの作成を担当する部署も併設しております。
開業準備で名前が決まった後、看板やロゴの作成に取り掛かろうと思っているオーナー様に向けて、この記事では
- サロンのロゴに関する基礎知識
- ロゴを作成するときのポイント
- デザインでのポイントとロゴ作成の料金相場
などについて解説していますので、ぜひ参考にいただければと思います。
目次
サロンのロゴに関する基礎知識
ロゴの種類
ロゴの種類としては、大きく3種類に分けることができます。
- シンボルマークと文字を組み合わせたロゴ
- シンボルマークのみのロゴ
- 文字のみのロゴ
一般的なロゴは、やはりシンボルマークと文字を組み合わせたものでしょうか。こちらのサイト(サロンナレッジ)でも、シンボルマークと文字を組み合わせたロゴを使用しています。
マークでサイト全体の第一印象を表し、文字部分ではサイト名をアピールしています。
利用者がぱっと見たときにイメージしやすいので、基本的にはロゴと文字を組み合わせたデザインを作成することをおすすめします。
ロゴの役割
ロゴの役割としては、お客様が目にした瞬間にどんなお店なのか(業態・雰囲気)をイメージしやすくすることが挙げられます。
SNSのアイコンに利用する場合は、可能であれば店名を入れたほうが良いですが、プロフィール画面でわかりやすく店名が記載されているのでそこまで問題はありません。
看板、サイト、パンフレットに掲載する場合は、ロゴと店名がはっきりと分かるものを使用した方が良いです。
ロゴと店名のデザインは、一度決めたら閉店まで変えることはないかと思いますので、じっくりと考えましょう。実際にロゴを使い始める前に、周りの人の評判も聞いてもいいかもしれません。
自分が良いと思ったデザインでも他の人にとっては、そうではないかもしれません。
また、様々な場面で使用することを想定して、同じロゴでもいくつかのパターンで使用できるように複数種類のデザインを用意しておいた方が良いです。
ロゴのイメージを考えるときに押さえておくポイント
サロンのイメージを的確に表している
ロゴを作成するときに一番大切なことは、ロゴを見たときのイメージがサロンのコンセプトと一致していることです。
webサイト、看板、チラシのロゴは真っ先に人に見られる部分であるため、ぱっと見たときにイメージされやすいロゴを作成するようにしましょう。
例えば、カジュアルで誰にでも親やすいことがコンセプトなのに、高級感があるロゴだとお客様が困惑してしまいます。
お客様がパッと見たときに「こういうお店なのかな?」とイメージできることが重要です。
流行に左右されていない
美容業界は非常にトレンドに左右されやすいことが特徴なのですが、ロゴはあまりトレンドを意識しすぎない方が良いです。
長期的な経営を目指すなら、トレンドに左右されていない方が、流行が終わってしまった時でも違和感がありません。
ロゴは広告だったりスタッフの名刺でも使われるため、目にされる機会がとても多いので長期に渡って愛されるロゴを作りましょう。
誰が見ても良いと思うロゴにする
サロンコンセプトを反映したロゴは、サロンの顔とも呼ばれる存在です。
お客様だけでなくスタッフなど、誰が見ても素敵だなと思われるロゴを作成することを意識しましょう。
ロゴを使用する機会が多い分、無意識に目に入ってしまうものでブランディング効果に大きな影響を与えます。
お客様にとっては「ずっと通い続けたいサロン」であり続け、スタッフにとっては「ずっと働き続けたいサロン」というように魅力あるサロン運営を続けていく要素です。
サロンのターゲット層に合わせたロゴにする
サロンコンセプトを考えるときに、ターゲットを決めるのが重要であるように、ロゴもターゲット層を意識して作成しましょう。
ターゲットを定めるときには、性別、年齢、単価、さらに詳細に設定するときには、お客様の趣味、嗜好、性格なども考慮しているはずです。
そのターゲットに好まれる色やデザインを取り入れれば、お客様に響くロゴに仕上がることでしょう。
関連記事:【サロン向け】ホームページ制作は必要?おしゃれなサイトを作るためには?
