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レンタルサロンの月額の相場はいくらくらい?開業を失敗しないための方法についても解説

  • UPDATE:2024.10.28.Mon |
  • ENTRY:2023.11.09.Thu

これから美容業界で独立を検討されている方の中には、レンタルサロンの活用を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

レンタルサロンをうまく活用することができれば、開業資金だけでなく運転コストの削減をしながら独立が可能です。

この記事では、レンタルサロンの月額の相場や、開業後の集客方法などについても解説します。

CIN GROUPではこれまで2,000店舗以上の美容サロンの集客/経営サポートを行ってきた実績があるので、ぜひ参考にしてください。

レンタルサロンの月額の相場はいくら?

相場

レンタルサロンは、利用者が多い東京や大阪に多く集まっています。

  • 時間貸し:1時間あたり/1,000円〜
  • 日貸し:1日あたり/1万円〜
  • 月貸し:1ヶ月あたり/10万円〜

上記のようにレンタルサロンによって時間貸しをメインにしているところもあれば、1ヶ月単位で利用することも可能です。

月額での利用の場合は、東京の主要エリアだと10万円前後、駅から離れていたり郊外の場合は5〜8万円程度で借りられるでしょう。

また、レンタルサロンと同じような言葉で、シェアサロンと呼ばれるサービスがあります。

両方とも施術場所を借りるという点では似ているサービスですが、レンタルサロンは時間貸し、シェアサロンは1ヶ月以上の契約で出されていることも多いです。

月極での契約を希望される場合は、シェアサロンの利用を検討してみても良いでしょう。

レンタルサロンでの開業資金の目安

開業資金

業種にもよりますが美容サロンを店舗で営業する場合は、下記のようなものを合計すると最低でも300万円は必要だと言われています。

  • テナント:前家賃/保証金/手数料
  • 内装/機械導入費用
  • 消耗品購入費
  • インフラ設備費

レンタルサロンの場合は、施術台やベッド、細かな消耗品なども用意されていることもあり、必要最低限の道具を用意するだけ開業することが可能です。

そのため、施術道具と契約料金、宣伝広告費などを考慮しても、30万円ほどあれば開業できるでしょう。

そもそもレンタルサロンの経営は儲かるのか?

疑問

レンタルサロンを利用することは、大きなリスクを背負わずに開業できることが魅力ですが、どのくらい稼げるのか気になる方も多いでしょう。

東京の主要エリアにおいて、10万円のレンタルサロンを契約すると考えた場合…。

  • 固定費:10万円(家賃)
  • 商材費:5〜10万円 ※業種により変動
  • 宣伝広告費:5〜10万円
  • その他/予備費:5万円

レンタルサロンの場合は基本的に個人での営業ですので、人件費は考慮しないとし、水道光熱費は利用料金に含まれているとします。

この場合、毎月の経費は20〜30万円となりますので、この額以上に稼ぐことができれば、十分に儲けることは可能です。

営業時間や定休日の数によって可能な施術枠は変動しますが、おおよそ6〜7割が埋まるのが平均と言われています。

営業時間が10時間、基本のメニューが1時間で組む場合は、6〜7名を施術するというイメージです。

【集客人数】 週5日営業 → 30〜35名/週、120〜140名/月
【売上額】単価5,000円 → 15〜17.5万円/週、60〜70万円/月
【利益】売上額 – 経費 = 30〜40万円

ざっと計算してみると、30〜40万円の利益となるため、レンタルサロンの経営でもスタッフ時代よりは十分に稼げる可能性があると言えるでしょう。

集客人数や単価によっては、上の計算よりも稼げるケースもあるので、一度開業前に予想しておくことが大切です。

レンタルサロンで独立する魅力ポイントは?

ポイント

ここでは、独立する際にレンタルサロンを利用する魅力ポイントについて解説します。

初期費用がほぼかからない

これまで説明してきたように、レンタルサロンは初期費用を大幅に抑えることができる点が魅力です。

さらには、水道光熱費やインターネットの通信費も利用料金に含まれていることも多いので、運転費用(ランニングコスト)の削減にもなります。

個人で店舗を借りる際には、物件の契約で数百万円、内装工事でも同程度かかることも珍しくはないため、リスクを抱えずに独立することができるでしょう。

エリアを自由に選ぶことができる

レンタルサロンは、東京や大阪を中心として、必ずと言って良いほど主要駅周辺にはあります

最近では、埼玉/千葉/神奈川/兵庫などの郊外でもレンタルサロンは増えているので、自分の働きたいエリアを自由に選択することが可能です。

一度店舗を構えるとなかなか移転しづらいですが、レンタルサロンの場合は、臨機応変に働く場所を変更できることも魅力ポイントと言えるでしょう。

設備や備品を準備しなくても良い

レンタルサロンにもよりますが、最低限の設備や備品は揃っているため、足りない分を自分で用意するだけで大丈夫です。

ネイリスト向けの施術台、エステサロンやリラクゼーション向けのベッド付きなど、部屋によって備え付けられているものが異なるため事前に確認しておきましょう。

住所を公表することができる

美容業界の特徴として、自宅で開業する方もいらっしゃいますが、不特定多数の方に住所を公表してしまうのは安全上大きな問題となります。

また、フリーランスの場合は住所がないため、クーポンサイトに登録できず、集客対策に苦戦するというケースも珍しくありません。

しかし、レンタルサロンの場合は、住所を利用することができますし、一定期間借りる場合にはクーポンサイトを利用した集客も行うことができるのです。

自由な働き方を実現できる

レンタルサロンに限りませんが、独立をした後には、営業時間や定休日に左右されずに好きなように働くことができます

営業時間を短くすることもできますし、稼ぐために長く働くこともできるのです。

がっつりと働きたい時には月額契約で一定期間働いた後に休業するという選択肢もあります。

スタッフ時代よりはるかに自由な働き方を実現できるため、スキルや経験がある方は調整してみる価値は大きいでしょう。

経営に失敗しないための集客方法

集客方法

レンタルサロンの魅力ポイントだけを抑えるのではなく、失敗しないためのポイントも覚えておく必要があります。

戦略的に集客対策を行う

レンタルサロンの特徴として、路面店のような目立ちやすい場所ではなく、ビルの一室にある場合がほとんどです。

そのため、サロンの存在を認知してもらうための集客対策が経営を成功させるための大きな鍵となります。

  • ホットペッパービューティーのようなクーポンサイト
  • インスタグラムやTiktokなどのSNS
  • チラシや情報誌への掲載
  • ホームページ
  • Google Map(MEO)対策

最近ではネット予約が一般的ですので、予約システムの導入は必須と言えるでしょう。

ホットペッパービューティーは、レンタルサロンの経営でも利用できますし、契約途中に違う他のレンタルサロンに移籍した場合でも住所変更が可能です。

SNS集客も最近では広がりつつありますが、フォロワー数にも大きく左右されやすいので、集客力が大きいクーポンサイトと併用しながら集客動線を増やすと良いでしょう。

下記記事では、個人サロンの集客対策の方法についても解説しているので、併せてご覧ください。

内装/設備/契約内容をよく確認する

特に月額のように、ある程度長期間で契約する場合には、内見をして雰囲気や内装を確認しておくことが大切です。

内装はお客様に与える印象も変わりますし、清潔に保たれているかも重要なポイントとなります。

業種によっては、必要となる設備も異なりますし、機材の持ち込みなどが制限されていないか、利用時の注意事項も確認しておきましょう。

中には、アロマのような匂いが強いものが使用できない場所もあるため、アロママッサージができないようなところもあります。

事前に施術内容や利用予定の器具や道具を伝えて、問題ないかを確認しておくことも重要です。

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