ロゴのデザイン面で押さえておくべきポイント
サロンのイメージカラーを取り入れる
ロゴにはサロンのイメージカラーを取り入れましょう。サロンのイメージやコンセプトをダイレクトに表現するのが色です。
サロンのイメージカラーは店内デザインやホームページでも使用していると思います。
ロゴにイメージカラーと全く違う色を使用してしまうと、お客様も違和感を覚えるはずです。
もし、開業前でサロンのイメージカラーが定まっていないのなら、色が与える効果や影響もおさえておきましょう。
レッド系統(赤、ピンク)
赤やピンクなどのレッド系統の色は、情熱、女性らしさ、セクシーさを与える色のため、多くのサロンがイメージカラーとして採用しています。
美しさ、綺麗さを求めるお客様をターゲットにしているサロンに合う色ですね。
オレンジ系統
オレンジや、橙、茶色などのオレンジ系統の色は、陽気、気さく、エネルギーさを感じさせ、温かみや安心感を与える色です。
お客様とのコミュニケーションや関係性を重視するサロンなどに合った色だと言えるでしょう。
イエロー系統
イエロー系統の色は元気で軽快なイメージを与える色です。イエロー系統の中でもゴールドは高級感のあるイメージを与えるため、格式高いサロンに使われることが多いです。
シンプルかつ特徴的で覚えやすいロゴにする
ロゴを作るときに、かっこ良さやおしゃれさを追求して複雑なデザインにしたいと思うかもしれません。
有名な企業のロゴを思い浮かべてみると、特徴的ではあるもののシンプルで覚えやすいロゴです。
あまりに複雑なデザインだと、お客様が覚えられず印象に残らず、認知されない要因となってしまいます。
どのサイト・チラシでも再現できる色・デザインにする
ホームページで、集客サイト、チラシなど、どの媒体でも綺麗に映るものを作ることを意識しましょう。
シンボルマークだけなのか、文字も入れるのかでもお客様に与えるイメージは異なります。
どの媒体でも、サロンのイメージを的確に表現できるようなデザインにすることが重要です。
アイコンに設定する時に小さくても目立つロゴにする
ホームページやサロンのアカウント用でも使うときには、ロゴが小さくても目立つデザインにしましょう。
特に複雑なデザインだったり、文字が多いロゴだと表示が小さくなってしまう可能性があります。
サロンのロゴ作成時のコンセプトを紹介
お店の名前の花をモチーフにしたい
店舗名が花の名前からとっているのならば、その花をモチーフにしたデザインにしてみるのも良いでしょう。
バラのシルエットなら、女性の美しさや華麗さなどもうまく表現できるはずでしょう。
心の拠り所にしたい
お客様の心の拠り所になりたいサロンは、落ち着きのある色やシンプルで安心感のあるデザインにしましょう。
オレンジや茶色は、安心感を与える温かみのある色です。
業種がパッとわかるロゴにしたい
一番目にされるロゴなので、業種がわかるロゴにする方法もあります。
例えば、フェイシャル系のエステサロンなら女性の輪郭をうまく表現したり、ヨガのサロンならば有名なヨガのポーズをモチーフにするのも効果的でしょう。
サロンのロゴ作成を依頼する場合の料金相場
フリーランスに依頼する場合
ロゴ作成はデザイン制作会社でなくても、フリーランスの方も請け負っていることが多いです。
フリーランスの方に依頼した場合の相場は、基本的には制作会社に依頼するよりも安く済むことが多く、2~3万円ほどが一般的です。しかし、フリーランスの方でも実績があり、名前が売れている方は5万円以上することもあります。
なるべく安くロゴを作成したい場合は、フリーランスの方に依頼することになるかもしれません。その時には、作成者のポートフォリオを確認して、あなたのサロンのコンセプトに合うロゴを作成できそうかどうかを見極める必要があります。
制作会社に依頼する場合
ロゴの制作会社に依頼した場合の相場は、5~20万円で請け負っているところが多いです。
有名な企業のロゴ作成をするような実績がある会社に依頼する場合、100万円以上必要になることも決して珍しくありません。
プロである分、フリーランスと比べると依頼料金が高くなってしまいます。しかし、サロンのコンセプトに合わせたロゴを複数案作成してくれたり、看板用のロゴ、サイト用のロゴなど様々な形式のロゴに対応可能です。
高額な契約になりますので、複数の会社で見積を出してもらい、しっかりと自分のサロンのコンセプトを反映してくれるデザイン会社を選びましょう。
関連記事:ロゴのデザインの平均費用と料金相場
まとめ
この記事では、サロンのロゴを作るときのポイントや気をつけることについて紹介しました。
ロゴはサロンのコンセプトをダイレクトに反映し、使用される機会も多いのでデザインも慎重に検討しましょう。
まだ具体的なイメージがつかない場合は、競合店舗はどのようなロゴを使っているのかを調査し、そのロゴが与えるサロンイメージを考えてみると良いです。
CINグループでは、1,000店舗を超える美容サロンの広告運用、経営サポートをしております。
開業前でサロン経営に不安がある方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
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